魚梁瀬森林鉄道遺産ファンクラブ

国の重要文化財に指定された”魚梁瀬森林鉄道遺産”を保存・活用し、関係5か町村の活性化を図る取組みを応援しています。

魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑫井ノ谷橋 に関する記事

2009-11-18 | 国の重要文化財 指定箇所
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑫井ノ谷橋 に関する記事

北川村内の重要文化財 安田川線 ⑫井ノ谷(いのたに)橋


魚梁瀬森林鉄道遺産・・・安田川線 ⑫井ノ谷(いのたに)橋を「中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会」の清岡博基会長に案内していただき訪ねました。

魚梁瀬ダムの下に至る道路の途中にあります。

トラス下弦から現路面までの高さは72m、おそるおそる覗いていました。



●釈迦(しゃか)のケ上(がうえ)集落に入る手前の魚梁瀬ダムの直ぐ下流にある鋼トラス橋である。

●馬路~魚梁瀬間の開通当初は木造(大正4年)であったが、大正13年に鋼トラスに架け替えられている。(トラスの種類はプラットトラス)

橋長54,5m、幅4,300mm、トラス下弦から現路面までの高さは7,200mm





魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑫井ノ谷橋



魚梁瀬森林鉄道遺産・・・全体 に関する記事

魚梁瀬森林鉄道遺産 に関する記事

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魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑪犬吠(いぬぼう)橋 に関する記事

2009-11-18 | 国の重要文化財 指定箇所
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑪犬吠(いぬぼう)橋 に関する記事


魚梁瀬森林鉄道遺産・・・安田川線 ⑪犬吠橋を「中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会」の清岡博基会長に案内していただき訪ねました。

現地に立って、高さが76mもあり、下をのぞくと怖い程でした。昔は、この高さで二本のレールが敷かれていただけ・・・その上を通るときはさぞかし怖かっただろうと、あれこれ思いを巡らしました。


● 久木と釈迦(しゃか)ケ上(がうえ)の間にある鋼トラス橋である。

● 馬路~魚梁瀬間の開通当初は木造(大正4年)であったが、大正13年に鋼トラスに架け替えられている。(トラスの種類はプラットトラス)


● 橋長41m、幅4,300mm、トラス下弦から現路面までの高さは7,600mm

● 親柱に「昭和36年2月竣工」と刻まれているのは、廃線道路化工事を示す。

● 鋼トラス橋への架け替えの古写真が残っている。

険しい山間部の中に架けられたトラス橋として景観上も貴重な存在である。




魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑪犬吠(いぬぼう)橋

北川村内の重要文化財 安田川線 ⑪犬吠(いぬぼう)橋


魚梁瀬森林鉄道遺産・・・全体 に関する記事

魚梁瀬森林鉄道遺産 に関する記事

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魚梁瀬森林鉄道遺産 に関する記事

2009-11-18 | 魚梁瀬森林鉄道遺産 全体に関する記事
旧魚梁瀬森林鉄道施設 に関する記事

「中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会」
お問い合わせ
奈半利町教育委員会  TEL:0887-38-8188
北川村教育委員会   TEL:0887-32-1223
田野町教育委員会   TEL:0887-38-2511
馬路村教育委員会   TEL:0887-44-2216
安田町教育委員会   TEL:0887-38-5711


まんぷく交流会(オフ会)実施しました・・・23 中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会
まんぷく交流会(オフ会)開催のお知らせ6 「中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会」の取組み

ひろめ市場 "ふるさとふれあいギャラリー"で魚梁瀬森林鉄道の企画展
イラストで訪ねる懐かしの魚梁瀬森林鉄道
「旧魚梁瀬森林鉄道施設 重要文化財指定記念シンポジウム&見学会」のご案内
国指定重要文化財 ー旧魚梁瀬森林鉄道施設ー
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・全体 に関する記事
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・本線(安田川線)の敷設について
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・保存・活用する会の清岡会長と探訪取材に!


魚梁瀬森林鉄道遺産・・・安田川線 エヤ隧道
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・②バンダ島隧道 に関する記事
③④旧魚梁瀬森林鉄道施設・・・④明神口橋と③オオムカエ隧道
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・安田川線  ⑤釜ケ谷桟道 に関する記事
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・安田川線  ⑥釜ケ谷橋と島石ピクニック広場 に関する記事
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・安田川線  ⑦平瀬隧道 に関する記事
魚梁瀬森林鉄道遺産 ⑧五味(ごみ)隧道
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑨落合橋 に関する記事
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑩河口(こうぐち)隧道 に関する記事
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑪犬吠(いぬぼう)橋 に関する記事
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑫井ノ谷橋 に関する記事
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑬堀ケ生(ほりがお)橋 に関する記事
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑭二股(ふたまた)橋 に関する記事
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑮小島橋 に関する記事
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魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑰八幡山跨線橋(はちまんやまこせんきょう) に関する記事
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑱法恩寺跨線橋(ほうおんじこせんきょう) に関する記事

