やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【ひと】16 営利集団(2)  営利組織の目的はカネを稼ぐこととよく言われるがそれだけではない

2015年06月24日 | 「ヒト・人」の世界って…

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※「カネ」=直接的には「貨幣や電子マネーなど」のことだが、間接的には、カネ以外の資産(=金融証券類や、担保や換金対象である土地・建物など…)も含まれる。

※「営利組織」=①企業(≒営利法人)、②公的法人=公法人、独立行政法人地方独立行政法人その他の法人 ③非営利法人(例:一般社団法人・公益財団法人、学校法人、宗教法人・・・) ④犯罪組織(=暴力団、窃盗団、詐欺組織など) ⑤犯罪的組織(=中国共産党、ロシアの利権複合体など


■(良い)営利組織の目的:存在理由

・目的1 カネを稼ぐこと

 貨幣経済下の社会では、営利組織の経済活動はとても重要な社会活動です。《田舎のほんの一部の人》以外の人々は、《カネが無ければ生きていけない》のですから。

※他の「政治活動」「文化活動(=宗教活動、芸術、趣味・スポーツなど)」は、実は(短期的には)無くても困らない(致命的ではない)。

なお、ヒトにとって最も重要な(致命的な)活動は、個体・種族保存のための「動物的活動(=食、安全確保活動、性行動など)」であることは自明の理だが、「戦後日本の一部の平和ボケ日本人」はこの基本認識を忘れ(させられ)ている。


・目的2 社会・国家を成立させること

 「自分の仕事に誇りを持つ」ことができるのは、上記①-③の営利組織(の多く)が、それぞれ固有の社会的役割を持っているからです。

 公的法人や非営利法人はその設立目的から言って当然ですが、企業だってそうです。

 第1次・第2次産業は現代では必須。

 第3次産業でも例えば、電気・情報・運輸などの社会的インフラ産業、卸売・小売業、金融業、教育や医療など、《それが無ければ現代社会・国家が成り立たない》仕事がいくらでもあります。

 ですから、ほとんどの営利組織にとって《自覚しようとしまいと》その社会的役割は存在するし、《社会的役割を自覚して、積極的に社会的活動をしている企業》などは、すばらしい存在なのです。

■悪い営利組織 ~次回につづく~

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