目覚めてホテルのベッドから窓を開けると松本市内は雨が降り続いていた。 テレビのニュースでは台風の被害や高速道路の事故や閉鎖を伝えているが、小雨の街並を見る限り、帰る頃には大丈夫だろうと身支度を整える。松本市内から鹿教湯までは約50分との表示だったが、山道をずんずん登って行くとわずか30分ほどで到着。 宿もすぐに見つかり、部屋に入り母と再会する。チェックアウトまで時間があったので、共同浴場の文殊の湯へと向かうが営業時間外の為、文殊堂を見学して足湯に浸かる。
台風の影響で川には濁った土色の水が勢いよく流れているが、それ以外は何とも静かで風情があるひなびた温泉街で、温泉治療に専念するには最適な環境であろう。
人の良さそうな宿主さんに挨拶をして山を下り、東部湯の丸ICより上信越自動車道へ入る。途中で私にとって長野県初の太陽が顔をのぞかせてくれる。車は順調に進み、そして四県目の「群馬県入り」のアナウンス。藤岡ジャンクションから関越道へ入り、五県目の「埼玉県入り」。強風のため速度制限のある区間が続くが、渋滞も通行禁止区間も無く、三時間余りで無事に到着した。走行距離504.3km。合計五県を巡った久し振りのロングドライブであった。
今年はなかなか日程の都合で行けなかったひとり旅だったが、とりあえずこれも「ひとり旅2013年(片道のみ)」と勝手に認定し、2010年徳島・2011年長崎・2012年鹿児島と続いたひとり旅も四年連続達成となった。いぇ~い
ちなみに先日のバレーボール練習時に北陸まで車で帰省した後輩に走行距離を確認する「片道で600km」とのこと。いやいや大したもんだ。
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