今 ロシアに隕石が落下したニュースで持ちきりですが
実は母さん あれと 同じ経験 1996年の2月頃見たんです。
ペンションを始める前 埼玉県の上尾市というところに住んでいました。
丁度 子どもたちが休みの日で 外で遊んでいたので 様子を見に外に出た時
空の上で ピカッ
と 大きな光が!ほんの一瞬ですが 凄い爆発のような光を見てしまった
飛行機よりも何倍も大きく まるで溶接の火花のような(母さんの実家は溶接やっているので見慣れてて)七色の光・・・
ロシアの隕石は ただ明るい光でしたが
母さんが目撃したのは
よく雨上がりの道路に 車のオイルがこぼれていると 七色に光っているあの色・・・
そんな感じの色が 音もなく 一瞬 大きく光ったのです。
どう見ても その時の知識では 飛行機かなんかが 爆発したと思い
近くにいた 子どもたちに「誰か今爆発見たいの見なかった?」と 聞いたら
小学2年生の息子の友達だけが「見た見た!僕も見た!」
空を見上げたら テレビでやっていたような 飛行機雲のような白い煙・・・
「ほら あの煙みたいなところで 確かに 爆発したよね」
私は テレビで 何かやっているのではないかと 家の中に入ろうとした途端
「ドッシ~ン!」
地震のような地響きが あたりに響いたのです。
閃光を見てから 5分くらいたっていたような気がしましたが 2~3分なのかな???
「やっぱり 飛行機かんなんか 落ちた!!!」
と 母さんは 大騒ぎ!
「おとうさん!多分 裏の団地の方に 飛行機が落ちたのよ!さっき 凄い爆発見たもの!」と 私。
空には 先ほどの飛行機雲みたいなのが 風に吹かれて位地を変えながら どんどん大きくなっていて・・・
それならと、
父さんは ビデオを担いで 特ダネを撮るため自転車で 団地の方に向かいます。
自転車は一台しかないので 私も そして子供たちも 10人くらいシッポになって大急ぎで
団地の方へ走る・・・走る・・・
ところが・・・
いくら走って団地の方に向かっても 煙も見えない・・・
飛行機が落下したら 大惨事になって 大きな火災になっているはずなのに 何の騒ぎもない。
消防車も 救急車もやってこない・・・
あたりの人みんな シラ~!と フツ~の動きをしている・・・
周りの人に「さっき 地震みたいなのありましたよね?」と 聞いても
「そうだった?」と 振動さえ あまり感じていなかったような
あれは 幻だったのか・・・確かに 見たのに・・・
そう ガッカリして バカみたいに大騒ぎしたことを 恥じて 家にもどって
テレビをつけたら 「隕石がつくば市の方に落ちた」と 大騒ぎ。
家から1キロくらいの 裏の団地の方に落ちたとばかり思っていたら
なんと・・・
私たちの住んでいるところから 50㌔くらい離れたつくば市に 落ちていた・・・
自分たちが ビデオを担いで 走っていたことを思うと
後で 大笑いでしたが あの時の閃光は 目に焼き付いて忘れませんでした。
今みたいに 防犯カメラも そこいらじゅうになかった時代。
ロシアみたいな映像は 全然ありませんでしたから
私が見たと言っても 全然信じてもらえなかったなぁ
いま ロシアのニュースを見ながら 母さんは18年前の目撃談を 再沸騰しています