選挙ブログ

選挙を中心に政治の話題を取り上げていきます

07上山市長選 

2007-02-04 | 宮城・山形・福島



=中盤情勢=
山形新聞
 横戸が優位、枝松と奥村が追う。門馬氏は伸び悩む。

 横戸は、自民・公明が推薦し、遠藤利明文部科学副大臣や市議7人が支援。
 周辺部で他候補を引き離す。
 市中心部でも一定の支持を集める。

 枝松氏は仙台圏との経済交流の拡大などを掲げる。
 出身母体の労組などが推薦、吉田明県議らも支援。
 非自民系の支持を集める。
 市中心部で比較的浸透している。
 周辺部で伸び悩んでいる。

 奥村は、市議5人が支援、上山青年会議所など商工業者を軸に支持を集める。
 出身地の市中心部では根強い支援がある。
 横戸と枝松の両陣営の攻勢に遭い、票を伸ばしきれない。

 門馬は、各地に支持者はいるが、面的な広がりに欠ける。

 有権者の50%以上を占める市中心部はまだ流動的な要素を残している

=開票結果=

横戸長兵衛 91 無・新 =自・公(県連推薦)
枝松 直樹 61  無・新 =民(県議支持)
奥村  博  38 無・新 =自(元・遠藤陣営)
門馬  徹  23 無・新

(投票率73% 過去最低)

 横戸は、自民党の遠藤利明衆院議員や斎藤弘知事の応援を受けた。
 組織的な選挙で、自民党上山支部と公明党もフル回転。

 枝松は、市議時代の支援者や、盟友の吉田明県議、鹿野道彦元衆院議員の支持者の一部まで浸透したが、立候補表明の遅れが響いた。

 奥村は、商工会・青年会議所関係者、市議5人などが支援を訴えたが、これまで関係が深かった保守層にうまく浸透せず、市全体への支持の広がりに欠けた。

 門馬は、3候補の激しい争いに埋没し、票を伸ばせなかった。




07陸前高田市長選 

2007-02-04 | 青森・岩手・秋田

 共産、自民の共闘が再度実るか、民主が雪辱を果たせるか。
 2月4日投開票の陸前高田市長選は、現職・中里長門に新人の民主前県議・吉田昭彦が挑む。
 自民党が共産党員の中里を支持し、市議会で多数を握る民主党市議らが吉田を推す異例な構図だ。

 再選を目指し無所属で出馬する中里は、共産党員の首長だ。
 陣営には市議会の自民党系会派・市民クラブと共産党の市議7人が名を連ね、協力して選挙戦に臨む。

 一方、新人の吉田は民主党を離党し無所属で出馬するが、同市出身の黄川田徹、達増拓也、県議選陸に立候補予定の菅原一敏ら民主党との連携を前面に打ち出す。 これを、黄川田支持の市議会会派清和会と新星会の市議14人が支持する。

 吉田陣営は中里陣営の自共共闘を激しく批判。

 中里陣営は、野党である民主の影響力に疑問を投げかけ、逆に国政与党との連携を強調する。

 03市長選は中里が、自由党の支持を受け5選を目指した菅野俊吾を約12百差で破った。

=見解=(1月29日)

 自共共闘、政権防衛の為には、反民主党で自民とも共闘する。
 中里市長は、なかなかの戦略家である。
 国政の共産党にも、これくらいの柔軟性が欲しいところ。

 民主は、黄川田衆院議員の出身地とあって、負けられないところ。
 前回、現職を落選させているだけに必勝体制で臨むだろうが、現職の壁は厚いと見る。
 
 両陣営が「国」「県」とのパイプを主張する異様な構図。
 残存するパイの増加論が分配の公平性を求める機運を上回っているのだろうか?

=中盤情勢=

岩手日報
【竹駒】1157 中里が優位
【高田】6319 中里が浸透 吉田は急速に追い上げ
【広田】3365 中里が支持を広げる 吉田は食い込みを許す
【気仙】2982 吉田が優位に立つ
【米崎】2494 吉田は中里の食い込みを許す
【矢作】1659 両者拮抗
【横田】1271 両者拮抗
【小友】1812 両者拮抗   (数字は有権者数)

=開票結果=

 有権者は可能な限りの自助努力で第1次産業の振興などを訴えた中里市政の継続を選択した。
 中里は共産党籍を持つ全国4人の市長の1人にとどまることになった。

 中里は前回選挙の最大の争点となったタラソテラピー(海洋療法)施設の建設中止や農林水産業の振興、市政の継続を訴えた。
 前回と同様、共産党籍のままでの立候補で、自民党系市議が支援。

