山口県周防大島町に帰省し、行方不明になっていた2歳の理稀ちゃんの安否は、
お盆の間、とても心配しました。
あんなにたくさんの人が探しても、警察犬も出動してもわからないものなの?
なのに、ボランティアのおじさんが20分探してるうちに見つかるなんて・・・
2歳児というものは、引き返すというすべは無いのか・・・。
どこかの民家にでも入ってみて、泣くという事は思いつかないものなのか・・・。
真っ暗な怖い山の中で、蚊もプンプンくる中で何夜も過ごしたなんて、すごく強い
「おじさん、ぼくここだよ」って、またまた冷静な言葉。
だたものでは、ありませんね。
できることなら、どのような状況で過ごしていたか?本人に聞きたいものです。
怪我ひとつなく、奇跡です。 良かった~
そんなニュースを聞いていた母は・・・
そーいえば、あんた(私)も1歳9か月の時に行方不明になったわ。
え? そーなん?覚えてない。
ちょうど転勤で引っ越ししてすぐの時で、まだ周辺に慣れてない時だったらしい。
親戚のお姉さんが、白い半ヒールを履いて家に遊びに来てくれた時に、ふと気がついてみると、
あんたが居なくなって、みんなであちこち探しまわったと。
お姉さんの、白い半ヒールも無くなっていたらしい・・・。
近くには小さい川もあったし、家の周辺探しても、なかなかいなくて、
まさかなぁ?と思って800m先のスーパーに行ってみると、そこに居たらしい。
大きい道路はあるし、よく一人で渡っていったものだと・・・。
そして、白い半ヒールを履いていたそうだ。
履いていたというより、持っていって足を入れていたのかもしれない。
1歳9か月で、履いて歩けるはずがないのだから。
自分の子供の頃の心理を考えてみると、きっと白い半ヒールを履いて歩きたかったし、
誰かに見せたかったのかもしれない。
あちこち一人で行く子であったとは聞いたことがあったが、まさか理稀ちゃんの件で
私の昔の話が蘇ってくるとは思ってもみなかった。
2歳という時期は、無鉄砲な行動になるのでしょうか・・・。
とにかく、理稀ちゃんも、昔の私も無事で良かった、良かった。
およみいただき、ありがとうございました。