己れの「季節を感じる能力の乏しさ」よ

気温は寒くても、春は確実にやってきていることを感じさせます。

息子との散歩の途中で、フキノトウを見つけました。
今年の冬の寒さが強かった分、嬉しかった！嬉しかった!!

季節を「５感」で感じる練習になればと思って、はじめた散歩。


「（その能力が）あまりにもなさすぎる！」

と、ダンナに（時に険悪になるほど）責められてしまうので、まあお互いの歩み寄りと思って。


言われてみると、確かに私は「季節を感じる能力」に乏しいようです。


何かはじめると周りが見えなくなる「猛進タイプ」、あるいは「突進タイプ」だからだと、
私は思っているのですが、

「エコ」とか言っていてそれはないんじゃないかという理屈もわかります。


まあ、ぼちぼちにと思って、はじめた散歩です。
思わぬ発見に胸躍りました。

一緒に写っているのは、岩のり。
佐渡では「しまへぎ」と呼ばれ、ラベルにもそう印刷される、今が旬！の海草です。
時価というか、売られる場所で大きく値段が変動する、そういうところも、いかにも時期ものであることを
感じさせます。
これが売られると、春だなあ、と。
寒かろうとなんであろうと、春だなあ、と無理にでも思えるそんな海草です。



いつかダンナのように
吹く風を肌で感じて「去年はいつ頃こういう風が吹いた」とかわかるようになったら、
「おちる夕日がうつる雲の変化」を喜々と相手に説明できるくらいになったら、
かっこいいんじゃないか、と思いつつ、今日も散歩に励んでいます。




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