 民主党県議を辞して臨んだ吉田は、自身の後援会と地元選出の黄川田徹衆院議員後援会、菅野俊吾元市長の支持者との共闘体制で組織型選挙を展開。
 国や県の施策にのった事業推進などを公約に掲げたが、浸透できなかった。

 
 中里の最大の勝因は公約の着実な実現である。
 国の三位一体改革で交付税や補助金が削減される中、市長給与、交際費を減らし、各種補助金の見直しも図って行財政改革を断行。
 ひねり出した財源で第3子の保育料無料化をはじめとした市独自の福祉の充実などに振り充て、半額補助による市道補修で新しい市民参加型行政も導入した。

 思想信条をことさら表に出すことはなく、教条主義にとらわれもしない。
 支援した自民党には入党を誘った人もいたという。

 吉田氏には女性主役のグリーンツーリズムなどを訴えた。

当選 中里長門  99 無・現 =共 =自
落選 吉田昭彦  73 無・新 =民   (百)

(投票率83%)


=見解=

 地方分権を掲げる民主党が、国や県との関係を押し出してはならない。

07知事選~愛知

2007-02-04 | 静岡・愛知・岐阜
参考・03県議選~愛知 (名古屋尾張三河
参考・03衆院選(仮)
参考・04参院選(仮)
参考・05参院選(仮)

=相乗りから対決へ=

 前回、神田知事は自民・民主・公明・社民という非共産相乗りで再選された。
 今回も非共産相乗りで、楽々3選されるはずであった。 
 しかし、民主党が候補を擁立し、一転、大激戦の様相となった。
 非共産党が対立候補を立てる知事選は、1975年以来、32年ぶりになる。

 民主党の独自候補擁立の背景に、「相乗り原則禁止」の小沢指令がある。
 民主党の自公との原則相乗りが、国政との論理一貫性を欠くというものである。

 また、独自候補擁立指令の背景には、統一地方選もある。
 来春は、民・由合併後、初めての統一地方選となる。
 
 最大の参議院選前哨戦といって、異論のないところである。

=動向=

【自民】

 現職の神田を支持。
 
【公明】

 現職の神田を推薦。
 愛知・豊橋出身の大田代表が精力的に動く。

【社民】

 石田前犬山市長を推薦。

【国民新党】

 石田前犬山市長を推薦。


=展望=(12月13日)

 知事選では、現職有利が一般的ではある
 しかし、民主の石田は前犬山市長で、行政経験は豊富である。
 さらに、犬山は元自民党議員でもある。
 保守から連合まで幅広い支持を見込むことができる。
 自民党としては、純民主党的な候補の方が戦いやすかった。

 自公推薦の神田陣営に、どれほどの準備があったのかが問題となる。
 民主は、小沢の強硬な指令がなければ、相乗りだった。
 神田としては、まさか苛烈な選挙戦をするとは思いもよらなかっただろう。
 民主党・連合の地元幹部の思いも同じであると推測できる。

 互いに保守系出身で、公明・連合を背負う。
 ほぼ互角の戦いになると予想される。
 こうなると、あとは「県民党」の旗の奪い合いになる。

 福島知事選が、佐藤のワンサイドになった要因が「県民党」である。
 愛知は福島に比べて、圧倒的に、中央からの財政投下への依存度が低い。
 つまり、「中央とのパイプ」の重要性が、福島よりも更に低いのである。
 「中央とのパイプ」を表に出しすぎることで、「県民党」が色あせてしまう。
 自民党は中央閣僚・党幹部の投入は控えるべきであろう。
 
 石田も小沢一郎の配下との印象はマイナス要因である。
 民主の石田よりも、前犬山市長の石田で戦う方が有利と思われる。

 「中央から独立の愛知のリーダーである」

 全国的に中央の依存度が低下し、政治的な県民意識が芽生え育っている。
 中央依存度が低い愛知県ではなおさらであろう。

=序盤情勢=(1月21日)

(中日)

 現職・神田真秋と、前犬山市長・石田芳弘が争う。
 有権者の42%が投票する候補者を決めておらず、選挙戦終盤に向け、情勢が変化する可能性もある。

 神田は自民支持層の7割強、公明支持層の9割弱を固めた。
 石田は、民主支持層の6割5分強、共産支持層の2割強を取り込んだ。


 投票の判断材料は、「健康福祉対策」・「高齢者対策」・「教育問題」の順。
 知事に求められる資質では、「誠実さ」・「指導力」・「決断力」と続いた。

(中日)
 
