温かくなってきました！

昨日～今日と　温かい日が続いています。

裏山で　ウグイスも鳴くようになりました。

昨夜は　近所の方が　「今夜は都合で一人になっちゃうので　不安だから泊めて」と　素泊まりで泊りに来てくださり

今夜は　「被災したのですが　気分転換に　おいしいものを食べに行きたくて」という　茨城県の被災地の方が　いらっしゃいます。

失ったものもあり、大変な中　少しでも以前と同じように　安心して寝たい

パッ～と　少しは　おいしいものを食べて　明るい気分になりたい・・・　

そろそろ、我慢も限界ですね

小さな気分転換に　少しでもお役にたてればと　思っています。

温かくなってきました。

人々の心も　少しでも早く　温かさを取り戻してほしいと願う毎日です

鳥の鳴き声は何処へ？

いつもの年なら　３月１０日前には　ウグイスの初鳴きが　聞こえるはずです。


でも　今年２０１１年は　まだ　一回も聞いていません・・・


それどころか、ついこの間まで聞こえた　にぎやかなクロツグミの声や　そのほかの　エナガ。シジュウカラ、ヤマガラのような小鳥も　見かけないのです・・遠くの鳥の鳴き声も　聞こえないような・・

いつもの年より寒いから？？？


地震で　遠くへ行ってしまったの？？？


それでもアオジのアオちゃんと　いたずらっ子の　ヒヨドリだけは来てくれるので　ほっとしています。

いつもの春のはずが・・・

裏の湿地には　小さい水芭蕉の花が顔をだし

カタクリも　つぼみを持ち、

小川もサラサラと　穏やかに流れ、

自然は　いつもの年と変わらぬ顔で　訪れようとしています。




でも　この真っ青な青空のかなたには　

家をなくし　家族を亡くし

想像できないほどの　避難生活をしている方が　たくさんいらっしゃいます・・・



何にも知らない顔をして

いつものように　太陽が出て　春が来て・・・


自然は　残酷。



でも、だから希望が持てる・・・



自然がきっと　また微笑んで　助けてくれるよ！


がんばろう・・・みんなで　がんばりましょう！

被災者のお客様へ

山日記にも　長い間通い続けてくださるお客様で　地震の被災地の方が　多数いらっしゃいます。

初めの何日かは　電話をするこを　控えておりましたが
1週間ほどたった日から　テレビ等で　ひどかったと放送のあったところから　順番に　恐る恐る連絡を取ってみました・・・
電話に出ていただけなくても　つながれば　おうちがあるという証拠。
ベルが鳴るだけで　ホットします。
留守電になっていたら　メッセージを残すようにしました。

仙台市若林区のＫ様　4日後に　全員奇跡的に無事と　お電話いただきました。本当に良かった・・・

茨城県日立市のお客様たち・・・
全員　ご無事で　お家におられました！！！良かった！

一番心配なのは　海沿いの　石巻や南相馬市のお客様・・・

171の安否確認ダイヤルにメッセージを残したり
知っている　携帯アドレスに　メールを出したり・・・

連絡の取れない　悶々とした日々が続いておりました・・・


ですが、今朝早く　石巻のお客様から　体だけは家族全員無事！との　メールが入ってきました！

電波が悪くて　連絡できなかったけれど　親戚に身を寄せていると・・・

次々に　ご無事であることがわかり　今朝もニュースで　9日ぶりにがれきの中からおばあさんと16歳のお孫さんが見つかったとのこと、

まだ連絡の取れない方も　きっと　どこかで　元気になさっていると　信じられる出来事でした。
南相馬市のＦ様　どうか　ご無事で！きっと　どこかでお元気でいらっしゃると信じております。

被災者のお客様　避難所生活にお疲れになったら　どうぞ　山日記へ　骨休めにいらしてください。
質素なお食事ではありますが　お部屋だけは　以前と同じで　お待ちしています。

那須町にも　たくさんの避難民の方が　あちこちにいらっしゃいます。
どこに避難しておられるのか・・・

自分の父親と似たようなおじいさんを見かけると、
お気の毒で　「うちへいらっしゃいませんか？」と　声をおかけしたい衝動に駆られます・・・

２晩くらいなら　今は　代金は結構です。
どうぞ　お風呂に入り　足を延ばして　布団で　ゆっくりお休みください。

毎日　そうテレビに向かって　被災した方たちに向かって　念じております・・・

被災者の方受け付けております

今まで、福島原発のことが心配で　「安全ですから　来てください」とは　言えませんでしたが

最近の　いろいろな　学識のある方のお話から

那須高原は　何とか　安全圏であることがわかり　ほっと　胸をなでおろしております。

海外の方からも　いろんな　ご心配やメッセージをいただきましたが

私たちも　ジタバタせずに　この　那須高原で　被災地から　避難していらっしゃる方のお手伝いをしようと

心を決めました！！！

原発の近くから　逃れていらっしゃる方　また　もっと北の　物資の届かない寒いところにお住いの方

なんとか　こちらに　いらっしゃることができるなら　是非　ご利用ください。

非常時です。灯油も　食料も　分け合うほどしかないかもしれません。　計画停電もあります。

でも　足を延ばして寝られる　温かい布団と　プライバシーを守れるお部屋は　以前と変わりません。

このブログをご覧の方の　お知り合いで　宿をお探しの方がいらしたら　どうぞ　ご紹介ください。

暖房費もろもろかかるものですから　無料というわけにはいかず申し訳ないのですが

滞在日数や　人数　内容などご相談くださいませ・・・