痒いというテーマでは以前にも書いた。千葉大からきている皮膚科の医師に毎月掛かっている。
痒みの原因は解っていない、今の世界の医学界と生物学会。
現象的にこれを抑えることで症状が緩和される。しかも大きな副作用が出ないということで、開発されてきた薬が処方されている。
痒みには、自己免疫疾患ではないかとされる、アトピー性皮膚炎や花粉症で、鼻の中や目が痒くなる症状がでる。人それぞれに免疫が異物と認識する物質が違っている。
脳の脳下垂体というところから分泌されている、目覚めていて覚醒状態を保つ物質が幾つか発見されている。その一つにヒスタミンと言う物質がある。このヒスタミンが痒みを起こしているのではないか、と、このヒスタミンを抑えてみると痒みの症状が和らいだ。と言う対処療法で、ヒスタミンを抑える薬が開発された。副作用が少ないということで、今はジェネリック医薬品が通常に処方されている。特許が切れている状態で、長く使われてきている。
しかし、昼間の覚醒した脳や、身体の働きを促すはずのヒスタミンを抑えることで、人間の活動が幾分抑えられるはず。
まず、眠気を催す。眠気は身体の運動能力を阻害する。
しかし、私の経験上、神経の興奮状態が激しいと痒みが増してくる。ヒスタミンを抑える薬、アレグロといいますが、この薬は朝と晩に呑むよう指示されていて、それ以上は呑まないように、とのこと。従って、歳を取った私は、長時間の睡眠ができない。睡眠は体力を使う整理現象で、高齢者がちょこちょこ目覚めるのは、スタミナ不足が原因であるとのことだ。
そんなわけで、夜中に目覚めて痒みに襲われると、痒みがどんどんエスカレートしてゆく。これを一種の神経の興奮状態と判断して、心臓の薬として、或いは、高血圧の薬としても効き目のある、ソラナックという精神安定剤を服用して、夜中に目覚めたときの痒みに対処している。結構効果がある。
一つの方法論ではあるが、薬の効き目を充分に有効にするには、『この薬は効くのだ』という思い込みも必要である。何か、わけが解らないが、気持ちが前向きであれば、感染症に処方される抗生物質さえ効き目の効果が上がるように感じることがある。
神経経の痒みも、自らに『暗示』を掛けることも大いに役立つはずだ。
実際に起きた身近な実例を示す。40年くらい昔、母と暮らす家に、早く結婚した兄が夫婦と子どもを連れて車でやってくる。しかし兄の長男が、車に酔うことで兄夫婦も悩んでいた。
そんなある日、その兄の長男に、腰痛用に呑んでいた、アリナミンの黄色い錠剤を、これは、ドイツの薬で絶対に車に酔わないように作られた薬だ。と、嘘を言い騙して呑ませた。
何週間かして、また車できた兄夫婦と子ども達。この間の薬で酔わなくなった。その薬をもっとちょうだい、という兄の長男。種明かしをして、もう、お前は乗り物に酔うことは無くなったのだよ、自信を持て、という私の話に、その後乗り物酔いが無くなった。
人間はできるだけ客観的な思考が良いわけではあるが、複雑怪奇な人間の脳の働き、実は、沢山の思い込みが精神的な安定にも寄与している。社会的な変化で、今まで良かったことになっていた事例がじつは間違えであることは、社会的な価値観の変化、子育ての仕組みが解ると、母親の悩みが解決することや、激しい変化に晒されている現代、思い込みに浸されているとストレスを感じなくて済むことがある。
以前に癒やしということで書いたが、こうしたストレスに晒されて生きている毎日、人は癒やされたいと思い。習慣化した思い込みの中に安住することで、ある種の精神的な幸せ感が得られている。
この、思考方法を健康維持に生かすことができる。俺は、私は、健康である。定期検診で問題なければ健康だと一応は判断できる。病に罹っている場合が発見されたら、医師のいうことを信じ込み、処方された薬は、良く効くと信じこんで呑む。
もっとも、医療の側のミスもあるので、良くその診断を吟味する必要があるが、ある種のこうした主観的な思い込みの日常生活に、医師の警告に思い悩むこともあるだろうが、治癒するのだという思い込みも必要なことだ。
