15年くらい前に脱会してからは年賀状の交換のみになった山の会主催者
その人から写真展の案内が届き 会場の画廊に寄ったのは２か月前
が その時に在廊していなくて 逢うことはなかった
その人からレターパックが先日届いた 会報４年半分が入っていた
所属していた頃は 毎月送られてくるこの会報を読むのが楽しみだった
切れの良い文章 随所ににじみでる教養 魅了されていた
その会報に載る予定に合わせて私も何度か参加した
低山ハイクや 街道歩き 海外までも連れて行ってもらった
その人は現在７５歳になっているが今でも会報を発行し
あの頃とおなじような切れの良い文章を書いている
また同じように参加者を募り行事も毎週のようにこなしている
会員の中には日本100名山は越えて300名山を達成した人も多いと聞いた
いつまでも衰えを感じさせない元気人の主催者
私は大きな山には参加しなかったが この人と行動できたことは誇りだ
昨日の雨が嘘のように晴れて暑い日になった
寄るのは年に１度だけだが今年も向かった
かき氷 菓子店でも菓子はなく氷だけ
イチゴミルクにのるのは本物のいちご
寡黙な老夫婦の店 この日は珍しく客が居ない
もう氷はやっていないのかと伺った
奥からスーと出てきてまだある事を伝えた
注文後に氷はいつごろまでやっているか聞いた
５秒後に もう少しという返事があった
その５秒が長く感じた 聞かなきゃよかった
５秒間に返事をするかやめるかか考えていたように感じた
氷をテーブルに運ぶとさっさと店の奥に入っていった
食べ終わり 黙って店を出るのも気が引ける
店の奥に向かって声かけたが 返事がない
お代は先に払ってあるので用事はないが
何か機嫌の悪いことでもあったのか
大丈夫だろうと思って歩き始めた 直ぐにパラパラと雨が降ってきた
引き返そうかと思いながら前に進む 小雨で気持ちが良いさらに進む
雨も止んだ 折り返しの温泉駅でまた降ってきたこんどは大粒だ
折りたたみ傘を広げた かなり雨音が強くなった 道の駅で雨宿り
幾分弱くなったのを見計らってまた歩く 傘をさしてのウオーキング
帰りに人に会うのは恥ずかしい 何時もの帰りのコースを外して
行きに通った人気のない堤防へ 堤防の上も水が貯まって防水の運動靴も水浸し
何時もの歩道の方が濡れずに済んだかもしれない 河川敷のコースに下りた
こちらは風が強い 柔な傘では 壊れてしそうだが 今なら濡れても寒くはない
どうせ帰ればいつも洗濯だ 濡れるのはかまわないが 気になるのは人目だけ
いつもGゴルフで通る 山道を登った ここなら人目もない
降っていれば歩かないが 途中で降ると迎えを頼む
それが きょうは子守りに出かけていないので頼めない
防災訓練で配布した非常用のアルファー米をその日のお昼に食べた
思いのほか美味しかったので これなら災害時も生き延びられる
そう思って近所の数人に感想を聞くと あまり良い返事ではなかった
水につけて１時間 お湯なら１５分でできると記載してあった
そのアルファー米５０人分をお湯を注いで１時間 訓練本番に挑んだ
その甲斐があったと自負しているのは我が家だけだった
また今までの担当者が面倒なので手続きしないとも思えるものを
要望をだして引き取りに行った その甲斐もないような気もした
しかしこれは してやったと思うおごりの気持ちが私のどこかにある証拠だ
普段 格安ランチばかり食べているので 非常食もおいしく感じたのか
伺った人は高級なものばかり食べているので 非常食なんかと思うのか
と ひねくれ根性も湧き出てきた
きょうはペタンクの練習会が 市の主催であった それに参加
昼は味鶴園の日替わりランチ この日は八宝菜 ラーメン付
この店もお得感があり ついよってしまう 年寄りには食いすぎかもしれない
と 思いつつこの日も格安ランチを求めた
隣町でマジックショーを観た 子どものほうが多い４０人くらいの客
照明も舞台もない 間仕切りの向こう側から 芸人が出てきた
以前大道芸で見たことのある人 あの頃とは目の輝きが増していた
そのころはピエロの格好してジャグリングやっていた
あれから松鶴家一門に入門にてマジックの道に進んだようだ
目の前で見た 人が浮くマジックわからなかった
帰りボクの店でチャーハン 量が多いので有名な店
二人で一人前注文した それでも器は同じものを貸してくれた
しかも紅ショウガ付き さらにスープまでつけてくれた
マジックを観た後だけにこれもマジックかと思った
多いのはチャーハンの量だけではなく 優しさもいっぱいだった
