タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

日曜限定営業の蕎麦屋「のばら」

2023年06月18日 | 食いしん坊バンザイ

以前から友人のゲゲル(情報)が、「俺の仕事仲間が山古志で日曜限定の蕎麦屋をやっているんだ」「一緒に食いに行こうぜ」って誘ってくれていたのですが、ボクの都合がなかなかつかずに(アルビの試合やアルバイトが被っちゃってね)、これまで行けないでいました。

ところが今日はぽっかり空いた日曜のスケジュール。しかも天気がいい。「ゲゲル?暇?山古志に蕎麦食いに行かない?」「じゃあつき合うか!」ってことで、男2人が山古志の山の中で待ち合わせ。一緒に山古志東竹沢にある日曜限定の蕎麦屋「のばら」に出かけました。ゲゲルは店主のSさんと懇意で、卓球仲間や同級生などいろいろな知り合いを「のばら」に案内しているみたいです。

はい。これが日曜限定営業の山古志の蕎麦屋「のばら」です。なんてことはない。普通の高床式住宅の車庫の部分を蕎麦屋に改装した店舗は、「うどん・そば」の幟旗が立っていなければ絶対に蕎麦屋とは気がつきません。

かろうじてドアに「麺道楽のばら」の文字が見えます。ですけどボクらが入店した時間帯(12時40分くらい?)は大盛況のにぎわい。やけの今どきの若い子たちがいるなぁ…と思ったら、山古志デジタル村民(メタバースっていうんですか?よくわかんないけど)の方たちが全国から集まって、星空や闘牛など山古志を堪能した最後のメニューが「のばらの蕎麦」だったとか。なんかすごいね。

蕎麦は二八の布海苔蕎麦。ボク的には布海苔はあまり好きじゃないんだけど、今日はゲゲルにつき合いました。でも美味かったな。何より嬉しいのは、地場産採れたての野菜天です。ヒゲニンニク、ゴボウ、根曲がり竹のたけのこなど、とても美味しゅうございました。

一緒に行ったゲゲルが店主のSさんと知り合いということで、「これも味見してって」とモツ煮もいただきました。「自分の酒のつまみに作ったのがメニューになっちゃった」とSさん。いやいや、なかなかのお味です。

車じゃなきゃ、ビールをいただきたいところです。デジタル村民の皆さんが帰られてからはお客さんが減ったので、Sさんがボクらの席に来ていろいろ世間話をさせていただきました。なんとまぁSさんの話が面白い面白い。「山古志じゃぁ俺は若手だから…」というSさんはどう見てもボクより年上。普段は「一人暮らしの年寄りを軽トラの助手席に乗せて病院に行くんだて」とおっしゃっていました。今風に言うと福祉ボランティアって感じかな?

「山古志は1人暮らしの年寄りが死んで空き家が増えているんだ」「中越地震の後に建てた家ばかりだからまだ新しいんだよ」そんなSさんの言葉が、とても心に刺さりました。

コメント (2)
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