痒みの原因は解っていない、今の世界の医学界と生物学会。
現象的にこれを抑えることで症状が緩和される。しかも大きな副作用が出ないということで、開発されてきた薬が処方されている。
痒みには、自己免疫疾患ではないかとされる、アトピー性皮膚炎や花粉症で、鼻の中や目が痒くなる症状がでる。人それぞれに免疫が異物と認識する物質が違っている。
脳の脳下垂体というところから分泌されている、目覚めていて覚醒状態を保つ物質が幾つか発見されている。その一つにヒスタミンと言う物質がある。このヒスタミンが痒みを起こしているのではないか、と、このヒスタミンを抑えてみると痒みの症状が和らいだ。と言う対処療法で、ヒスタミンを抑える薬が開発された。副作用が少ないということで、今はジェネリック医薬品が通常に処方されている。特許が切れている状態で、長く使われてきている。
しかし、昼間の覚醒した脳や、身体の働きを促すはずのヒスタミンを抑えることで、人間の活動が幾分抑えられるはず。
まず、眠気を催す。眠気は身体の運動能力を阻害する。
しかし、私の経験上、神経の興奮状態が激しいと痒みが増してくる。ヒスタミンを抑える薬、アレグロといいますが、この薬は朝と晩に呑むよう指示されていて、それ以上は呑まないように、とのこと。従って、歳を取った私は、長時間の睡眠ができない。睡眠は体力を使う整理現象で、高齢者がちょこちょこ目覚めるのは、スタミナ不足が原因であるとのことだ。
そんなわけで、夜中に目覚めて痒みに襲われると、痒みがどんどんエスカレートしてゆく。これを一種の神経の興奮状態と判断して、心臓の薬として、或いは、高血圧の薬としても効き目のある、ソラナックという精神安定剤を服用して、夜中に目覚めたときの痒みに対処している。結構効果がある。
一つの方法論ではあるが、薬の効き目を充分に有効にするには、『この薬は効くのだ』という思い込みも必要である。何か、わけが解らないが、気持ちが前向きであれば、感染症に処方される抗生物質さえ効き目の効果が上がるように感じることがある。
神経経の痒みも、自らに『暗示』を掛けることも大いに役立つはずだ。
実際に起きた身近な実例を示す。40年くらい昔、母と暮らす家に、早く結婚した兄が夫婦と子どもを連れて車でやってくる。しかし兄の長男が、車に酔うことで兄夫婦も悩んでいた。
そんなある日、その兄の長男に、腰痛用に呑んでいた、アリナミンの黄色い錠剤を、これは、ドイツの薬で絶対に車に酔わないように作られた薬だ。と、嘘を言い騙して呑ませた。
何週間かして、また車できた兄夫婦と子ども達。この間の薬で酔わなくなった。その薬をもっとちょうだい、という兄の長男。種明かしをして、もう、お前は乗り物に酔うことは無くなったのだよ、自信を持て、という私の話に、その後乗り物酔いが無くなった。
人間はできるだけ客観的な思考が良いわけではあるが、複雑怪奇な人間の脳の働き、実は、沢山の思い込みが精神的な安定にも寄与している。社会的な変化で、今まで良かったことになっていた事例がじつは間違えであることは、社会的な価値観の変化、子育ての仕組みが解ると、母親の悩みが解決することや、激しい変化に晒されている現代、思い込みに浸されているとストレスを感じなくて済むことがある。
以前に癒やしということで書いたが、こうしたストレスに晒されて生きている毎日、人は癒やされたいと思い。習慣化した思い込みの中に安住することで、ある種の精神的な幸せ感が得られている。
この、思考方法を健康維持に生かすことができる。俺は、私は、健康である。定期検診で問題なければ健康だと一応は判断できる。病に罹っている場合が発見されたら、医師のいうことを信じ込み、処方された薬は、良く効くと信じこんで呑む。
もっとも、医療の側のミスもあるので、良くその診断を吟味する必要があるが、ある種のこうした主観的な思い込みの日常生活に、医師の警告に思い悩むこともあるだろうが、治癒するのだという思い込みも必要なことだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます