次ロットより一部形状変更となるOlderF OF-01の板材についてです。
一つの拡張性として、後方ゴムブッシュの位置が縦方向に変えられるようになります。
これは別のモニターさんのテスト結果が反映されたものですが、
リヤ周りの柔軟性が変わりますね。
自分にはアスファルトや屋外でのデータがないので、
違う環境だとやはり着眼点が違うものだなぁ~って感じました。
こちらの変更点も現行品に影響を与えずとてもシンプルで、
適応力が広がる嬉しいアップグレードですね。
メカの取り付けにおいて、レイアウトによっては各自工夫が必要となるでしょう。
ノーマルなゴムブッシュ仕様となっているKスタジアムのデモカー”ハース”にて取り付け確認。
ゴムブッシュは1段前方に固定。
以前OGTクラフトに作ってもらったライズマウントごとそのまま前に移動させることで
問題なく再取り付けできました。
これだとノーマルに戻すときは、そのままゴムブッシュを後方に戻すだけで済みます。
ただしESCを持ち上げてマウントする場合、
その製品サイズとボディ次第では干渉する恐れがありますのでご注意を。
後方がかなりタイトに絞れている采ブランドS21Aでは厳しいかもですね。
ちなみにハースはR18Sです。
さて、レースのときのハイコンディションになるべく近い状況でテストするため、
トゥエルブの多い時間帯を狙い、いつもどおりフロントグリップ剤も全塗りです。
まずは今日の調子を確認しておくため標準のゴムブッシュ位置で走行。
寒いこの時期らしくとても路面が上がっており、ラフにステアすると半浮きなほどでした。
すかさずゴムブッシュを1段前に移動。
今度はもう全コーナーで浮きまくるほど変化しました。
かなりロールするような感触で、全体的にオーバーグリップといったところでしょうか。
少なくとも今のKスタジアムのコンディションには合わないという結果でしたが、
これは裏を返すと、アスファルトやグリップ剤なしのところではかなり効果大でしょうね。
加えてパイロン半乗り耐性も高くなっていたので、おそらくギャップにも効きそうです。
テストから帰ってきて冷静に考えてみました。
もしスポンジタイヤだったら究極までハイトを薄くすることで回避できそうな症状でしたが、
ゴムタイヤなのでコンパウンドや種類を変えるしかありません。
しかしKスタジアムのデモカーもそれなりに曲がる方向にセットしてあるので、
ゴムブッシュ前方移動ありきで、他のセットの見直しでバランスが整えられるかも?
って気もします。
こりゃもうちょっと粘ってみる価値ありですな・・( ̄ー ̄)