タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

PAZとUPZ

2022年11月05日 | 徒然なるままに

長岡市立劇場で開催された、新潟県主催の「原発事故に関する3つの検証の状況と説明・意見交換会」という長い名前の会に参加してきました。このところ福島第1原発の見学に行ったり関連する書籍を読んだりして、最近ボクは原発事故に関して素人ながら興味を持っています。過去のブログ記事もよかったらお読みくださいね。

福島第一原発に行ってきました! - タケ・タケ・エヴリバディ!
福島:人なき「復興」の10年 - タケ・タケ・エヴリバディ!
『廃炉』という名の幻想 - タケ・タケ・エヴリバディ!
「原発事故 最悪のシナリオ」を読了! - タケ・タケ・エヴリバディ!

はい。会自体は写真撮影や録音は禁止ですが、開会前の会場の写真ならかまわないでしょう。今日から県内4会場で行われるこの説明会。初回の今日は、県内のいろいろなところから熱心な皆さんが集まっていました。

膨大な資料もいただきまして、福島第一原発事故の「避難生活への影響に関する検証報告」「事故原因の検証報告」「原子力災害発生時の安全な避難方法の検証報告」の3つの観点から、新潟県からの説明と質疑応答が行われました。

「なんで東電の福島原発の事故について新潟県が検証を行うの?」っていう疑問も当然あると思いますが、新潟県には同じ東京電力の柏崎刈羽原発がありますからね。再稼働の問題も鑑み、新潟県としてあの事故をしっかり検証しようということで何年もかけて調査や会議を続けてきたそうです。今日はその報告会ってことです。

柏崎刈羽原発から30km圏内にあるわが家は、いわゆる「UPZ(避難準備区域)」です。5km圏内の「PAZ(即時避難区域)」の住人とともに、いざって時の避難行動についてもしっかり理解しておかなければなりません。膨大な資料の中には、勉強になる内容や「こりゃぁしっかり頭の中に入れておかなきゃな」って内容がたくさんありました。

福島第一原発の事故のような自然災害だけでなく、あってはならないことだけど他国から軍事的行為として原発を弾道ミサイルで狙われたり、テロの標的になる可能性だってゼロではありません。ボクら1人1人が、原発の安全性や事故対策についてしっかり監視の目を光らせる必要があることを、今日は再認識しました。無関心は絶対にダメですよね。

いやぁ〜それにしても休憩なしで3時間半を超える会は、頭も身体も疲れました。

コメント
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