退院してから買った本だ。エンジェルフライト 国際霊柩送還士 佐々涼子著 集英社刊 2012年初版 遺体ビジネスというか海外で亡くなった人のエンバーミングの実際を描いた本。国内で普通に病院で亡くなれば綺麗な遺体でお葬式に持ち込めるのだが 事故や発見が遅れたり ましてや海外で事故で亡くなったり事件に巻き込まれて亡くなると遺体の状態は酷いらしい。友人の親戚が孤独死して数日して発見されたのだが酷い状態だったらしい。北海道なんで冬だから暖房をがんがん入れてるから数日で酷く腐敗するそうな。遺体も酷い状態で何日たっても臭いが抜けなくて困ったらしい。これをなんとか見れる状態にする仕事がエンバーミングだ。どうせ焼いてしまうのだからどうでもいい・・とは思うのだけど腐敗してたり色が変わってる状態の遺体ではまともに告別式ができないので そういう処置をするわけである。まあ裏方の仕事である。知らなくてもいい仕事だが 遺族からみれば必要な仕事だ。介護士をやってる友人がチャットに来て 昨日利用者さんが亡くなった・・とかで落ち込んでいたが こういう人にこそ読んで欲しいものである。ターミナルケア そしてその先にある死をリアルに見ている現場の人たちには一読をお薦めしたい。まー知らなきゃ知らない方がいい世界ではあるけれど いろんな人たちの地道な努力で社会は回ってるのだなぁ・・と思う内容であった。
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