タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

お宝の鑑定

2024年04月29日 | 徒然なるままに

前にもちょっとブログに書きましたが、今ボクは15年前に亡くなった父が建てた築50年の家の片付けに取り組んでいます。退職まで延ばし延ばしにしていたこの作業にようやく取り組み始め、1か月経ってようやく数部屋の片付けが終わりました。

で、片付けなければならない部屋の中には、明治生まれのボクの祖父の所有物もまだあるわけなんです。このボクの祖父、掛け軸とかが好きでよく飾ったりしていたのですよ。ところが祖父が亡くなって既に半世紀近く経っているわけですが、父は全くその手の趣味がなくて放置されていたために、今回のボクの片付け作業で50年ぶりに日の目を見たモノもあったわけなんです。出てきた掛け軸を包んであった新聞紙の日付を見て驚きました。なんと昭和38年ですよ。これなんか60年ぶりに世間に登場したわけです。

さて「この出てきた骨董品をどうするか?」っていう問題も生じたわけです。ハードオフに持っていけばタダ同然で買い叩かれるのはわかっていたし、だからと言って骨董品屋に知り合いもいません。そうしたら新聞に「お宝なんでも鑑定会を長岡で開催!」という広告が掲載されていました。期日はこのGW前半です。早速ボクは電話で予約して行ってきましたよ。

まぁ撮影許可を得ていませんので、鑑定作業や掛け軸の絵などは撮影していませんが、こんな感じの会場で1時間半ほどかけて鑑定をしていただきました。

はい。鑑定を待つ掛け軸たちです。まぁボクもまったく興味のない世界なので、鑑定士さんがいろいろ説明してくださったのですが、チンプンカンプンでした。それでも一緒に残されていた手紙や書付けを見たり、祖父の思い出を話したりしながら、作者の居住地や購入当時のエピソードなどが明らかになったものもありました。ちょっとだけ「まぁまぁのヤツ」もあったみたいですね。

まぁ気になるのは、買い取っていただくお値段です。ボクとしては50年間も眠っていたものですし、ゴミになってもしょうがないと思っていた骨董品たちでしたが、ちょっとしたお小遣いにはなりました(まぁ本当はもっと価値があるものだったとしても、素人のボクにはわかりませんけどね)。ラッキー!

そうそう。祖父が残した手紙と一緒に、こんな似顔絵が出てきました。この風貌、間違いありません。祖父です。でもボクの記憶の中にある祖父(当時60代)には髪がありません(いわゆるハゲ)でしたので、この似顔絵が描かれたのは祖父が30〜40代頃と思われます。よく残っていましたね。保存状態もよく、塗られたいた絵具の色も鮮やかでした。いやぁ〜なんかタイムスリップして、若い頃の祖父と再会したような気持ちになりましたよ。

爺ちゃん、お久しぶりです。ボクももうすぐ、あなたがこの世で過ごした人生の長さに追いつきますよ。あと何年生きられるかわかりませんが、残された人生も精一杯生きていこうと思います。じっちゃんの名にかけて。

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