目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

宮参りすませました!

2009年04月26日 | 育児日記
最近の息子は夜泣きがすごく、一晩に3回でも4回でも起きて、
親を連続3時間と眠らせてくれません。
そんな育児疲れな日々の延長線上にある晴れ舞台「宮参り」。
ようやくすませることができました。
(本来ならば、生後31日にすますべきものなのですが)

お食い初めや、箸おくりなど、色々ある新生児セレモニーの中で、
連れ合いの実家から羽織をいただいたこともあり、これだけはやろうと思っておりました。
2人とも目の下にクマこさえて、ぼさぼさの髪の毛もそのままに、
息子のよだれがついたままの服で参拝しました(笑)
極度の寝不足は、自分の格好なんてどうでもよくさせてしまうものなのですね~…。

息子もタンス臭い羽織りはお気に召さないようで、袖を通した途端に大泣き。
人間語にするならば「なんじゃあこりゃあああ」とでも発しているようでした。

連れ合いが幼少の折りに羽織ったもので、
鷹の刺繍と、染め抜かれた家紋が入ったもの。袖を通すのは息子で2代目です。
羽織りだけがまぶしいほどに(分不相応に)立派でした。

お参りする神社は、徒歩5分の集落の神社。
畦(あぜ)の神様がお祭されています。
「八百万(やおろず)の神の国らしい神様だなあ」と思います。
そんな神様(失礼!)もいるんだあ、と最初はずいぶん驚きました。
アスファルト道路に覆われた都会では、もう必要とされない神様かもしれませんが
棚田連なるこの集落では、まだお祭りするべき神様なのでしょう。

宮参りといえば、佐渡では(おそらく大佐渡のほう)男の子が産まれると
男衆が4.5人組みになって、赤ん坊を背負って
佐渡一の山・金北山(きんぽくさん)に登って、赤ん坊の成長を祈願するそうです。
女子禁制の山だったので、男性だけがえっせらえっせらと道なき道を登っていったのだとか。

1000メートル級の山に、赤ん坊をしょって登るなんて…!と最初に聞いた時は、
これまた随分驚きました。

子供の無事の成長を祈る気持ちは、
無事に成人することが少なかった昔は
今よりもずっとずっと強かったのだろうなあ、と
そんな一つ一つの風習を聞くと思います。

息子が遊ぶであろう、この棚田連なる集落で大きな怪我をしませんように
とお祈りしました。

写真は、庭に咲くしだれ桜を背景にしたものです。
春だなあ。

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4 コメント

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Unknown (こもも)
2009-04-26 20:27:58
やぁ~立派
そして私の大好きな枝垂桜

大きく健やかに成長されてますね
夜泣き大変そうですが多分後少しですよ

その土地により色々なやり方由来があるのですね
親としては元気が一番ですから

おめでとうございました〓
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Unknown (chiho)
2009-04-27 01:24:26
お宮参りおめでとうございます。いつもえこなさんのブログを拝見すると、日本の良さ、美しさを感じます。夜泣きは大変ですがあとちょっとですよ(きっと・笑)。頑張ってくださいね~。
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Unknown (こももさんへ)
2009-04-30 10:05:44
ありがとうございます。本当にその土地土地で色々なやり方があるのだと、親の愛情の深さを感じます。
夜泣き…もう一息なのかな?(泣)
がんばります!
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Unknown (chihoさんへ)
2009-04-30 10:06:48
ありがとうございます。chihoさんからそのように言ってもらえるのはとても嬉しいです。
私もこうして暮らしてみて改めて日本、というか佐渡のよさをしみじみ感じています。
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