エコ袋の弱点

2008-09-15 20:16:24 | Weblog
 毎月14日はTOHOシネマの「TOHOシネマズデー」で映画が1000円で観られる。もう一回SATC観たかったので、行ってみた。ただし上映時間は夜9時45分からで終わりは12時すぎ。まあ自転車で行ける距離だし、天気予報は気になるけれど散歩がてら行ってみるか、と気軽に考えていた。
 三連休の半ばで1000円とあって、映画が終わった時間でもロビーに人がたくさんいる。これから上映する映画も何本かある。へえー、これはいいかも、と嬉しい気持ちに得した気持ちが重なる。
 と、外に出ると……雨が降っている。しかもけっこう強い雨。念のため折り畳み傘を持ってきていたので、自転車で帰る方向で準備する。映画を観る前にルミネのバーゲンで買い物をし、大きな紙袋一つにまとめることはできたものの、エコ袋を愛する私にはビニールの袋が一つもない。仕方ないからエコ袋を上からかぶせて雨の中走り出す。
 けっこう風も強く、雨脚も強くて、一度は雨宿りをしたほど(後で天気予報を見たら、一時間に24ミリの強い雨だった)。深夜1時を過ぎ、これ以上待っていられないので意を決して走り出す。地面には滝のように水が流れ、ペダルを漕ぐ足にも水が降り掛かる。止まって入られないから、走り続けて家に着く。
 折り畳み傘って前が見えないから不便だな。こういう時、ビニール傘のほうがいい。
 そしてエコ袋には防水性がほとんどなく、荷物はべちゃべちゃ。もちろんエコ袋自体もびっしょり。水がたまっていたからまったくないわけではないが、これがビニール袋なら中は守られたはず。紙袋は破けてカゴから出せなかった。数回に分けて運び、中身を広げて乾かし、靴にも丸めた新聞紙をつっこんで、後始末が一仕事だった。
 そういえば子どものころ、スーパーの袋は四角い紙袋だった(今なら陶器を入れてくれるやつ)。その後、持ち手つきのビニール袋に変わった記憶がある。それは雨対策だったのかも。エコ袋には防水性が必要だ。これじゃあ雨の日に対応してないよ。