老ホーク雑感

ホークスを中心に、野球の他、スポーツ全般の話を、何の脈絡もなく、思いつくままに書いています。

ホークス、中継ぎ挽歌(エレジー)

2008-07-23 23:02:34 | Weblog
 高卒ルーキーの初登板、初先発は02年の寺原以来、岩嵜 翔のデビューはホロ苦いものだった。3回7安打、3失点。

 3回にヒットを集められ3失点はしたが、北川が当りを取り戻した今のオリックスはかなり強力、老生の感覚としては合格点をやってもいいのじゃないか、と思っている。直球、変化球とも球筋はよく、度胸もかなりのもの。
 どうこう言っても昨年の夏は甲子園で投げていた投手、今日の登板はいい経験。
 オリンピック期間中にはローテーションの一角を占めている事だろう。

 ルーキーの登板に4番が早々に援護した。四球の松中を三塁線2塁打で迎え入れる。しかし、追加点を取れなずもたもたしている間に岩嵜が打たれて逆転される。
 
 三瀬、甲藤とつないで防戦に努めて迎えた5回、ジャパン代表選手、川宗則が魅せた。

    ライトポールに1号3ランホームラン  逆転

 中継ぎ不安の中、1点のリードでは心許ないが、ともあれ翔の敗投は消えた。

 8回不安は的中する。この回から登板した陽(yang)、先頭打者下山に四球、小瀬バントの後、日高に死球、ここで久米投入・・そして牧田に死球、何とノーヒットで満塁と逆転のお膳立てをしてしまう。
 坂口、簡単に犠飛で同点、阿部ヒットで(予定通り)再逆転。

 鷹打線はばったり動きが止まる。オリの中継陣、本柳、清水、菊地原、そして守護神加藤に完全に抑えられてノーヒット。

 ホークス●4-5○バッファローズ

 首位は益々遠くなり、後ろの足音が聞こえてきた。

 『鷹の祭典2008』は負け越し、レボリューション・イエローも色あせた。

 明後日ロッテ戦から馬原が戦列に復帰する。中継ぎ陣を立て直して反攻体勢を作らねばならない。

  頑張れ ホークス!!

ps: 厳しいようだがレストビッチ、8番まで打順が下がったが今のスイングでは一軍では無理だろう。助っ人をファームで練習させなきゃならないなんて・・・

 それから久米、ひと頃の球威(伸びのある速球)にやや衰えが見えてきた。力むとスライダーやシュートが大きく曲がりすぎコントロールできない。その結果、登板しては死球、犠飛、ヒットで失点する悪いパターンが定着している。
 セットアッパーとしての実力は証明済み、貴重な戦力なので大事に育てて欲しい。できれば一時ファームで作り直すのが一番だと思うが、台所事情が厳しいので頭の痛いところだ。


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