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選挙ブログ

選挙を中心に政治の話題を取り上げていきます

07奈良県知事選 動向

2007-02-18 | 三重・奈良
奈良知事選:独自候補の擁立、民主県連が断念


 柿本善也知事(69)の引退に伴う奈良県知事選(3月22日告示、4月8日投開票)で、民主党奈良県連は独自候補擁立を断念した。奈良市内で18日に開く常任幹事会で馬淵澄夫会長(衆院議員)が報告し、発表する。
 柿本知事が5選不出馬を表明した昨年12月以降、常任幹事会は候補者擁立を馬淵会長に一任し、大企業の元社長らに接触。今月4日以降は常任幹事会として元県議らを中心に説得を進めたが、すべて断られたという

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森下氏、出馬断念か-民主候補白紙に【知事選】  (2007.2.11 奈良新聞)

 4月8日投開票が予想される次期知事選で、独自候補擁立に向けて尽力してきた民主党県連だが10日、有力候補と目された森下豊氏(48)が候補となることを断念していることが関係者の話でほぼ確実になった。候補者難の民主党はまた振り出しに戻るという、厳しい状況となった。

 知事選の候補づくりで、民主党県連は昨年末から2月初旬にかけて、馬淵澄夫会長の一任で人選を勧めてきたが、選考が白紙に戻ったため、森下氏の名前が急浮上してきた。その後の状況については、関係者によると、森下氏本人は候補となることにそれほどの抵抗はないが、家族、親族から強い反対が出ているようだ。さらに、後援会からも「知事選は、絶対に出ないでほしい」などの強い意思表示があり、実際のところ出馬表明ができるような状態ではないという

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共産、西氏を擁立=奈良知事選

2月13日17時1分配信
時事通信

 共産党奈良県委員会は13日、柿本善也知事の退任に伴う今春の知事選で、同県生駒市議の西ふみ子氏(71)を推薦すると発表した。 

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森下氏、週明け決断か-知事選・民主候補  (2007.2.8 奈良新聞)

 次期知事選で、共産党県委員会などが参加する団体は7日、連休明けの13日に候補予定者を発表する方針を明らかにした。
 同選挙は予想される告示日が来月23日に迫る中、いち早く出馬表明した自民党の参院議員、荒井正吾氏(62)が独走状態で準備を進めているが、
 これで初めて「対立軸」が示される見通しになった。
 一方、独自候補づくりに取り組んできた民主党県連は、時間切れを間近に控えて「がけっぷち」の調整が続いている。

 知事選の候補づくりで民主党県連は、これまで馬淵澄夫会長が一任を受ける形で人選に奔走。
 同会長は荒井氏の出馬表明に至る経過を厳しく批判し、独自候補擁立に強い意欲と自信を示していたが、
 ここに来て選考が「白紙」に戻ったと説明、極めて厳しい状況に立たされている

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 「大きな河の流れ」:柿本県政の15年/1 後継者指名 /奈良

 ◇頑固さが押し切った

 5選への動きが注目されていた柿本善也知事(68)は昨年12月、突如引退表明をした。県政について柿本知事は「施策や事業はさまざまな波を作りながら流れ、本来切れ目はない。大きな河の流れのようなもの」とよく言い、11月の任期満了を前に、後継者に自民党の荒井正吾・参院議員(62)をすかさず指名した。「適切な潮時を見つけ、進退を決めることを考えていた」と語った柿本知事の15年を追った。

 「まじめでおとなしく、目立たないが、よく勉強していた。お父さんは『大学にやって、偉い人にする』、お母さんは『(法相、国土庁長官などを歴任した)奥野誠亮(せいすけ)さんの後を継ぐような人にしたい』と言っていたそうだ」。一つ年上で、幼なじみでもある県柿本善也後援会会長の酒本昌彦さん(69)はこう話す。

 柿本氏は大和高田市出身で、東大進学まで同市で暮らした。生家は小学校前にあった文具店。普通の家庭で、父親は、戦前まで旧制畝傍中学校の数学教師を務めていた。同中の卒業生で、旧自治省事務次官から政界に転じた奥野氏(93)は、「柿本君が東大受験をする時、お父さんから『この学力で通るだろうか』と相談されたことがある」と述懐する。奥野氏が、旧自治庁税務部長だったころの話だ。

 柿本氏は東大卒業後、旧自治省で地方債課長や財政課長、官房審議官などを務めた。90年、自治大学校長から副知事に迎える人事は、「(当時の)上田繁潔知事らが、県出身者の中から柿本君をもらいたいと言ってきた。財政、国政に明るく、自分の考えで県政を引っ張れる人が条件だった」(奥野氏)という。

 上田知事の引退表明で、副知事の柿本氏が知事選に立候補したのは91年。県庁OBらによる上田知事の後援会組織を引き継ぎ、初当選を果たす。95、99年は圧勝したものの、03年の4選目は、前田武志氏(民主参院議員)と共産候補の合計得票数に及ばず、勢いに陰りが見えた。

