バランゴン・バナナの朝食

知り合いのナチュラルショップの方が、熟したバランゴン・バナナを通信と一緒に
宅配便で送ってくれました。
箱を開ける前からバナナの甘い香りが漂って、冬の我が家が一瞬南国モードになりました。
完熟にほぼ近いバナナは甘くて、トーストのトッピングにぴったりです。
このバランゴン・バナナは農薬を最小限にして作られたバナナらしく、甘味がとても
自然でした。

バナナって作る時にも船で運ばれる時にも、農薬を大量に噴霧される農作物のひとつ。
「確かにバナナって食べた時にノドに、いがらっぽい感じが残って好きじゃなかった
んだけど、それって大量農薬のせいだったのかもね～」と話したりしています。


私達は夫婦どちらも食べ物アレルギーを持っているので、
より強いアレルギーを引き起こす一因かもしれない
農薬はできるだけ使用していないものだったらいいな、と思っています。
（とても微妙な姿勢ですが）


４大アレルギーの中で強烈な殺生力を持つソバ、そしてアボガドのアレルギー保持者が私。
連れ合いは柿とキウイ、そして最近は魚卵も微妙ということがわかってきました。

佐渡の特産品ばかりがアレルゲンなのですよ（笑）


食べ物アレルギーは一説には「植物側の変化」が一因と聞きました。

汚染された土壌や農薬に対して、植物自身が免疫力（といっていいのか）をつけようと
特定物質を多く排出し植物の中にためこむ、
その物質がアレルギーをひきおこす原因になっているのではないか、と。

人から聞いたものなので、確定的なものではないけれど、この話を聞いた時
宮崎アニメのナウシカの中の出来事がおきているような気がしました。

強力な農薬ばかりではない、という事実も農薬会社に勤めている友人から聞いたことが
あります。
最近は毒性が少ない農薬も開発されている、とも。


すご～く微妙な問題なので、絶対反対とも絶対賛成とも言えないのですが、
基本的に「おいしいものが食べたい」人間なので、その観点から
「農薬があんまり使われていない食べ物」を食べたいな、などと思っています。