やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【中学歴史教科書8社を比べる】691 33 「世界の現状と今後の日本の課題」の描き方 -1-  ■実物コピー1/4:育鵬社、自由社

2019年02月24日 | 中学歴史教科書8社を比べる(h28-令和2年度使用)

33 「世界の現状と今後の日本の課題」の描き方 -1-

■中学における「歴史」と「公民」の役割のちがい

公民科の目的・・・日本国民に、《現代(現在)の日本や世界の社会的状況について》教えること。つまり、《日本人としての現在の社会認識を基に未来に向かって生きようとする日本国民》を育てること。

歴史科の最重要な目的・・・日本国民に日本人としての歴史認識を持たせ、《過去から続く因果関係(=歴史認識)を含んだ、現在の社会認識を基に未来に向かって生きようとする日本国民》を育てること。

 ※個々人が歴史を知ろうとする目的はいろいろあるだろう。が、義務教育における歴史教授(学習)の最大の目的は上記のように、《未来を切り開くために歴史を教訓とさせる(する)こと》だろう。

 したがって、各社の教科書には、「日本の現状とこれから」:育鵬社、「日本の進むべき道」:自由社、「日本社会の課題」:東京書籍、「国際社会におけるこれからの日本」:帝国書院、「未来を開くために」:教育出版、「先進国日本の課題」:日本文教、「日本の課題」:清水書院、「あなたの夢は」:学び舎、などの学習項目が設けられている。

 

 この【中学歴史教科書8社を比べる】シリーズの最終項目:33項では、これから、《各社の歴史的現状認識と未来認識》を、内容ごとに区分けして比べていく。

 

実物コピー 1/4

【育鵬社】

 

 

 

 

 

 

 

【自由社】

 

 

 

 

 

 

 

~次回、実物コピー2/4

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・著者:松永正紀  教育評論家 /h22年度 唐津市・玄海町:小中学校校長会長》※記事の不備等に関するお願い…《ブログ「やおよろずの神々の棲む国で」の記事》が原典。他に2つのサイトに同時に投稿中。不備等の後日修正は原典のみで実施中ですが、事情により原典ブログではコメント機能を止めています。ブログの内容に疑問がある場合は、投稿中の2つのサイト<または >へのコメントで教えてください。