   ×  ×

 柿本氏は「県政報告会」を各地で開き、最後は10月11日、奈良市の月ケ瀬公民館で開いた。同日夜、大阪市内で開かれた荒井参院議員のパーティーに出席。来賓の柿本氏は、「荒井先生は議員会館にソファーでなく仕事机とイスがあり、いきなり書類を広げて話を始められる。仕事熱心な方です」と持ち上げた。約1000人の参加者のうち、誰が、その後の2人の行方を予想できただろうか。

 「引退するのではないか」。そんなうわさが周囲に伝わるようになったのは、昨年秋ごろ。ただ柿本氏の後援会幹部は「5月ごろ、5選出馬はしないと聞いた」と証言する。一方、毎日新聞の取材に対し、柿本氏は「いや、春ごろは胸の内に秘めていた。人に言ってしゃべられたら困りますしね」と煙(けむ)に巻いた。

 荒井氏へのバトンタッチの相談を受けたという奥野氏は、「荒井君については『自民党は手放さないよ。難しいよ』と言ったのだが。柿本君は頼み込んで、とうとう横取りしたよ。頑固さが押し切った形になった」。そう言って目を細めた。=つづく

毎日新聞 2007年2月6日

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 選挙:知事選 候補者選び、民主が難航 /奈良


 民主党県連(馬淵澄夫会長)は4日、奈良市内で常任幹事会を開き、
 馬淵会長は、自身が昨年末から進めてきた知事選候補者探しに難航していることを報告した。
 常任幹事会は「県民に選択肢を示す」ことでは一致しており、今後は幹事会全体で、党関係者らの説得に動くとみられる。

 会見した馬淵会長は、「私に任せるということだったが、結果を示せなかったことは申し訳ない。3人以上の人に断られた。皆で考えていかねばならない。常任幹事会のメンバーで探す」などと話し、
 自らの出馬説については否定した。

毎日新聞 2007年2月6日

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 民主候補に森下氏浮上-幹事会承認の公算【知事選】  (2007.2.6 奈良新聞)

  4月8日投票で実施されることが確実視されている知事選で、
 民主党が推す候補者に同党の衆院選4区支部長、森下豊氏(48)ら2人の名前が浮上している。
 同党県連の馬淵澄夫会長は5日までに、これまで要請していた有力候補の出馬が困難なことを示唆、
 その上で「今後、別の角度から候補擁立を図る」としていた。
 県連の常任幹事会(18人)も森下氏で承認する雰囲気が強まっているといい、
 告示が迫る中、今後、早い時期での出馬表明も予想される。

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 別の角度から候補人選-知事選で民主県連  (2007.2.5 奈良新聞)

  3月22日告示、4月8日投票が確実視される県知事選挙について、民主党県連の馬淵澄夫会長は4日、
 今まで候補擁立を要請してきた人たちが現在までに候補者として立つ決意をするまでに至っていないことを報告し、
 「今後別の角度から候補擁立を図る」と発表した。
 また同党の推す候補者について「必ず立てる」と言明。
 これらの内容が同日開かれた県連常任幹事会(18人)出席者全員の意思であるとした。
 知事選には、柿本善也知事の事実上の後継とされる自民党の参院議員、荒井正吾氏(62)が無所属での出馬を表明した以外に出馬の動きはない。
 ただ、共産党県委員会が数日中に推薦候補の出馬を明らかにする予定であることから、
 3人の無所属候補者による三つどもえの戦いとなることがほぼ確実視」される

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 荒井議員出馬会見/要請3度、任期3期まで

2006年12月06日

  5日の記者会見で、次の知事選への立候補を表明した荒井正吾参院議員(61)=奈良選挙区、自民=は、柿本善也知事(68)の路線を引き継ぎ、「平城遷都1300年記念事業」(2010年開催予定)や観光振興に力を入れる考え示した。知事選が前倒しになれば「辞職して出馬する」と語った。

 -柿本知事からいつ出馬を要請されたのか

 1日に正式にあったが、10月末と11月にもあった。その時は「不出馬を考えている。次の県政を担う意欲はあるか」と聞かれたが、正式な打診ではなかったと思う。

 -立候補を決意した理由は

 これまでの知識や経験、人脈を県政発展に生かしたかった。県政から国政に意見を言うのも良いのではないかと考えた。県政の大きな課題は経済活性化。奈良はベッドタウンで、雇用世帯の高齢化が進むと財政を直撃する。観光振興も大切だろう。

 -平城遷都1300年記念事業については

 観光振興の起爆剤になる可能性がある。赤字を出さないで成功させることが大切。一過性でなく今後の観光システムにつながるようにしたい。

 柿本県政は財政がしっかりとして、バランスが取れている。良いところは引き継いでいきたい。

 -参院議員を辞める時期は

 任期まで務め上げたいと思っているが、知事選になればどのような状況でも辞職して出馬しなければいけないだろう。(柿本知事の退任時期については)考える立場にない。

 -自民党に推薦依頼をするのか

 そうしたい。出来れば公明党にも(推薦を)お願いしたい。民主党にも報告にはいきたい。

 -多選についてどう思うか

 3期を超えると弊害があり、望ましくないのではないか。任期は3期までだと思う。


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 森岡氏出馬に含み 馬淵氏「200%ない」

2006年12月03日

 郵政民営化に反対して自民党を離党したが、復党を目指す元衆院議員森岡正宏氏の「再起を願う集い」が2日、奈良市内で開かれ、森岡氏は「与党に支えられる態勢があればどんな選挙にでも出ていきます」とあいさつ、柿本善也知事が立候補しないことを表明した次期知事選の出馬に含みを持たせた。一方、民主党県連会長の馬淵澄夫・衆院議員は同日、朝日新聞記者の取材に応じ、自身の出馬は「200%ない」と言い切った。

