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ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

プッチーニの愛人

2011-09-04 17:56:54 | 鑑賞


講演会後映画まではまだ2時間近くあるのでどうしようか迷った
が また出かけて来るよりは良いかと時間を待った

入場券を買うときもらう番号札は1番だったその後も誰も来ない
5分前 入場時にスタッフは「番号札の1番から5番の方どうぞ」と呼んだ

いつもの癖がついでてしまった言葉なのだろう
私一人で他に誰もいない

館内のアナウンスは録音だからしょうがないが
「他のお客様の迷惑になりますから灯りがつくまでは立ち上がらないでください」

どこに他の客がいる 結局映画が始まっても一人だけだった
映画は予告編もなくいきなり始まったいつもそうなのかもしれない

「プッチーニの愛人」 プッチーニ50歳の時メイドの自殺事件があった 
その真相を解き明かす内容の映画だったセリフはなく 

手紙で物語を語る ピアノ音楽が流れ 風景もきれいだ
その音楽がプッチーニの曲なのかトゥーランドットしか知らない自分が悲しい

また映画館に客がひとりだけなのも落ち着かず 椅子の数を数えたりした
以前島田に映画館があったころラストエンペラーをひとりで見た 

あの時は空調を切られた ことを思い出した 寒い夜だった