Line の記事を慌てて投稿しましたので、一部で表現が問題を含むので、書き直しをするか、メディアも取り上げているそうで、どうするか考え中です。とりあえず、削除しました。
税収は、財源ではありません。税収は政府に入りますが、その役目は景気調整機能が本来の役目です。
それぞれの国家や政府の財政運営は、政府と中央銀行が貨幣を債務として発行して、運営をしているのです。税金を財源にしている国はありません。
難しい言葉で言えば、『兌換紙幣の時代、金本位制の時代と思い込んでいた時代はとりあえず終わり』その時代は過ぎたのです。貨幣は、債務として現れます。誰かが借りる行為をしないと貨幣は誕生しないのです。
ですから、政府が国債という借りる行為で貨幣が誕生して政府が事業をしたりして貨幣は流通するのです。経済が動くのです。
国債発行は貨幣発行なのです。この根本から認識を改めないと、正しい経済運営ができません。
しかし、貨幣がモノなので量的な限界があると認識を無理にするのです。
だから、量的に限界がある貨幣を多く使うと、貨幣が足りなくなり、財政が破綻するという理論になります。無理やりに理論構築します。しかし、この貨幣が足りなくなるという事実が現実には起きてはいません。
ここで外国で債務不履行で財政破綻している国があります。その理由が明確に存在しています。
ソビエトが崩壊して、ロシアになり、ロシア国内は、ソビエト時代に、資本主義でいうところの、デフレ経済化を推し進めていました。資本の過剰生産を恐れて、人民の需要を下回る供給で抑えていました。計画経済ですので、政府の圧力で、欲しいモノが手に入りにくいように常態化にしていたのです。
ですから、ロシアとしてのモノの供給能力が著しく衰えていました。生産性の向上が無く、老朽化した効率が悪い生産設備で、経済は低迷状態で崩壊寸前でした。だからソビエトは崩壊しました。
そこに、ロシアは、生産設備の不足で、輸入に頼り、その資金も外国に頼ったのでした。
ルーブル建ての国債では、外国に信用されないので、ルーブルの対ドルでの下落が大きくなり、生産設備の無い状態なので、諸々のモノを輸入に頼ります。貨幣のルーブルの為替相場が落ちてしまい、強烈な物価高になり、仕方がないので、ルーブルの為替レートの固定化を始めたのです。
輸入物価の値上がりを抑えるには、ルーブルの貨幣の価値を下がらないように固定化の宣言をします。
しかし、輸入の取引の度に、ルーブルは下落し続けます。ロシアはルーブルの下落を防ぐために、ドル建ての短期(返済期日の近いモノ。経済状態が悪く、長期の国債は売れないのです。)の国債を発行してドル資金で、ルーブルを買い続けます。
しかし、短期のドル国債の金利も支払いできずに債務不履行になります。財政破綻です!!!!。
この場合で解るように、自国通貨建て国債を発行して、その国債を海外に売って頼っていない経済の日本では、国債の償還で、借換ができます。借換は、返済期日がきた国債を、新しく、新たに発行した国債と入れ替える操作なのです。金利を払い続けてきた国債は、日本の銀行、保険会社、年金基金、などが保有しています。金利で元本を維持しています。
この保有している機関に国債の返済をせずに、新たな同額の国債を発行して、差し替えるのです。今までの国債は破棄します。そしてまた金利を払い続けます。
日本は海外との為替取引や貿易での黒字が多く存在して、その黒字額は世界一位です。お金持ちの政府という世界的に認められている財政状況なのです。ですから、海外に日本が国債を買い取ってもらう必要がありません。
また、供給能力、言い換えれば、生産能力が国内に存在しています。ですから、円による国債の発行をして、国内で処理ができるのです。
輸入に頼る状態にしているのは、相互依存のために、色々な外交案件が複数存在しています。一方的に日本だけが国内の食料安全保障を得られる状態にする訳には行きませ。
アメリカ大統領が2期目の選挙で、アメリカの農業地帯の支持を得るために、日本に緊急的に小麦や家畜の餌の雑穀を輸入してりして応援させられたりします。これは一例に過ぎません。中国からの小豆の輸入を受け入れる訳は、習近平の中国国内の勢力争いに日本に協力を求めることもあります。
自民党の二階議員、創価学会経由で公明党へ、立憲民主も中国通が沢山存在しています。
国の対外的な強弱が存在しています。無理に輸入させられることが多く存在します。どう処理をして輸出入をコントロールするかは対外的な政治力が存在しています。
食料の自給率を挙げろとして、知識人が言い張りますが、理想は自給率を挙げたいのですが、アメリカが日本を支配下に置きたい事情と、アメリカの農産物(穀物、牛肉、豚肉、鶏肉、)の過剰生産を日本、韓国、アジア諸国で受け入れを余儀なくさせられています。
EU離脱のイギリスに鶏肉を大量生産して、消毒液に漬けてから、出荷するモノを受け入れろ、と強制しているアメリカのイギリス大使の姿がネットに載っていました。
貨幣がモノとした事実関係が、現実に目撃されたことや認識されたことはありません。抽象論としての概念であることを否定できない状態になっています。
『貨幣は債務と債権の記録なのです。』国債発行は、この債務が作られて、市場に仕事を作り、貨幣が出回るのです。
こうした啓蒙活動は、日本が突出して多く存在しています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます