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メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

行って帰って1時間

2016-10-20 15:53:30 | メンタルヘルス
昨日のエントリで あきらめない心: 心臓外科医は命をつなぐ 天野篤著のことを ちらった書いたがさっき読み終えたので 返してきた。図書館では無い。手術した徳洲会から経過観察でリレーされた循環器内科の蔵書である。まあ病院で本貸してくれるのも珍しいが 受付の事務方のおねーちゃんが絶賛してたのもすごい。待ち時間の間に半分は読んじゃったので 後半分。やたら同意するところが多いので部屋戻ったらamazonで買おうとおもってたのだが 貸してくれるなら借りない手は無いだろう。一気に読んでしまって すさまじく納得したので 迷わずamazonでポチった。 またゴミが増えるw あたしみたいに 心臓外科でラッキーにも助かった人からすれば11時間もお裁縫してる執刀医って何考えてるんだろう?と疑問だったのだが 本書を読んで理解した。あたしの執刀医もそしてICU、病棟の看護師も理学療法士も放射線科もみんな同じ理想で動いてるのがすんなり理解できる。まあ生死の境を彷徨ったことの無い人には こういうものか・・と思ってもらえばいいし 経験があれば なるほど・・と納得することばかりである。簡単に言っちゃえば 天野氏って人徳あるよなーって思う。まあ本書は自伝ではあるが 医者になったからには 誰かの役に立つのが使命・・て明確なビジョンを持ってるところか。仕事に対するスタンスがやっぱり違う。プロなんである。仕事に誇りがある。なんですさまじく説得力がある。書き出しが パニックになって手術中に投げる発言をしたのを看護師に諌められた・・なんてところから始まるのが 人として面白い。文学でも政治でも哲学でもない。ただの自伝だが 成し遂げた人の言葉には重みがあるよ。買っても520円だ。一読を強くお奨めしたい。
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