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子育てペンギン☆徒然なるままに

“出すぎた”杭は打たれない!をモットーに子育て・平和・みんなが主役をテーマにワーキングママは今日も走ります♪

戦場への派遣社員

2014-06-19 | 平和
集団的自衛権の行使容認問題

今国会中の閣議決定は断念となったようですね
ただし、22日の閉会後も、引き続き、与党協議を継続することを自公で確認したとか。

政府・自民党は、7月初旬の閣議決定を目指していると。


雨宮処凛さんの話は何回か聞く機会がありましたが

先日手にした彼女のインタビュー記事はたいへん興味深かったです

歴史から学ぶことは
貧困層が増えれば、「戦争」という社会状況は作りやすく
国家・政府は、経済を大義名分にして「戦争」を始める

年収200万未満の層は若年層に増えつづけ
労働者の4割は非正規労働者です

「戦争」という、経済回復のための手段で犠牲になるのは
そうした貧しい人、仕事のない人、といった弱い立場の人たち

日本はアメリカと違って徴兵制もないし、まだ大丈夫でしょう…

なんていう考えもあるけど

雨宮さんの記事で紹介されていた
「ルポ 戦場出稼ぎ労働者」の著者 安田純平さん

彼はイラク戦争のあと、イラクで米軍の料理人として派遣されたそうです

戦場で働いていも、月収13万円

日本人も派遣社員として民間軍事会社で働くことが可能という現実
「戦争は最大の貧困ビジネス」と雨宮さんは言います

仕事を求めて、海外で働くことになった
それが実は民間軍事会社で、気がついたら戦場にいた
ただの出稼ぎなのに、米軍と行動を共にしているから
米軍の一員として、武装勢力からは攻撃の対象になる

「日本の派遣会社も、責任の所在を明らかにしないように中間にいろいろな会社をかませて、日本人を戦場に派遣することも、すぐに可能だろう」と。

過去の戦争のイメージで「戦争反対」って唱えても
若者たちや子どもたちの心に「歴史」としてしか届かない

リアリティのある「平和・憲法・人権」運動や思考は
貧困問題からアクション起こさないと…
気がつかないうちに
家族が、子どもたちが「戦場」に置き去りされてしまうかも…
たいへんなことになってしまう