やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【東京:極東軍事裁判】田中正明講演録「パール博士の日本無罪論」 5/10 ~戦後日本だけが言っている!~

2014年06月11日 | ~h27 生き方/文明

 19年前に「同台」紙上に発表された田中正明氏(故人)の講演録を、そのまま10回シリーズで掲載(引用)しています。
 現在、日本を取り巻く諸外国、特に、米国、中共、韓国との関係において、「東京裁判」は強烈な呪縛効果を発揮しています。日本人自身による東京裁判の総括日本政府による歴史認識の見直しなしには、私たちは《誇りある世界最古の独立国家としての日本》の国民になることはできないのではないでしょうか。

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 国際法の世界では「侵略」という言葉(行為)の定義ははっきりしていないようですね。
「自然権としての自衛権」を大前提として認めているのだから、「自衛のための他国への攻撃」を単純に侵略とは言えないわけです。
 したがって、《「先攻」した=先に手を出したかどうか》の認定(定義)しかできないということのようです。(※しかも、実はそれさえ確定するのは難しいことはご承知のとおり…)

 では、大東亜戦争(=太平洋戦争)は日本にとってどんな戦争だったか?
 当時の日本政府は、「自国裁量権」により、「自存自衛のため」、つまり「自衛戦争」だと宣言しています。
 
 学問的(≠政治的)に、人類歴史上のすべての戦争について、《それが「自衛戦争」だったのか「侵略戦争」だったのか》についての「定説」が確立しているかどうかは分かりませんが、国際法に照らせば、少なくとも《勝った国が一方的に認定すれば決まる》というのものではありません。

 であるのに、日本の現行7つの中学歴史教科書のうち、当時の日本政府の言い分について書いているのは「育鵬社」と「自由社」だけであり、シェア約50%の「東京書籍」はじめ5つの教科書が日本政府の言い分を書いていないというのは、いったいどういうことなのでしょうか?

重要な事実について客観的に記述する》という観点からも、《独立国の歴史教科書》という観点からも、とうていあり得ない所業ですね。

 このような「非・反日本史観」教科書を採択している採択地区の教育委員会は、自分たちの認識・判断の異常さ(※国際的非常識)にまだ気づいていないようです。
 日本人の病はまだまだ深い・・・

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