魚梁瀬森林鉄道遺産 長山橋脚 に関する記事
魚梁瀬森林鉄道遺産 加茂(かも)隧道 に関する記事


国指定重要文化財 ー旧魚梁瀬森林鉄道施設ー

馬路村の見所・ウオッチング

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魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑩河口(こうぐち)隧道 に関する記事

2009-11-18 | 国の重要文化財 指定箇所
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑩河口(こうぐち)隧道 に関する記事

馬路村内の重要文化財 安田川線 ⑩河口(こうぐち)隧道()


● 場所は馬路村東川地区入口にある。

● 全長は89,9mで緩やかにカーブしている。(残っている隧道では一番長い)




この石を抜くと壊れるという、五角形の要石(かなめいし)がはっきりと分かります。

要石(かなめいし)とは、石や煉瓦でアーチを造る際、最後に頂点に入れて他を固定するための楔形(くさびがた)の石とありました。


● 内法高3、585mm、内法幅2,940mm、路盤から笠石上端(じょうたん)までの全高5,020mmある。

● 側壁は石材を6段、アーチの追石は要石まで14石、いずれも布積で積み上げ、要石は5角形の盾(たて)型である。

● ウイングはアーチ下まで6石、アーチ下端より笠石下端まで8石積み上である。

● 安田川線、川下より8番目の隋道である(右側の最上段にⅧの刻印)

建設は大正4年の馬路~魚梁瀬間開通時頃と考えられる

魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑩河口(こうぐち)隧道


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魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑩河口(こうぐち)隧道 に関する記事

2009-11-18 | 国の重要文化財 指定箇所
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑩河口(こうぐち)隧道 に関する記事

馬路村内の重要文化財 安田川線 ⑩河口(こうぐち)隧道()


● 場所は馬路村東川地区入口にある。

● 全長は89,9mで緩やかにカーブしている。(残っている隧道では一番長い)




この石を抜くと壊れるという、五角形の要石(かなめいし)がはっきりと分かります。

要石(かなめいし)とは、石や煉瓦でアーチを造る際、最後に頂点に入れて他を固定するための楔形(くさびがた)の石とありました。


● 内法高3、585mm、内法幅2,940mm、路盤から笠石上端(じょうたん)までの全高5,020mmある。

● 側壁は石材を6段、アーチの追石は要石まで14石、いずれも布積で積み上げ、要石は5角形の盾(たて)型である。

● ウイングはアーチ下まで6石、アーチ下端より笠石下端まで8石積み上である。

● 安田川線、川下より8番目の隋道である(右側の最上段にⅧの刻印)

建設は大正4年の馬路~魚梁瀬間開通時頃と考えられる

魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑩河口(こうぐち)隧道


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魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑨落合橋 に関する記事

2009-11-18 | 国の重要文化財 指定箇所
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑨落合橋 に関する記事



● 馬路温泉のすぐ上流にある橋である。

● 鋼ガーダー橋で、橋長は37m,ある。

● 橋の建設は大正4年の馬路~魚梁瀬間開通時頃と考えられる





● 橋桁の鋼材の側面に「大正14年株式会社横河橋梁製作所大阪工場製作」銘板がついており、当初木造橋であったものが、大正14年に鋼ガーダー橋に架け替えられ、昭和38年の廃線後、鋼材の桁を追加補強して車道になっている。

● 橋を渡ってところに製材(農協・農村工業場)があり、引込み線を設け、木材の搬入、製品の出荷等を森林鉄道で行っていた。

● 東川地区や落合地区の生活道になっていた。

橋の中央に石積の橋脚がある。(昭和50年の台風で国有林材が大量に流され、県道が寸断される災害があったが、これにも耐え現在に至っている)



馬路村内の重要文化財 安田川線 ⑨落合橋


魚梁瀬森林鉄道遺産・・・⑨落合橋


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魚梁瀬森林鉄道遺産・・・安田川線  ⑧五味(ごみ)隧道 に関する記事

2009-11-18 | 国の重要文化財 指定箇所
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・安田川線  ⑧五味(ごみ)隧道 に関する記事



● 馬路村への入口とも言える馬路橋の袂にある。

● この隧道を抜けると馬路に帰ったと実感できる思い出深い隋道であった。

● 廃線になった時、トンネルの上が車道になったため埋め立てられたが、平成9年に思い出深い隋道であることから、北坑門の一部の埋立てを取り除いた。

● 北坑門(村への出口)5.5mが残されている。(全長36,5mあった)




● 内法高3,940mm、内法幅3,025mm、路盤から笠石上端までの全高5,372mmである。

● 側壁は石材を6段、アーチの追石は要石まで16石、いずれも布積で積み上げ、要石

(楔(くさび)石(いし))は5角形の盾形(たてかた)である。

● ウイングはアーチ下まで6石、アーチ下端より笠石下端まで11石積み上である。

● 坑門上部は笠石が設けられている。

● 南側は埋め立てられているが、隧道端の一部が見られる。

● 安田川線、川下より7番目の隋道である(上から2段目隅石横面にⅦの刻印)

建設は田野~馬路間が開通した明治44年と考えられる。






魚梁瀬森林鉄道遺産・・・安田川線  ⑧五味(ごみ)隧道


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魚梁瀬森林鉄道遺産・・・安田川線  ⑦平瀬隧道 に関する記事

2009-11-18 | 国の重要文化財 指定箇所
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・安田川線  ⑦平瀬隧道 に関する記事

魚梁瀬森林鉄道遺産・・・安田川線 ⑦平瀬(ひらせ)隧道を「中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会」の清岡博基会長に案内していただき訪ねました。



● 安田町と馬路村の境界にある隋道である。

● 全長は71.4mで緩やかにガーブしている。

● 内法高3,390mm、内法幅2,980mm、路盤から笠石上端までの全高4,960mmである。

● 側壁は石材を6段、アーチの追石は要石まで15石、いずれも布積で積み上げ、要石は5角形の盾(たて)型である。

● ウイングはアーチ下まで6石、アーチ下端より笠石下端まで10石積み上である。

● 笠石を(高さ280mm)一列載せている。

● 安田川線、川下より5番目の隋道である(2段目隅石横面にⅤの刻印がある)

● 南坑門に20段の石積擁壁ある。

建設は田野~馬路間が開通した明治44年と考えられる。



全長は71.4mで緩やかにガーブしている隧道の中には、小さなコウモリが飛んでおりました。また、機関車から吐き出されたと思われる黒いススが上部壁面に着いているのがくっきりと見えました。




魚梁瀬森林鉄道遺産・・・安田川線  ⑦平瀬隧道


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魚梁瀬森林鉄道遺産・・・安田川線  ⑥釜ケ谷橋と島石ピクニック広場 に関する記事

2009-11-18 | 国の重要文化財 指定箇所
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・安田川線  ⑥釜ケ谷橋と島石ピクニック広場 に関する記事


対岸から見るために、「島石ピクニック広場」へ吊り橋を渡っていきました

安田川の素晴らしい景観を眺めながら、釜ケ谷桟道が見える場所へと・・・




安田町が造った"島石の語り伝え"の記念碑?には野口雨情作の歌詞が記されていました。根木さんに教えてもらって気が付きました。雨情は日本全国で多くの地方民謡(ご当地ソング)を作っています。




安田町の重要文化財 安田川線

⑥釜ケ谷(かまがたに)橋と島石ピクニック広場


● 釜ケ谷桟道のすぐ上流にある鋼ガーター橋である。

● この橋は開通当初は木造トラス橋として建設、その後機関車の導入により大正15年プレートガーダー橋に架け替えられた。

● 鋼製単一形橋桁で、橋長12,3m、谷川の川下側に架かる桁は森林鉄道時代のものである。


魚梁瀬森林鉄道遺産・・・安田川線  ⑥釜ケ谷橋と島石ピクニック広場



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魚梁瀬森林鉄道遺産・・・安田川線  ⑤釜ケ谷桟道 に関する記事

2009-11-18 | 国の重要文化財 指定箇所
魚梁瀬森林鉄道遺産・・・安田川線  ⑤釜ケ谷桟道 に関する記事


対岸から見るために、「島石ピクニック広場」へ吊り橋を渡っていきました

安田川の素晴らしい景観を眺めながら、釜ケ谷桟道が見える場所へと・・・

● 安田町島石にある石造アーチ橋である。

● 全長12,3m、幅5,000mm、橋脚最下部からの高さ8,200mmである。

● 追石は丁寧な江戸切を施し、拱背線はアーチに沿って丸く仕上げ、要石は五角形の盾型である。

● 開通当初は木造トラス橋として建設、その後機関車の導入により昭和2年に石造アーチ橋に架け替えられた。(欄干親柱「釜ケ谷桟道、昭和2年4月改修とある」

アーチ内に、巨岩が埋め込まれたような迫力があり、路線上でも屈指の景観を誇っている。


魚梁瀬森林鉄道遺産・・・安田川線  ⑤釜ケ谷桟道



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