映画「遥かなる山の呼び声(1980年公開)」を観た。
【解説】警察に追われる男と、牧場を切り回す母子の出会いと別れを描く。脚本は「男はつらいよ 寅次郎春の夢」の山田洋次と同作の朝間義隆の共同執筆、監督も同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当している。
山田洋次監督、高倉健・倍賞千恵子主演、そして北海道が舞台で、渥美清や武田鉄矢も登場すればどうしても映画「幸せの黄色いハンカチ」と重なってしまうし、公開当時14歳の私もそう思った記憶がある。さらにストーリーが進むと健さんは本作品でもやはり犯罪者だった。話の流れからして本作品から「ハンカチ」を観ると続編か?と思ってしまいそうだ。またハンカチ同様、医者を始め、地元のエキストラと思われる人たちが多く参加しているが、本作品ではとにかく倍賞千恵子がやたら可愛らしい。
健さんがに吉岡秀隆に語りかける「男が生きていくには、我慢しなきゃならないことがいっぱいある」の台詞は52歳の自分に改めてしみじみと染み入る。
また「木ノ葉のこ」の懐かしい名前を発見。可愛らしい新妻を演じている。