ずーっと昔の自分でつくった情報誌の中で
「一人でもできるエコ」という感じのタイトルで
いくつも、具体的な取組みを書き上げたことがありました。
その中で
「自分の部屋を情報置き場にする」
というのがありました。
そう、環境問題っていうのはメジャーなようでいて、マイナーで
地道にいい活動しているところほど、情報をながすツールを持たないものです。
それは今もおそらく同じでしょう。
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久しぶりに裂き織りをしにいきました。
真冬に一回行ったきりなので、半年ぶりくらいかな?
裂き織り(さきおり)とは洋服を裂いたものを、横糸にして一枚の布に織り上げる、
なんでも佐渡の無形文化財らしくて、私も小さな頃から存在は知っていましたが
比較的町育ちだったから、織りたくても織る機会がありませんでした。
集落の人の小屋に織り機が、複数台あるので利用させてもらっているのですが
本当にマイペースで . . . 本文を読む
文房具をつかうことができるようになりました。
どういう意味?と思われるかもしれません。
「使わずにいた」文房具を使えるようになった、のです。
筆箱の中のシャーペンやボールペンばかり使っていて
ずっとしまいこんでいた鉛筆、とか。
会社をやめるときにごそっと持ってきたポストイットや
クリップ、ファイル。
買うばっかりで、使うことを「忘れていた」文房具の数々に
ようやく目が届くようになりました。
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集落では、定期的に集落内の草刈りをする日があります。
その日のために連れ合いが竹熊手の手入れをしていました。
熊手の根元を針金で補強するだけのことなのですが、こういう小さなことが
なかなかできなかったりするんです。
時間がないわけではなく、道具に対して「気をつかって」やることを忘れてしまうんですね。
こういうメンテをするだけで、あと半年とか一年とか長く使えたりするのですが
ついつい言い訳をしてし . . . 本文を読む
知合いが我が家に泊まりにきてくれました。
民泊施設のようなものなので、一泊料金を頂戴したのですが
その時に一緒に、こんなバッジをチップにくれました。
平和バッジと9条バッジ2個。
飲みの席ではそういう話題は一度もでなかったけれど、彼女がどんな信念をもって
生きているのかがわかる一面でした。
さりげなく、そういうことを伝えられる生きかたができたらいいな、と思います。
声高に叫ぶのではなく、穏やか . . . 本文を読む
どの本かは忘れましたが
「人がこれ以上何もしなければ、これ以上汚染することをやめれば
虫と微生物と植物が
アスファルトの上に土を作って、元通りの自然にもどしてくれるだろう」
っていうようなくだりがありました。
それを思い起こさせる風景です。
何もしなくていいんだよ、と言われているような気がします。
エコ、のこと何にしもしらないし、なんか難しそうだし
と思っている人は、何もしなければいいのです . . . 本文を読む
・小豆と茶豆の種をまいた。
・薪を作っておいた。
・もらったアヤメを汚水が流れる場所に移植した。
(アヤメは汚水を浄化する力をもつらしい。だから排水が流れる場所に移植した)
・堆肥を発酵促進剤とかき混ぜた。
・桜の木の根元を掘って処置してあげた。
そばで猫が寝転んでいた。
こういう生活は私は幸福だと思っている。
そういうことを紙に表現して知り合いなどに送ると、同じような生活をしている人から
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知り合いの家に行った昼食時に
「手伝うことないですか」とおうかがい
「それじゃあ、石臼で麦をひいてもらおうかな」と先方。
いしうす!
俄然興味がわきました。
本でなら見たことあるけれど、実用するのは初めてです。
使い方も今いちわかりませんでしたが、丁寧に教えてもらって納得。
「石臼職人のおじいさんが羽茂(地名)方面にいたけれど、20年くらい前で80歳くらいだったからもう亡くなっているかもしれない . . . 本文を読む
たらい舟に乗っていたら、向こう岸にすごく自由奔放そうな猫が
朽ちた木の舟でたそがれていました。
自由そうです。大変そうでもあるけれど。
猫は比較的少ないけれど、生き延びている猫は皆必死に生きている感があります。
とある、古いおみやげ屋さんにこんなフレーズのポスターがありました。
「都会の夜を卒業したとき、男達はハードな旅にでる」
松田優作のような丸いサングラスかけた男の人が風に吹かれている . . . 本文を読む
仕事の編集作業の真っ最中。
締め切りも刻々とせめっていて、急がねばならん時でもあるのですが、そういう時に限って、すごく無駄に時間がかかるようなこういう遊びがしたくなったりします。
むしょうに針仕事がしたくなったり、
堆肥をかき混ぜたくなったり、鉢に水をあげたくなったり、
手紙を書きたくなったり、全然気にもかけていないような本が読みたくなったり
するのです。何故でしょう???
パンにかいた男の子 . . . 本文を読む