目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

看病日記1

2016年07月19日 | 育児日記
夜、娘がほっぺが痛いと言い出した。
朝になったら、口も上手に開けられないと訴えてきた。
口が痛いとは言っていたけれども、口をあけられなくなるくらいとは重症だ。
おたふくの兆候かも、と気づいてくれたのは夫だった。

「ついに、おたふく風邪になったか?」と、保育園を休んで病院へ受診。

朝ご飯は、口の中が痛いということで食べられなかったのだが、
人生で一番ごはんが大好きの娘には、
ご飯が食べられないのは何より苦痛。

「食べたいー食べたいー」と繰り返しながら泣く。
かなりつらい、本人がつらいことも分かるのだが、これを延々と聞き続ける親もつらい。


診断したところ、
おたふく風邪ではなく、「唾液腺の炎症」ということがわかった。
唾液がでる腺が炎症をおこしているので、
口の食べ物を含むと唾液がでる、その時にまさにいたくなるという。
病院へ行き、食べられそうなコーンポタージュやヨーグルトを
「どっさり」買って帰る。

(子どもが病気の時は、自分の神経もまいってしまうからだろうか。
どうも支出が普段よりも増える)

しかし、娘にとって、最大の苦痛が待っていた!

2食、3食と、牛乳とコーンポタージュを飲んでいたが、
さすがに飽きてきたようで、他のものも食べたいと泣き出す。
でも、ヨーグルトすら食べるとほっぺが痛いと言って不機嫌になるから、
ご飯なんて無理無理。


そして、母としては家族の食事も作らねばならない。
そういうわけで、フライなんぞ作っていたら、
つかつかと娘が歩み寄ってきて、大きな声でこういった。

「どうして、私が食べられないものを、作るの!」

ああ、4歳児の苦悩。

一緒に食べていると不機嫌になり、うまく食べられないと言って
泣き出して、手がつけられなくなってしまう。

食べたいのに食べられない苦しみは確かにあるんだろうな。

「抱っこして、散歩してくるから、その間に食べててね」と言い残して、
泣きわめく娘を連れて外へ。
その日の夕食は、私は食べられず。(やせたかな♪)

食卓にながれる、きまずい雰囲気。
しかししょうがないっていやあ、しょうがないんだろうなあ。


ご飯が何よりも大好きな娘にとって、人生の幸福を奪われたんだからね、
そりゃあしょうがないよね。(…と今なら思う)

お兄ちゃんも一生懸命あやして、
「ももちゃん、はやく、げんきになってね。
そしたらすきなもの、かってあげるからね」とかいつにない優しい声で
言ってみたりする。

そして夜は夜で、つらくなるらしく、夜泣きが始まる。
睡眠不足リターンズ。

3日休んでようやくなおってきましたが、
なんというか、私たちのような自由業のような仕事をしている人間は
看病できるけれども、
仕事を持っている人には本当に辛いだろうなあ、と思う。


そして、1週間後、今度は兄ちゃんが…。

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