目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

ここが一番!佐渡のお寿司屋さん

2008年01月02日 | 佐渡・おすすめのお店
「(自分を)すごく大切にしてもらっているなあ」と、食事屋さんで感じることってありますか?

そんなふうに感じさせてくれるお寿司屋さんが佐渡にありました。
個人的にはベスト1なお寿司屋さんです。
そんなお寿司屋さんをご紹介します。オフレコですよ(笑)

昔風のお寿司屋さんのスタイルを頑なに守っている、だけどもとてもとても温和な
職人さんです。1年ほど前にお店を知り、それから懇意にさせてもらっています。

どのへんが昔風で職人風か?

腕はもちろんなのですが、それに伴う所作のひとつひとつが丁寧で思いやりがあります。

ネタを頼んでから、頼んだだけの数の刺身を切ってくれること。時に大きな魚の状態からさばいてくれることもあります。
しょうがなどの薬味もその都度すってくれること。
人数分の切ったネタをその都度、お皿に盛り付けて丁寧に扱ってくれること。
(大抵はまな板の上にのせたままだと思いますし、それでも構わないなあと思っていました)

もしかしたらこうしたことって、お寿司屋さんとしては当然のことなのかもしれませんね。
でも、私はこんなに、お魚のひとつひとつを超がつくほど丁寧に扱っている職人さんは(都会でも)見たことはありませんでした。

握るまでの所業のひとつひとつがこの上なく丁寧で、
お寿司を、柔らかく壊れそうなものを扱っているかのように握ります。

でもその丁寧さゆえに一つ一つの所作は、ものすごく時間がかかります(笑)
だから、本当にゆったりと待っていないといけないので、早く食べたい!っていう気持ちをある程度おさえられるココロが必要です(笑)
だけど、だされるお寿司は、かけた時間以上の美味しさで、ハズレがないのです。


私達は静かに待っています。おしゃべりもあまりしません(笑)
ネタを切ったり、握っているのを見ていると飽きないんですよ(子どもみたい)


一口で食べきれないネタは包丁できれいに二つに切ってからだしてくれ、
(寿司は一口で食べきれる量である50gが一番おいしいんだそうです)
お寿司を盛るお皿が醤油で汚れたら、すぐにふきんでふき取ってくれます。
こんな何気ない、でも相手を思いやっていなければできなさそう所作を
とてもさりげなくしてもらうと、
「大切にしてもらっているなあ」と感じ、ちょっと感動さえあります。

あ、食事ってこんなに気持ちいいものだったんだなあ、と感じます。

東京で20年以上もお寿司の職人として生きてきた方らしく、
10年ほど前に佐渡にもどられたのだそうです。

「最近大切にされていないなあ」とか(笑)感じた時には、こちらのお寿司屋さんののれんをくぐってみるといいかもしれません。
佐和田の「春日寿司」は、商店街の隅にある小さなお寿司屋さんです。

新年は20日すぎ頃に開店するそうです。(遅!)

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