老ホーク雑感

ホークスを中心に、野球の他、スポーツ全般の話を、何の脈絡もなく、思いつくままに書いています。

所沢の夜の風は冷たかった。

2006-09-20 01:24:06 | Weblog
 西武ライオンズとの最終戦、9勝9敗1分全くのタイに決着をつけ、1位通過への大きな歩み、・・・こんなことを夢見ながら応援に出かけた所沢、インボイス西武ドームは平日にもかかわらず、満員の観客を呑み込んでいる。

 新垣/松坂の投げあいで2,3点の勝負と考えていたが、新垣の調子がも一つで、コントロールが悪く、ストレートを西武打線にきっちりと捉えられていた。守備のミスも大事なところで出る始末、結局は6-2で『負けられないシリーズ』で負けてしまった。昨日のゲームの裏返しのようなゲーム、ただ、残念!としか言いようが無い。

 松中の燃え上がるような闘志には感動させられた。川崎のバットも好調だった。しかし、昨日感じていた心配の通り、田上が調子を落とし、打線が途切れる原因となった。三打席目には代打大道を告げられ、その大道も松坂渾身のストレートに手が出ず、見逃してしまった。

 負けるゲームというのはこんなもので、何をやっても上手く行かない。結果論と叱られる化も分からないが、森脇監督代行はちょっと動き過ぎないか?早い目の代打、細かい継投、総力戦でなにが何でも勝とうという気持ちは痛い程分かる。成功すれば、「見事な采配』ということになるのだろうが、このところ成功率は低い。

 苦心の継投も、一時完璧に近い安定感があったセットアッパー、三瀬、吉武、藤岡の調子が下降気味だ。今日の試合でも、これ以上失点できないという場面で登板した藤岡が追加点を許し、左打者を抑える役目の三瀬が左に打たれて失点の原因を作っている。最後は吉武が2点打を打たれて反撃の気持ちを萎えさせた。

 シーズンを通して大車輪の活躍したせっとアッパー達も疲れているのかも知れ名い。彼等を責める積もりは毛頭ない。

 森脇監督代行も王監督が病に倒れた後、良くチームを纏め最後まで優勝を争うところまで引っ張って来た功績は大きい。(勿論未だ終っていないのだが・・・・)最後の1アウトまで力を振り絞って頑張って貰いたいが、あせって小さな動きになって欲しくはない。ホークスの指揮官としてどっしりと、堂々として指揮を執って欲しい。

 あと5試合、トップと2ゲーム差、数字の上では1位通過は難しくなってきた。同じあと5試合でもモチベーションの無くなったロッテ、楽天相手の西武が一見有利に見える。しかし、勝負には何がおきるか分からない。

 ホークスはあと5試合、悔いの無いように最後までベストを尽くそう。 


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