タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹林や自然と共に生きる」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

八木ヶ鼻温泉「いい湯らてい」

2024年07月19日 | 新潟県内の日帰り温泉

三条市下田(しただ)郷にある、八木ヶ鼻温泉「いい湯らてい」に行ってきました。下田地域は三条市ではありますが、長岡市の栃尾地域と隣接しているのでわが家から1時間足らずで到着しました。

この八木ヶ鼻は、絶好のロケーション。高さ200メートル以上の石英粗面岩の壁が五十嵐川の上流にそそり立ち、自然の恵みを一身に受け、季節の度に塗り替えられる絵画のように訪れる人の目を楽しませてくれます。ハヤブサ繁殖地として県の天然記念物に指定されているだけでなく、そのすばらしい景観から新潟県景勝100選に選ばれているんですよ。

これが八木ヶ鼻です。車を運転していくと、こんな絶景がいきなり視界に飛び込んでくるんですからすごいですよね。「いい湯らてい」は、この景色のすぐ近くにあります。

はい。外観はこんな感じ。駐車場から玄関に至るまでに、こんな風車のオブジェがボクを迎えてくれました。

あら、いい感じ。風情がありますね。

玄関マットには、五十嵐川と八木ヶ鼻がデザインされています。なんか踏むのがもったいない感じです。

フロントの手前で、温泉キャラが出迎えてくれました。今風ですな。今日も「温泉パラダイス」の割引を使って、100円引きの800円で入場できました。

はい。ここから浴場です。浴場は撮影できませんので、パンフレットで紹介しますね。

これが「いい湯らてい」のパンフレットの表紙です。中を開くと、温泉施設が写真入りで紹介されています。

お勧めは何と言っても、五十嵐川と八木ヶ鼻の絶景を臨む露天風呂です。この露天風呂、マジ最高。パンフレットで恐縮ですが、アップでどうぞ。

目の前の八木ヶ鼻の絶景を温泉に浸かりながら独り占めって感じ。もう、この空間には身も心も癒やされました。そうそう。肝心の温泉成分表も確認しておきましょうね。

源泉は61.2℃で、「ナトリウム・カルシウムー硫酸塩泉」と書かれていました。弱アルカリ性とありましたが、「お肌スベスベ感」や「温泉臭」は感じませんでした。この成分表をさらにわかりやすく解説した、こんな文書も掲示されていましたよ。

なんか、こういう素人にもわかりやすい解説があるといいですね。「美肌の湯」だってことがよくわかりました。ボク的には、「マグマ風呂」と「ミストサウナ」も気に入りました。「マグマ風呂」の噴流圧力ではじける気泡のマッサージ効果はとても気持ちよかったし、室温45℃の「ミストサウナ」は通常のサウナが苦手なボクにもとても心地よかったです。

風呂上がりに、おみやげコーナーをながめて目の保養です。「縁日コーナー」や地酒の展示・販売コーナーなど、魅力的でしたね。

実はこの「八木ヶ鼻温泉」ですが、以前に紹介した「越後長野温泉・嵐渓荘」と目と鼻の先にあります。

 

越後長野温泉・嵐渓荘 - タケ・タケ・エヴリバディ!

先週末のことになるんですが、三条市(下田地区)にある越後長野温泉「嵐渓荘」に行ってきました。まぁ以前から評判は聞いていて、「一度行ってみたいなぁ…」と思っ...

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それぞれに「よさ」のある、いい温泉群ですね。三条市の下田地区、なかなか魅力的な地域です。この下田地区は、国道289号線の八十里越の起点としても有名ですよね。

国道289号は、昭和45年に国道として認定された新潟県新潟市を起点として福島県いわき市に至る総延長304kmの道路です。このうち新潟県三条市(旧下田村)から福島県只見町に至る県境部分が「八十里越」であり、実際の距離は八里しかないのですが、あまりの険しさゆえ一里が十里にも感じられたことから古来「八十里越」と呼ばれています。

また、「八十里越」は、司馬遼太郎の小説「峠」の舞台となったことでも知られる歴史の道です。

北越戊辰戦争で再落城した長岡城攻防の戦いの際、敵弾で足をくだいた河井継之助は、担送されて八十里越に向かい。山中で一泊し只見に着くが、会津若松でその生涯を閉じます。八十里越は、継之助にとって2度と帰ることのない死の道でだったわけです。

そんな八十里越(国道289号線)の開通まで、「あと(だいたい)900日【非公式】」というカウントダウンコーナーが、売店の近くに設置されていました。この道が開通したら、すごいことですね。

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