年賀状の季節である。住所録を取り出してひとりひとり確認していると、ここ数年音信不通の人が何名かいて、中には以前とても頻繁に会っていたのにすっかりご無沙汰になってしまった人もいた。久し振りに連絡してみようか?と思うと、つい「あの事」を思い出す・・・
以前中学校時代の同窓会が開催された際、会場で卒業以来、初めて会った友人がいた。久し振りの再会に話が弾みつつ、そう言えば当時はとても仲良くしてたな~と思い出し、それから何回か飲みに行った。しかし結局それっきりになってしまった事があった。つまり本当に会う気があれば、卒業後も何かしら連絡を取ったりしていただろうが、同窓会で再会するまで一度も会わなかったのにはタイミングやきっかけ等のそれなりの理由があったのだろう。会える人とはいつだってタイミングが合うものだし、きっかけだって作り易いものなのだと思う。そもそも「会う事自体」には最初から理由なんてないものだ。だから今回も連絡はしないだろう。
ご無沙汰した人とは特に仲違いした訳でもないので、年賀状にはいつものように「今年こそは飲みましょう」の文字は入れてみるが・・・さてさて・・・
でももしかして私の知らないところや、気が付いていないところで仲違いされていたのなら・・・私が気が付いていないならまっいいっかと思う。