 支持政党は、自民=29% 民主=20% 
 夏の参院選に限れば、自民=24% 民主=23%
 05衆院選での与党大勝を受け、参院での与野党伯仲を望む意識が伺える。

=期日前投票=

 投票を済ませた人は、不在者投票制度だった前回の約4・7倍に上る。
 32年ぶりに“脱・相乗り選挙”となったことで、候補者の陣営が制度の積極的な活用を呼びかけていることが背景にある。

 期日前投票をした人は21日午後8時現在で、2万6868人。
 前回は同時期で5750人で、最終的に12万5766人が不在者投票をした。

 投票手続きが簡易で、レジャーなどの理由でも認められる期日前投票は、2003年の公選法改正で導入された。
 知事選と選挙運動期間が同じ04年参院選では、投票日2週間前に4万1395人が投票した。

 市町村別の増減数をみると、増えたのは多い順に▽豊田市の6640人(前回比5636人増)▽刈谷市の1519人(同1312人増)▽岡崎市の1687人(同1119人増)だった。

=中間情勢=(1月27日)

(時事通信)
 自民、公明両党推薦の現職が一歩リードし、民主などが推す新人が追う展開。

=見解=(1月27日)

 21日の中日同様、現職優位。
 これから積み上がる無党派票は石田に部があると思われる。
 しかし、現職神田の壁は厚いか。

=中間情勢=(1月28日)

(共同通信)
 3選を目指す現職・神田真秋が先行、元犬山市長・石田芳弘が激しく追う。
 神田はすべての年代から幅広く安定した支持を集めている。
 自民支持層の約8割、公明支持層の9割弱を固めたほか、無党派層では約5割の支持を獲得。
 石田は民主支持層の約7割を固めたが、頼みの綱の無党派層では3割強の支持にとどまり、女性への浸透もいまひとつだ。

(読売新聞)

 現職の神田真秋氏が先行し、新人の石田芳弘氏が激しく追い上げている。
 神田は、自民支持層の7割弱、公明支持層の9割弱の支持を固めた。
 民主支持層の2割強を取り込み、支持政党のない無党派層の支持は約3割となっている。
 各地域でまんべんなく支持を集め、年代別では、60歳以上で約5割が支持している。
 石田は、民主支持層の6割、社民支持層の半数を固めた。
 無党派層では3割弱の支持を得ている。

(毎日新聞)
 現職の神田真秋が優位な戦いを進め、これを石田芳弘が追う
 神田は、自民支持層の8割近く、公明支持層の9割近くを固めた。民主支持層の2割近くにも食い込んでいる。
 石田は、民主支持層の7割を固め、一時支援の動きを見せた共産の支持層の3割強にも浸透している。ただ自民支持層への食い込みは1割程度にとどまる。

=終盤情勢=1月29日

(中日新聞)
 神田真秋がややリードし、石田芳弘が追い上げる展開。
 投票する候補者を決めていない人が全体の4割おり、情勢はなお流動的だ。

 神田は、県内すべての地域と年代で支持を集め、特に女性の支持が高い。
 自民、公明の支持層のいずれも7割以上を固めた。

 石田は、民主支持層の6割強をまとめ、共産支持層を前回調査よりさらに取り込み、3割強の支持を集めた。
 「支持政党なし」層で神田を上回る支持を受けるなど激しく追い上げている。

 神田真秋は女性から幅広い支持を、石田芳弘は支持政党を持たない無党派層の支持を集める傾向のあることが分かった。

 女性の反応を調べると、神田が石田を上回った。
 21日にまとめた前回の調査でも同じ傾向だった。
 男性からの支持を見ると、神田さんと石田さんが大接戦を演じているだけに、女性に関しては違いがはっきりと表れているといえる。

 一方で、全体の4割いる無党派層の中で、石田は、わずかに神田を上回った。
 前回調査では、逆に神田支持が石田支持より多かった。
 この1週間で、無党派層の支持では石田が神田を逆転した形になっている。


=開票結果=


当選 1424761 神田真秋 無・現 =自・公
落選 1355713 石田芳弘 無・新 =民・社・国
落選  160827 阿部精六 無・新、=共

(投票率52%)

