港町浪漫no日記館

北国の港町・感動はひとつじゃない・・逢いたくて北の旅人・・旅は北がいい・・感動に触れる旅に・・・・

神秘の摩周湖と神の子池・・・・・・

2008年10月12日 13時35分04秒 | Weblog
世界第一級の透明度を誇る摩周湖は、人々を魅了してやまない湖です。摩周ブルーとも言われるその色は、世界第一級の透明度からきています。摩周湖には注ぎ込む川も、流れ出す川もありません。

その水源のほとんどは雨で、不純物が運び込まれず、プランクトンや土砂などの浮遊物が極めて少ない美しい水をたたえています。
この天然に存在する、水としては限りなく純粋な水が、あの藍を流したような深い独特の摩周ブルーを作り出す源なのです。

 摩周湖

摩周湖の水位は年間を通じてほぼ一定に保たれています。
それは絶え間なく水を溜める湖が、自らの圧力で地下をくぐり地下水となり、湧き出しているから。原生の自然に守られながら豊富な水をたたえ続ける摩周湖、その清らかで美しい水脈は、自然や人々の暮らしをうるおす水がめとなっています。

裏摩周湖展望台からは摩周岳が真近に見え、 他の展望台とは違った摩周湖を見ることができます。

 裏摩周湖

そして、もう一ヶ所おすすめは、「神の子池」です。
摩周湖の水が湧きだす小さな池で、底から水が湧いてるのが見える程の透明度。 なぜか、池の水はエメラルド色をしておりとても神秘的です。

「神の子」池は周囲 220m、水深 5m と、さほど大きな池ではない。しかし、摩周湖からやってくる伏流水の量が 1 日に 12000 トン、水温は 1 年を通して 8 度と低く、水質が極めて良質であることから、池の底に沈んでいる倒木は腐ることがありません。


神の子池

摩周湖は地球環境の鏡
高さ150~350mにおよぶ深いカルデラ壁にすっぽりと包まれた摩周湖は、周囲の影響を極めて受けにくい環境にあり、世界でも数少ない湖の一つになっています。摩周湖は、人類にとって貴重で尊い存在の湖でもあるのです。


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