港町浪漫no日記館

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「挽歌」の原田康子さん・・・・・!

2014年11月08日 10時21分56秒 | Weblog

☆原田康子さんは昭和31年の小説「挽歌」で全国的に有名になった作家です。

生まれは東京ですが生後1年で釧路市に移り、釧路の女学校を卒業して一時「東北海道新聞」の記者をしていたことがあります。釧路での婦人記者としては二人目でした。

小説「挽歌」は原田さんが27才の時、釧路の同人誌「北海文学」にしょうわ30年から31年にかけて10回にわたって連載されました。

小説が連載され始めると、出版社、映画会社がすぐ取り上げて、昭和31年の12月には単行本になり、翌年は五所平之助の監督で映画化、全国的にいわゆる「挽歌」が霧の町釧路を新しい感覚で全国に紹介した歓呼的要素となっています。

原田さんは「挽歌」によって昭和32年2月、第8回女流文学賞を受賞、平成10年には釧路市の高台にある幣舞公園に「挽歌の歌碑」が建立されています。