目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

議会を傍聴しにいきました。葉書を送ってくださった方、ありがとうございます

2013年07月01日 | 佐渡だいすきネタ
図書館問題をとりあげる議員さんを中心に、はじめて議会を傍聴しにいきました。

これまで、議会だよりくらいでしか
議会の中身のことを知らなかった人間ですが、
勇気をだして、一歩を踏み出しました。

議会は、図書館問題のためもあってか、
普段は2,3人しか傍聴する人がいないそうですが、当日は10人くらい人がいました。
いかに、この問題に多くの市民の関心が寄せられているかがわかります


赤ン坊も一緒に連れてでの傍聴でしたので、
全てを聞けたわけではありませんが、いくつかお知らせしたいなあ、と思っています。

それは、今回の議会に間に合うように、
市長宛てに「市民の声を無視しないで」というタイトルをつけた
葉書を、いそいで刷ってもらって、
1週間足らずのわずかな時間の間に、
知人友人に配って市長におくってもらう

ということをやったからです。



お願いした友人は、「明日にはポストに投函してほしい」
という
急なお願いにも関わらず、みんな快く快諾してくれ、
中には「今の図書館の状態を嘆いている知り合いも職場にいるからもう少し
わけてくれる?」
と言って余計に数枚もらってくれる人もいて、
すごくすごく嬉しかったです。


そして、そのわずか1週間の間に、数々の人から人へと葉書が回り


なんと210通!(正確にはあと数通追加されると思います)
もの葉書が市長に届きました。

ケタ違いだと思います。
この短さの間にこの葉書の数を考えると、
これは「一部の市民」とは言い切れないと思います。

いくら頑張ったって、サクラだけではこの数はまけません!




この葉書に対し、議会で議員さんは
「これこれこういう葉書が届いていると思いますが何通届いていますか?」と問い
「二百何通です」と答えました。
「市長、全部読みましたか?」と問い
「全部は読んでいない」と答えてくれました。



わずか1週間の間に、210通もの葉書が届いた。声があげられた。

声を大にして言いたいです。


「葉書を送ってくださった人たち、ありがとうございました!」

と。


そしてね、もしこれを読んでくださっているならば市長、
市長こそ「ありがとうございます」と市民に言うべきなんだと思うんです。


今はもう「市民の声うるさい」くらいにしか感じられていないと思うのですが
本来は、市民の声を聞いてこその市長だと思うんです。



どうか一通でもいいから読んでください。
そして、抽選でもいいですから、一通分だけ、その中身をかなえてください。




みんなだいたい同じ内容のことを書いています。
決して「各地域の市民の要望の方向が違う」なんていうことはないのです。




わずかな期間に、今回の問題について勉強しました。
その中で議会のあれやこれや、(聞きたくもない)議員さんのささやきも聞こえました。

議会を傍聴しにいく私たち親子に対し、
議員さんと思われる人から「場違いだ」
とささやく声も聞こえ、
胸をえぐられるような哀しい想いをしました。




「そんなことをしたって、市長が動くわけない」というようなささやき声
も聞こえ、泣きそうになりました。

わざわざそんなことを言う真理はつかめません。


答える声を私は持っていません。



「そんなことはない、声をあげていれば市長はきっと聞いてくれる」
声を大にして言えば、もっと笑われるのでしょうか。


声に対して、娘を抱いて逃げるようにその場を離れることしかできませんでした。
足早に。



わかっています。
本当ならば、子どもを連れて、こんなところに来るべきではないことくらい。



だけど、

子どもの教育に対し、親の意見を聞くことはおろか、
それを訴え、その経過を見守る親をさげすみ、罵倒するなんて、

泣きたい思いと脱力感だけを抱えながら、帰路につくしかなかったです。


一緒に傍聴しに行った友人達が
「小さな子どもを抱えてでも、行かなくちゃと思うくらいの危機感を
市民が持っているってことだよねえ」

と、なぐさめてくれなかったら、
わけのわからない罪悪感ばかりを抱えて、帰ることになったと思います。




政治って何でしょう?
教育委員会って何でしょう?

教育の名の元に
土木工事をすることが、佐渡を再生する道なのでしょうか?




もしも何もしなくていいのならば、どれだけいいでしょう。
娘におっぱいをあげていられたら、
安らかに眠る顔だけ見ていられるならばどんなにいいでしょう。

だけど、それすらさせてもらえない。






そんなの間違いだと、

声をあげても聞いてもらえない。


「だまっていろ」ではあまりになさけない。


佐渡の政治、佐渡の行政。
「期待」の二文字をうたかたには、どうかしないでほしい。















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2 コメント

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はがき送りました! (まめ)
2013-07-03 06:37:31
羽茂からはがき送りました!
私も幼い息子とお腹に赤ちゃんを抱える母親です。
図書館(室)は本当に子育ての場、教育の場だと実感しています。
ブログ読んで思わず涙でました。この切実な想いをどうかわかってほしい。届いて欲しい。
そして同じ気持ちでいる市民が沢山沢山いることも。
幼子を抱えての活動、頭が下がるおもいです。
ありがとうございます!
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Unknown (まめさんへ)
2013-07-03 10:29:01
あたたかいコメントありがとうございます。
心にしみます。
そして葉書をおくってくださってありがとうございます。
図書館(室)の重要さは言葉では語りつくせないものがありますね。育児の面もそうですが、司書さんがいるちゃんとした図書室ならば、犯罪防止、自殺防止、孤独死帽防止、青少年の非行防止にだってつながると思いますし、実際にその結果だってでている報告もあるようなのですが、中々わかってもらえない現実もありますね。
小さな子どもを抱えての活動なので限界もありますが、
一緒に活動してくれる方があたたかく見守ってくれているので救われるおもいです。

お腹の赤ちゃんがどうか健やかにうまれてきますように。
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