2型糖尿病の爺 病気で ドットコム

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歯周病と2型糖尿病に相互に影響しあう原因 高齢者の誤嚥で肺炎の原因にも

2014年12月01日 | 日記

今 病気の原因があらたに発見され続けている 『口腔ケア 歯のケア』を怠ることで 諸々の病気の原因になることがあるし 口 歯 の状態で 身体の異常を発見できる場合も以前から指摘されてきた 一般医療現場で 歯科医師との連帯が必要なのだが 厚い 高い ハードルが横たわる現実がある 

 2型糖尿病の場合は メタボリック・シンドロームからはじまります 経験者はお解りだと思いますが 生活習慣病になると 口が渇き 水を飲む量が増えます そしてトイレ回数も増えます 

 この時点で 唾液の分泌量がかなり減ってしまってます 唾液は 口の中を殺菌します 歯周病菌 虫歯菌 その他の菌類の口中内の殺菌に唾液は欠かせません およそ口中の菌類の様子は 排便と同じくらいの多くの菌類が生息してます 生活習慣病になると 唾液の分泌が悪くなり  この時から 口中内の免疫機能が落ち始め 2型糖尿病などで 劇痩せし始めて体がだるくなり 医師の診断を仰ぐころには それぞれの体質で何処かに合併症が出ている場合があります
 わたしの場合は 歯周病が悪化しました 歯周病菌は殆どの人の口中に存在していて 軽い歯周病を患っている場合が殆どですが 2型糖尿病になり劇痩せしはじめると免疫力が落ちて 歯周病が悪化し始めてきました 即インスリン注射になりましたが 【歯周病で歯を5本失いました】

 内科の先生に 資料を添えて お話に伺いました 生活習慣病との診断が出たら 【歯科の受診を受けるようご指導できませんか】薄笑いをしながら納得はしてましたが 【歯科】との壁を作ってきた医療はその壁を乗り越えるには保守的過ぎるようです 

 糖尿病の医療者向け雑誌でも 特集として【糖尿病と歯周病】というタイトルで出てました しかし所謂【歯医者】は 医者と認知していない 一般医療従事者が圧倒的です



 残念ですが 生活習慣病 2型糖尿病へと進む過程で 2型糖尿病であることを自覚できるまでに 何かの形で合併症になっている場合が多いようです


歯周病から 免疫細胞の活発化 血管内にマクロファージへの攻撃指令のサイトカイが流れ続けて 2型糖尿病になりやすくなる


 私のホームページでも紹介してありますが 免疫細胞の『T細胞』の誤作動で 体内に入った異物攻撃シグナルのサイトカインという物質の一種が常に血管内に放出され続けると インスリンでブドウ糖をエネルギーとして取り込む細胞のシステムを邪魔して 2型糖尿病の原因になる 上で2型糖尿病初期に激やせして身体がだるくなる ということを言ってますが それは サイトカイでエネルギーのブドウ糖が取り込めなくなった 細胞が仕方なく 自身の脂肪をエネルギーに換えて使い続けるために激やせする その際に尿からケトン体が検出される これは脂肪の燃えカスである

 歯周病が悪化すると 免疫システムが働き 『T細胞』がサイトカインを出し続ける結果 血管の中に流れる ブドウ糖が細胞に取り込めず 高血糖の血液が流れ続けて 2型糖尿病になりやすくなる 

 特に高齢者は 歯周病を放っておいてはいけない 口の中の細菌は 排泄物と同じくらいの量が存在する ちょっとした『むせる』ことだけでも 『肺』に細菌が侵入して『肺炎』の大きな原因にもなる
 
 入院病棟で 口腔ケア 歯周病の治療ができれば 良いのだが 一般の医師と歯科医師の間の壁があり 乗り越える大きな 外圧が必要だ




                                 

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