タケ・タケ・エヴリバディ!

当ブログは「竹と生きる・竹を生かす」をメインテーマに、管理人の田舎暮らしの様子をお届けします。

『廃炉』という名の幻想

2022年10月17日 | 読みました!見ました!

ジャーナリスト・吉野実氏の著書、「『廃炉』という名の幻想 ~福島第一原発、本当の物語~」を読了しました。光文社新書です。ボクが最近興味をもっている「東日本大震災における福島第一原発事故のその後」的な内容の本。これ系の内容でボクが読んだ本としては、前回ブログで紹介した「福島:人なき「復興」の10年」に次ぐ第2弾です。

増え続ける処理水、不可能に近い「デブリ取り出し」、行く先のない“事故炉"の廃棄物……etc. 目をそらし続けるのはもう限界だ!10年以上、1F(いちエフ:福島第一原発のこと)事故の収束を取材し続けてきた記者が明かす「誰も触れない真実」。

こんな感じの本です。


「福島第一原発の廃炉は順調だ」「30~40年で完了する」―そんな話を信用している方もいるかもしれない。事故から10年以上が過ぎ、世間の関心は次第に薄れ、
何となく「うまくいっているだろう」との楽観的な空気すら感じる。

しかしそれはとんでもない話だ。使用済み燃料の取り出しは滞り、メルトダウンで溶けた燃料デブリは取り出す方法すら見つかっていない。そもそも何をもって廃炉というかの定義すらない。

それではなぜ、国と東京電力は、廃炉が「できる」という幻想を広め続けるのか。
廃炉を阻む最大の要因とは何なのか?

本書では、福島第一原発事故の発生当日から一貫して国と東京電力を取材し続けている記者が、幻想とその背景、そして廃炉の「本当の未来」に迫る。


こんな感じの内容です。ボクが今まで知らなかった現実を、たくさん知ることができました。ちょっと難しい内容で、わかりづらいところもありました。この本を読んでいろいろな知識を得て予習した上で、明日はちょこっと福島まで行ってきます。行ってきた結果は、また機会があればブログで紹介したいと思います。では

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 寺泊シーサイドマラソン | トップ | 福島第一原発に行ってきました! »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

読みました!見ました!」カテゴリの最新記事