開催時は暗い曇天でしたが、集合場所の公園ではツグミ数羽があちこちで地面を突っついて採餌しており
また前日の雨でできた水たまりには、次々とツバメが降りてきて、藁や小枝と一緒に土をこねては運んでいました。
この日はボタンやフジやツツジが一斉に見ごろを迎えており、途中の民家の庭にいらしたご主人に挨拶したところ、
「今、一番きれいに咲いているからぜひ」と、広大な庭を見せてくださることになり、おかげ様でたっぷり花見もできました。
ヤマガラが2羽、忙しそうに行き来するのが見えています。
一羽は芋虫を、もう一羽は木の実をくわえていました。
田んぼに出るとあちこちで、雄のキジに声を掛けられ(?)見るのに大忙しです。
キジにしてみれば、雌へのアピールと雄同士の縄張り抗争のための命がけの囀りでしょうね。
ゴイサギとは久しぶりの出会いです。
黒い雲があっという間に掃け、眩しいほどの晴天になって、セッカやヒバリやホオジロが盛んに鳴き始めました。
セッカの姿を探していたらオオジュリンを見つけました。
沼の手前の水辺にはオシドリがいて、草の中からはヒクイナの声が何度も聞こえます。
(開始前はオシドリの雄雌がいたのですが、探鳥会中は雄1羽を確認)
はたしてオシドリは、この地で繁殖するでしょうか。
西印旛沼のユリカモメたちは、まだゴマシオ頭が多いようでした。
オカヨシガモ、コガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリも穏やかに浮いています。
新緑に囲まれた沼面は空の色を映して青く輝き、雨上がりの小鳥たちは上機嫌で囀り、
この日確認できたのは47種。盛り沢山の探鳥会でした。
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