タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

摩訶不思議な食材(イトウリ)

2024年08月10日 | 食いしん坊バンザイ

わが家の家庭菜園では、毎年必ずイトウリ(ソーメンカボチャ)を育てます。まぁわが家では夏野菜の定番と言っても過言ではありません。5月初旬にポットに種をまき、畑に定植して7〜8月頃が収穫期。今が盛りなんですよ。

わが家の場合は、比較的若い実を収穫して浅漬けにして食べるのが大好きです。独特の繊維質の食感がなんとも言えない美味しさで、辛子漬けにしたり、麹漬けにしたり、いろいろなバリエーションで楽しんでいます。

これは今朝食卓に上がった辛子漬けかな?美味かった!ご飯が何杯でもいけますよ。

8月に入ると実が熟してきて、だんだん表面が黄色くなってきます。皮もだんだん固くなり、カボチャのようになってくるんですよ。この段階で収穫したイトウリがまた美味いのですよ。

皮が固くて中はカボチャのようですが、よーく見ると細い素麺のように渦巻いています。輪切りにしたものを茹でて、種を取り除き、内側から実をほぐすように引くとあら不思議、素麺のように細く実がほぐれていきます。だから「イトウリ ソーメンカボチャ」と呼ばれるのですよ。上の画像は、ババのお手伝いをしてイトウリの実をほぐす作業をしている孫2号(5歳男児)です。

はい、こんな感じになります。まったく摩訶不思議な食材ですよね。外見の瓜の姿と湯がいてほぐした糸状の姿のギャップが、なんとも言えません。

素麺汁やマヨネーズで和えたり、大葉やミョウガなどを散らして食べると、涼感あふれるメニューの出来上がりです。三杯酢で食べる方法もあるのですが、ボクは小さい頃にこれでイトウリが嫌いになったトラウマがあるので、わが家では封印しています。このイトウリ料理を食べると、「あ〜!今年も夏が来たな」って実感します。

実はこのイトウリを家庭菜園で育てるにあたって、1つ残念なことがあります。毎年イトウリを畑の一番端の一畝に植えるわけなんですが、同種のカボチャ系の作物を一緒に作ってもうまく実をつけてくれないんですよ(経験的に学習しました)。なのでわが家の家庭菜園では、カボチャ、ユウガオ(冬瓜)、スイカなどは作らないことになっています(小さな家庭菜園なのでね)。まぁそれらの作物を犠牲にしてでも、「イトウリを食べたい」というわけなんですよ。

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