 森岡氏は昨年9月の総選挙で奈良1区から立候補したが落選した。同区では馬淵氏が当選。自民党本部が森岡氏の「刺客」として擁立した鍵田忠兵衛衆院議員も比例区で復活当選した。

 この日の「集い」には約200人が出席。藤原昭・奈良市長や、同じ離党組の藤井孝男元衆院議員(岐阜4区で落選)も顔を見せた。藤井氏は「どの立場においても活躍できる大事な人材。再び光があたる時期だ」とエールを送った。

 森岡氏は知事選出馬を明言していないが、60代の男性支持者は「知事選にもし出馬したら全力で支援したい」。別の支持者(53)も「知事が任期途中で引退すれば選挙日程が早まる。早く復党を認めてもらいたい」と期待を寄せる。ただ、後援会幹部は「まず復党すること。知事選に出馬するかどうかも含めて今後のことはそれから考えたい」と慎重だ。

 一方、民主党県連の馬淵会長は次期知事選について「候補者擁立を含めて検討するが、簡単には見つからない」とした上で、自身の出馬については「200%ない。県連代表としてやらないといけないことがあるし、国政で政権交代を目指している」と否定した。

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荒井氏、知事選出馬へ-県議選と同日の公算  (2006.12.5 奈良新聞)


   来年11月に任期満了を迎える柿本善也知事が、再選出馬しない意向を表明したのを受けて、同知事選に自民党の参院議員、荒井正吾氏(61)が無所属から立候補することが4日、明らかになった。荒井氏は、きょう5日午前10時に県庁内で出馬表明する。民主党、共産党も独自候補の擁立に意欲を示しているが、まだ具体的な人選には至っていない。また荒井氏が参院選から転出するのを受けて、現職の柿本氏が早期に辞任、知事選が来年4月の県議選と同日程で行われる公算が大きくなっている。

 次期知事選は、再選出馬が有力視されていた現職の柿本氏が今月1日に不出馬を表明して急転。後任の候補者選びが焦点になっているが、最大の知事与党でもある自民党は早い段階から水面下で人選に着手。荒井氏の擁立に向け、県連や党中央の古賀誠元幹事長らも精力的に取り組んだとみられる…


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柿本・奈良県知事、後継者に荒井正吾参院議員を指名
2006年12月04日

 次の知事選への不出馬を表明した奈良県の柿本善也知事=4期=は4日の定例会見で、後継者に荒井正吾参院議員(奈良選挙区)を指名したことを明らかにした。また、来年11月27日の任期満了まで務めるかどうかについては、「来春の新年度予算の編成まではやる」と述べ、予算成立後の退任に含みを残した。

 柿本知事は不出馬表明した1日夜、荒井議員に電話で「真剣に次期知事選に出馬を考えて頂きたい」と要請し、荒井氏は5日、次期知事選に立候補を表明する見通し。

 柿本知事は会見で、荒井議員について「人の意見に耳を傾けることができるうえ判断力がある。知事にふさわしいと判断した」などと述べた。荒井氏は奈良県大和郡山市出身。東大法学部卒業後の68年に旧運輸省入り。海上保安庁長官などを経て01年の参院選奈良選挙区で初当選した。来夏の参院選に出馬する意向だった。


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 森岡・前衆院議員:再起を願う集い、後援会が開催 200人参加--奈良 /奈良

 前衆院議員の森岡正宏氏の後援会が2日、奈良市内で「再起を願う集い」を開いた。郵政関連の政治団体・大樹県本部などが、森岡氏の政治活動資金集めのため企画。藤原昭・奈良市長ら約200人が参加した。

 柿本善也知事の5選不出馬表明で、動向が注目される森岡氏は「まずは自民党復党。与党や支援者に応援していただけるなら、どんな選挙にも出ていきます」と、政界復帰への意欲をアピールした。

毎日新聞 2006年12月3日


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 選挙:奈良県知事選 柿本知事、5選不出馬

 奈良県の柿本善也知事(68)=4期目、無所属=が、任期満了(来年11月)に伴う同知事選に5選出馬しない方針を固め、30日までに関係者に伝えた。柿本氏は過去4回の知事選で、いずれも自民党の推薦を受け当選。しかし同党の党改革実行本部は11月の総会で、4選以上の現職知事を推薦しない方針を決めた。同県連は「現職出馬であれば推薦する」としているが、柿本氏は「多選批判は免れない」と判断したとみられる。

毎日新聞 2006年12月1日 東京朝刊

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