水あめ作りを始めて9年。
発芽中の大麦。
原料はもち米と大麦麦芽のみ。当初は町内の農家さんから大麦麦芽(当地ではもやしといいます)を譲ってもらい、徐々に自社の畑でも大麦を生産し、発芽させ粉にするまでの過程を何とかこなしてきました。
秋に種をまき翌年の暑い夏に刈り取り、干して乾燥させ、実を落とし冬に製粉します。全てが手作業で忙しい時期の作業。手間が掛かる割には仕上がる量が少なく多めに作付けしても気候の影響で収穫量はなかなか確保できず結局また知り合いの農家さんに頼んで分けてもらう…というのがここ数年続いていました。
しかし町内での入手がなかなか困難となった今年、ついに自作の大麦を諦め群馬のプロの大麦農家さんの秀品大麦を求め発芽から自社ですることにしました。すると今までとは雲泥の差の大麦麦芽の仕上がり。大麦麦芽のことを思うと心配しか無かった水あめ作りの未来に希望が!
発芽させ粉にするまでの過程も試行錯誤を繰り返し何とかコツも掴み褒められる大麦麦芽(もやし)が完成!
バンザイ!!バンザイ!!
発芽中の大麦。
この冬は水あめ作りの講師の経験や大麦麦芽作りの習得などさんべ農園の水あめ作りにおいて大きく前進できたシーズンとなりました!
まだまだ水あめ作りは続く…。
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