目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

赤川次郎の手記

2016年05月15日 | 戦争法案だいはんたい
とある雑誌に、赤川次郎のエッセイが載っていました。
誰もが知っているベストセラー作家。
私は恥ずかしながら一冊も読んだことはないけれど、
学生の頃から、多くの友人が読んでいたのを思い出します。

そのエッセイの最後の1文がどきっとしました。

「非正規労働者があふれる一方で、仕事のない若者たち、老いた親の介護による失業…。
政権がこの現実に、何も手を打たないのは、若者たちが
「軍隊にでも行くしかない」状況を作りたいからなのかもしれない、とふと思った。




アメリカの戦争映画の内容を等々と解説したエッセイから、
この一文へとつながっていった、そんな文章の流れ。

びっくりした。

まさか、過去のアメリカ映画の解説から、現代のこの状況へとつなげるとは思っていなかった
し、文章にはその気配もなかったから。

でも、赤川次郎自身、この一文を言いたいがために、
「隠す」ようにして、長々とアメリカ映画のことを書いたのかもしれない。

知識人が、各々の方法で「戦争法」への恐怖と反対を表明している。
おそらく、自身にはあまり影響がないとすら思われる
ベストセラー作家すら、その意志を表明し始めている(ような気がする)

私を含む一般の人があまり使うことが少なくなった「想像力」をいちばん駆使して
身を削りながら仕事をしている
作家こそ、おそらくは、その恐怖を十二分に感じているのかもしれない。



とある駐車場で、一列駐車している車の全てに、全てに!、
私の戦争法案のステッカーが貼ってあって、びっくり!
一枚はってあるだけで、びっくりなのにさ。ついつい写真とっちゃった。
貼ってくれて、ありがとうございます。



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