【ひと】シリーズ <1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12・13・14・15・>
※「カネ」=直接的には「貨幣や電子マネーなど」のことだが、間接的には、カネ以外の資産(=金融証券類や、担保や換金対象である土地・建物など…)も含まれる。
※「営利組織」=①企業(≒営利法人)、②公的法人=公法人、独立行政法人・地方独立行政法人、その他の法人 ③非営利法人(例:一般社団法人・公益財団法人、学校法人、宗教法人・・・) ④犯罪組織(=暴力団、窃盗団、詐欺組織など) ⑤犯罪的組織(=中国共産党、ロシアの利権複合体など)
■(良い)営利組織の目的:存在理由
・目的1 カネを稼ぐこと
貨幣経済下の社会では、営利組織の経済活動はとても重要な社会活動です。《田舎のほんの一部の人》以外の人々は、《カネが無ければ生きていけない》のですから。
※他の「政治活動」「文化活動(=宗教活動、芸術、趣味・スポーツなど)」は、実は(短期的には)無くても困らない(致命的ではない)。
※なお、ヒトにとって最も重要な(致命的な)活動は、個体・種族保存のための「動物的活動(=食、安全確保活動、性行動など)」であることは自明の理だが、「戦後日本の一部の平和ボケ日本人」はこの基本認識を忘れ(させられ)ている。
・目的2 社会・国家を成立させること
「自分の仕事に誇りを持つ」ことができるのは、上記①-③の営利組織(の多く)が、それぞれ固有の社会的役割を持っているからです。
公的法人や非営利法人はその設立目的から言って当然ですが、企業だってそうです。
第1次・第2次産業は現代では必須。
第3次産業でも例えば、電気・情報・運輸などの社会的インフラ産業、卸売・小売業、金融業、教育や医療など、《それが無ければ現代社会・国家が成り立たない》仕事がいくらでもあります。
ですから、ほとんどの営利組織にとって《自覚しようとしまいと》その社会的役割は存在するし、《社会的役割を自覚して、積極的に社会的活動をしている企業》などは、すばらしい存在なのです。
■悪い営利組織 ~次回につづく~
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