目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

今年はじめて知った海藻「スナガ」

2010年02月25日 | 佐渡だいすきネタ
春が近づいているなあ、と思う食べ物。
それは佐渡においては、海藻がそれにあたるのではないかな、と思います。
でも、私はまだまだ海藻初心者です。
今年もはじめての海藻、見つけました!


佐和田の定期市で、いつもは野菜しか売っていないお店で
てんこ盛りの海藻が売っていました。

聞くと「スナガ」といいます。

「ス・ナ・ガ」。はじめて聞く名前です。

「ノリをとった後の岩の間にできるノリだ」といいます。
「っていうことは、手でいちいち採らないと食べられない海藻なんですね」
「まあそうだな」と(笑)

「どんな食べ方があるんですか?やっぱりみそ汁に入れるの?」
と聞いたら、
「おれはみそ汁に入れたことはない」とのお言葉。


海藻はみそ汁に入れるくらいしか料理方法を知らなかった私には意外な
お言葉でした。
「油を入れて炒めて、同じくらいの量の味噌を入れて味付けするんだ。
あと味醂と酒を少しいれて」と教えてもらいました。

なるほど。
ご飯の友になりそうな料理方法ですね。

炒めるとぱーっと鮮やかな緑色になります。
すかさず、お湯でといた濃い目の味噌ときのこを入れて軽く炒めて
できあがり。

味は…
連れ合い曰く口の中に磯の香りが充満して、すごい贅沢な味だそうです。

磯の味にあまりなじみのない連れ合いは、
こういう味をとても喜んで、たまに文学的な、そして言葉にしにくい味を言葉で表現
します。

私には海藻の味はなじみが深すぎて、「磯の香り」とか「贅沢な味」とかいうような
はじめて食べたかのような、新鮮な表現は中々できません(笑)

でも確かに、磯特有の臭みが感じられず、おにぎり海苔を何十倍にも濃く
したような旨みがあります。
比べるべきものでもないのでしょうが、個人的にはギンバ草よりランクが上
かもしれません。

ご飯にあいます。2杯はぺろりといけそうです。

トレーに山盛り一杯で200円。
少ないように見えて、使っても使ってもなくなりません。

海藻はお肉にとてもよくあいます。
こんなレシピもお試しください。


●スナガとプレーン炒め

①細切りにした玉ねぎをよくよく炒め、
②豚ひき肉を炒めた後にスナガを入れて緑色が変わったら
③白菜のぶつ切りを山ほど入れて、しんなりしたら出来上がり。

海藻の塩っけだけで食べるので、プレーン炒め。
ほんのり塩味がおいしくってもりもりいけます。
物足りなかったら、少々の塩を入れてくださいませ。

海藻は色は黒いし、形もくちゃくちゃなので写真映えしませんが
味はかなりいけます。

冬にたまった毒素がとれそうな食材です。ぜひお試しください。


…しかし海藻は1パックが本当に多い。
いいレシピがありましたら教えてくださいませ。

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