        神田   石田
名古屋 B  355   379
豊橋市 D   65    65
岡崎市 D   70    73
一宮市 D   92    48
瀬戸市 B   27    25
半田市 B   21    20 
春日井 B   52    59
豊川市 B   30    26
津島市 C   13    12
碧南市 C   17    12
刈谷市 A   28    30
豊田市 A   97    97
安城市 B   39    33
西尾市 C   22    20
蒲郡市 C   18    16
犬山市 A   11    25
常滑市 C   13     9
江南市 C   21    21
小牧市 B   28    32
稲沢市 C   30    23
新城市 C   16    11
東海市 A   19    19
大府市 A   16    17
知多市 C   18    17
知立市 C   14    13
尾張旭 B   15    16
高浜市 C    9     8
岩倉市 C    9     9
豊明市 C   13    13
日進市 B   15    16
田原市 D   19    13
愛西市 C   17    12
清須市 B   12    11
北名古屋A   16    15
弥富市 C   10     7
愛知郡 B   16    17
西春日井B   5     4
丹羽郡 B   11    14
海部郡 C   32    27
知多郡 C   38    28
幡豆郡 C   18    11
額田郡 B    9     7
西加茂 B   12    13
北設楽 D    6     2
宝飯郡 D   11     9

民主が優勢な順にA・B・C・D


07北九州市長選 

2007-02-04 | 福岡・佐賀・長崎
北九州市長選は、2月4日に投開票される。
 候補者は、自公・柴田高博、民主・北橋健治、共産・三輪俊和である。

=経緯と構図=

【労使一体】

 北九州市では民間労使一体の市長選が、40年間続いてきた。
 発端は、66年の、市職員労働組合のストである。
 これを切っ掛けに、民間労組と官公労との間に、亀裂が入った。
 67年市長選で、民間労使統一候補として自民・民社推薦の谷伍平が当選する。
 これが市長選における民間労使共闘の始まりである。
 
 末吉市長初当選の87年まで、自民と社共を軸とした保革の構図は残っていが、2期目の91年以降、共産を除く各党が末吉市制の総与党となる。
 そして現在、北九州市議会は自民・民主・公明で与党を形成している。
 
【労使分裂】

 国政では、自民、民主の2大政党化が定着してきた。
 それでも、市長選での自民・民主対決は、現実味に乏しいと思えた。
 しかし、小沢一郎の「相乗り禁止原則」が状況を一変させる。
 
 末吉市長は『労使一体』は北九州の財産とし、後継の一本化を要請していた。
 しかし、民主は、小沢指令により自民への相乗りができない。
 こうした中で、民主は、自民の北橋支持による一本化を目論む。
 この形での相乗りならば、小沢の理解も得られると踏んだからだ。
 
 しかし、自民にとって北橋での一本化は、乗れない案であった。
 自民には衆議院選で戦ってきた北橋への反発は予想以上に大きかったのだ。
 反北橋の観点から、末吉の6選を支持する向きさえ出てきた。
 そんな中で、自民は、柴田を独自候補として擁立することになる。
 
 こうして、来年の北九州市長選は選は自民・民主対決の構図となった。 
 北橋を支援してきた新日鉄は、関係企業に対し北橋を支援しないよう要請した。
 民間労使一体型選挙の終焉を迎えた。

=見解=
 
 民主は、愛知同様、強固な相乗りを崩してまで「賭け」にでた。
 参議院福岡選挙区が2人区なため、福岡市・北九州市・福岡県の首長選が大一番である。 
 
 労使一体が崩れたのは、民主・北橋にとって不利要素といえる。
 だが、自民・柴田は官僚出身である。
 「北九州市民党」という観点からは、知名度・実績から北橋に分がある。
 
 自公が組織力で民主・北橋を圧倒する有利な展開である。
 しかし、地元のリーダーとして、民主・北橋には知名度・実績がある。
 自公は柴田の官僚色をいかに打ち消すかが課題になる。 

 注目は「小倉の庄ちゃん」こと自見庄三郎元郵政大臣である。
 前回は優勢注目区となってしまい、大逆風の中で落選となったが、北九州における地盤は強固であり、郵政・医療など職域団体からの信頼も厚い。
 
 国民新党本部は民主党との共闘を打ち出しているが、その本音は「有利な条件での自民党復党」である。
 民主党が自民党を追い詰めることは歓迎だが、自分の足元が崩したくはない。
 しかし、民主の北九州市長選勝利をステップにした参議院での躍進がなければ、その復党自体がかなわない。
 当面、国民新党・自見の動きを注視していきたい。


=福岡市長選=

 民主・吉田が自民現職・山崎を破る。 
 
=展開=

社民党福岡県連合は、北九州市長選に立候補を表明している元民主党衆院議員、北橋健治の推薦を決めた。

(1月18日)

 北九州市長選で、自見庄三郎・元郵政相が代表の政治団体「市民連北九州」が、市長選に立候補する前民主党衆院議員の北橋健治の推薦を決めた。
 市民連北九州は超党派での政治活動を目指して設立。
 05衆院選で自見を支援した自民系会派の市議のほか、民主系会派の市議らが参加している。
 北橋は「市民党」を掲げて保守層の支持も取り込む構えで、自見は「市民の目線で地方政治に取り組む北橋氏を応援する」としている。
 国民新党も北橋氏の推薦を検討している。
 
