映画「動く標的(1966年公開・原題HARPER)」を観た。
【解説】ロス・マクドナルド原作の私立探偵ルー・アーチャー(映画ではルー・ハーパー)ものの同名小説を、P・ニューマン主演で映画化したハードボイルド映画の佳作。失踪した大富豪の行方を追う内に、欲に目の眩んだ関係者たちの愛憎劇に巻き込まれていくハーパーの活躍を描く。「ハーパー探偵シリーズ/新・動く標的」に続く。
私が生まれた年に公開された作品。冒頭、氷で顔を洗うシーンでは私の好きな「スティング」を彷彿させ、寝起きのバタバタ感は萩原健一主演のドラマ「傷だらけの天使」や松田優作主演のドラマ「探偵物語」の原型になっているのでは?と思ってしまう。謎解き、犯人探しもそれほど難しくなく、ありゃ?って感じでエンディングを迎える。映画というよりもドラマのような作品で、邦題にはつい首を傾げてしまったが、ニューマンはやはり格好いい。
ミランダ役のパメラ・ティフィンが実に可愛らしく、
ニューマンの愛車(ポルシェ356スピードスター)が格好良かった。特に錆びたところが・・・