タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

「火の鳥」コンプリート!

2024年02月20日 | 読みました!見ました!

当ブログ「タケ・タケ・エヴリバディ!」では、これまでに手塚治虫の「火の鳥」シリーズについて何度も紹介してきました。今日の記事はその最終編です。

今回ボクが読んだのは、「火の鳥:公式ガイドブック(ナツメ社)」です。副題は「悠久の時に刻まれる生命の謎と真実」。手塚治虫の火の鳥の魅力を余すところなく解説した、手塚プロダクションが監修した公式ガイドブックです。

いやぁ〜!すばらしい!「火の鳥シリーズ」の全貌、各編の概要や繋がり、見どころなどが余すことなく語られています。

例えばね。各編に登場する「猿田彦」や「猿田」など、輪廻転生を続けるいわゆる「猿田一族」についても、こんな感じで特集され整理されているのですよ。こりゃぁマニアにはたまりません。もちろん、「牧村のページ」や「茜丸ページ」なんかもあります。

他にも、それぞれの「編」の見どころや読みどころがまとめられていたり、全編を通した年表が掲載されていたり、遺稿となった「大地編」について語られていたり、雑誌掲載時と単行本収録時の違いを比較していたり、手塚治虫自身が語る「火の鳥」についての文章が掲載されていたり、もう魅力満載ですよ。

いやぁ〜面白かった!なんかね。ボクも「『火の鳥』の全体像を把握できた」っていう大きな満足感が残りましたよ。少年時代に読み始めた「火の鳥」を、還暦を過ぎた今こうして読み返して新たな感動を得ることができるなんて、本当に素晴らしいです。手塚先生!ありがとうございました。

ボクのブログ記事も整理しておきますね。ボクがこの「火の鳥」シリーズを再読するきっかけを与えてくださった、「ON MY WAY」の50foxさんに心から感謝申し上げます。

 

「火の鳥」黎明編・未来編 - タケ・タケ・エヴリバディ!

昨年のこと。いつもおじゃましている50foxさんのブログ「ONMYWAY」で、「やっぱり手塚治虫はすごい!〜「火の鳥望郷編」」という記事を拝見しました。やっぱり手塚治虫はす...

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「火の鳥」ヤマト編・宇宙編・鳳凰編 - タケ・タケ・エヴリバディ!

一昨日に引き続き、手塚治虫の「火の鳥」の紹介です。今日は3巻の「ヤマト編」と「宇宙編」、4巻の「鳳凰編」です。この3・4巻を読了しました。まずは「ヤマト編」です...

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「火の鳥」復活編・望郷編 - タケ・タケ・エヴリバディ!

ここ数日というもの、「火の鳥」の世界にのめり込んでいます。今から40~50年も前に夢中になって読んでいたマンガの作品に、またこうして再び夢中になるなんて、そして新た...

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「火の鳥」乱世編・羽衣編 - タケ・タケ・エヴリバディ!

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「火の鳥」エジプト・ギリシャ・ローマ編 - タケ・タケ・エヴリバディ!

手塚治虫の「火の鳥シリーズ」は一応前回の「太陽編」の11巻で一区切りしているのですが、実は「別巻」が存在します。それが今日紹介する「エジプト編」「ギリシャ編」「ロ...

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「火の鳥<大地編>」(上巻) - タケ・タケ・エヴリバディ!

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「火の鳥」大地編(下巻)を読了しました。原案・手塚治虫、著作・桜庭一樹の小説「火の鳥」です。上巻を読み終えてから、1週間ほどで下巻も読了しました。「火の鳥<大地...

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持っていることを思い出させていただきました! (50fox)
2024-02-21 08:57:14
えっ⁉えっ⁉えっ⁉
「火の鳥:公式ガイドブック」⁉
この表紙、見たことがある!
いや、持っている気がする!!
しかも、買っただけで1ページも読んでいない本!!!
そうだ、忘れていた。この本があったことを、すっかり!
「!」は、中高年がよく使うそうだけど、使いたくもなりました。
この本、現職の時代に学協のチラシで見て購入した物でした。なのに、忙しさに紛れて当時読むことなく、それ以来20年近く本棚の奥底にしまったままになっていたことを思い出したのです。
あるはずだ、と思ってごそごそと探してみたら、ありました!手つかずの新しいまま。
さっそく今度読んでみたいと思います。八百政さんがここで紹介してくれなければ、その機会は失われたままでした。この「発掘」に多大なる力を与えてくれたことに、心から感謝します。
私も、その後火の鳥シリーズを改めて読み続けています。やはり、手塚治虫、すごいです。昔以上に今、そのすばらしさに感嘆します。
最後になりましたが、こちらこそ非常に感謝しております。ありがとうございました。
返信する
「火の鳥」コンプリートおめでとうございます! (りゅーと)
2024-02-21 10:25:45
 「火の鳥」コンプリートおめでとうございます!素晴らしいなぁ~。

 私は交通事故にあって定年を前に退職したんですけど(55歳)、自分の時間がとれて(…って言うか24時間フリー)、前に読んでいなかった本や漫画をゆっくりと楽しめるのは、やっぱり嬉しいですね~。

 現役の時、忙しい部署に配属されていた時は、家帰ると11時で、帰ってただ寝るだけ、土日出勤当たり前と言った感じで(当然手当なし)、ホント余裕なかったですから…。

 ぶっちゃけ、今が人生でベスト!って感じですね。これからもよろしくお願いします。
返信する
火の鳥の「ご縁」 (八百政)
2024-02-22 07:27:36
>50foxさん
「火の鳥」公式ガイドブックをしっかり購入されているとは、さすが50foxさんです。
手塚治虫が生きていたら、もっともっと「火の鳥」の新しいストリーを読めたかもしれないのになぁ…と残念でなりません。
数年前に既に処分してしまった「アドルフに告ぐ」も、もう一度読んでみようかなぁ…と思っています。

>りゅーとさん
「今がベスト」と思えるのは幸せなことですね。ボクなどは、どうしても「昔はヨカッタ…」などと思ってしまいます。返せ!ボクの青春!返せ!北方領土!
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