 市議会の自民党系会派は議長選や05年衆院選を巡るしこりから、市民連北九州に加わった会派と、柴田氏の擁立で中心的役割を果たした会派とに分裂している。

=見解=(1月19日)

 組織戦で劣勢に立たされていた北橋にとって、この上ない朗報。
 北橋が組織力で柴田に迫れば、知名度・実績からは、俄然有利だ。
 しかし、実力者自見が、郵政選挙で自・公の落下傘に敗北した土地柄。
 実績・知名度に胡坐をかかず、市民に争点を示すことが、勝利に繋がる。


=久留米市長選=(1月20日)

 民主は独自候補を立てず、自民党との相乗り。
 無投票で、現職が当選。


=中間情勢=(1月27日)

(時事通信)
 野党系(北橋)と与党系(柴田)の両新人が激しく競り合う。

=見解=(1月27日)

 無党派受けするのは、北橋とみる。
 ここから上乗せするのが無党派票ゆえに、北橋優位は変わらないと見る。

=中間情勢=(1月28日)

 (読売新聞
 北橋健治が一歩リードし、柴田高博が追う展開になっている。
 北橋が民主支持層の8割、社民支持層の7割を固めた。自民支持層の3割弱、無党派層の3割半ばを取り込んでいる。
 柴田は公明支持層の8割を固めた。自民支持層の支持は5割強だった。

 (西日本新聞
 元衆院議員・北橋健治と、元国土交通省局長・柴田高博が競り合う展開。
 【地域別】
 北橋は衆院議員時代の地元だった福岡9区(若松、八幡東、八幡西、戸畑区)の全区でやや優位に立つ。
 柴田は福岡10区のうち門司区でややリードし、小倉北区で互角、小倉南区では互角から一歩抜け出す勢い。
 【支持政党別】
 北橋は民主支持層の7割近くを固めるほか、自民支持層の2割近くにも食い込む。
 柴田は自民支持層の5割近く、公明支持層の6割以上に浸透している。
 無党派層は全体の4割強。
 3割近くが北橋を、2割近くが柴田を、約1割が三輪を支持。

毎日新聞
 前衆院議員・北橋健治がややリードし、前国土交通省都市・地域整備局長・柴田高博が激しく追う。

 北橋は、出身母体である民主支持層の約8割を固め、社民支持層の3分の2に浸透。
 衆院議員6期で培った知名度で無党派層の3分の1を取り込み、自民支持層の一部にも食い込んでいる。

 柴田は、公明支持層の8割強を取り込んだ。
 ただ自民支持層は半数程度しか固め切れておらず、組織力を生かして懸命に浸透を図っている。

=開票結果=

当選 217262 北橋健治 無・新 =民・社・国
落選 177675 柴田高博 無・新、=自・公
落選  56873 三輪俊和 無・新、=共

(投票率57%)

=出口調査=

(朝日新聞)

 (有効回答 3030)

 【支持政党別】
 北橋は民主支持層の89%、社民支持層の8割弱、自民支持層の26%から票を得た。
 自民、公明推薦の柴田高博は公明支持層の94%、自民支持層の71%、無党派層も26%から得票した。

 【末吉市政の評価】
 選挙戦では柴田が末吉興一市長の「後継者」とされた。
 全体では「評価している」「評価していない」でほぼ二分された。
 無党派層では「評価している」と答えた人でも5割以上が北橋に投票していた。

 【性別】
 女性票は、北橋、柴田ともほぼ同数だった。


(毎日新聞)

 【支持政党別】 
 柴田は、自民支持層の70%、公明支持層の89%から得票。
 北橋は民主支持層の87%、社民支持層の82%を固めた。
 無党派層は60%が北橋に、柴田への投票は22%だった。

 

07小牧市長選

2007-02-04 | 静岡・愛知・岐阜
 2月4日、小牧市長選の投開票が行われた。


当選 35597 中野直輝 無・現 =自・民・公(推薦)
落選 25679 荒川 孝 無・新 

(投票率55.5%)

07本宮市長選

2007-02-04 | 宮城・山形・福島
 2月4日、本宮市長選の投開票が行われた。
 本宮市は、本宮町と白沢村が合併して誕生。

当選 9724 佐藤嘉重 無・新 (元・本宮町長)
落選 8205 渡辺重夫 無・新 =自(元・自民県議)


(投票率73%)