マルよトレイル

俺の前に道は無い 通った跡にペンペン草

【M-08】ギヤデフがスリップ!?

2021年10月18日 | Mシャーシセッティング


レースの時以外、めっきり放置プレー状態となっていたM-08。
さすがにスネて全く走らなくなっちゃいました( ≧∇≦)

なんか引きずってるみたいに動きが重いし、
曲がり方も変だし立ち上がりもリフトして空回りするし・・。

いくらなんでもおかしいなと思って駆動系を調べたら、
なんとデフ内のギヤが摩耗して滑っていたのです。


まさかギヤデフでこんなスリップチェック作業を試すことになるとは思いもしませんでした。
一見ちゃんと作動しているように回るのですが、
何かをきっかけに空転し始めるんです。

真っ先に疑ったのはカップジョイントに固定するベベルギヤ大のピン部分。
しかし両側とも全く舐めていませんでした。
おそらくそれぞれが少しずつ摩耗して噛み合わなくなっているのかと。
なんせネッチョネチョなので、脱脂して調べる気力も出ません_| ̄|○


しかしなぜそうなるまで気付かなかったかと言うと、
100万番とかを入れてるので、ギヤが飛んでもトルコン状態でそこそこ走っちゃうんです。
しかも「ガキガキッ!」みたいな歯飛び音やショックが全くありません。
さらには徐々に進行していくので、いつからおかしかったのかも思い出せないくらいです。


つーことで、この怪しい箇所が判明したのはレース前日。
そらもう丸ごと交換しますわね。
で、あっさり治りました(´ω`)

タミヤフリークな方々に聞いて回ったところ、まあそんなもんなんだとか。
そして新調したスチールギヤにもデメリットはあるそうで、
ハウジング側が削れてベベル位置が広がりトラブルになることも。
試しに予防策として、ベベル小の外側に0.1mmシムを入れておきました。

それでも噛み合わせが遠い感じなので、
カップジョイントをシールするOリングの裏にも0.1mmシムを差し込んでみます。
一応スムーズには作動するので、オイル漏れ防止効果も期待しつつ
今後経過を見ていくことにします。

ともあれ、普段からマシンは可愛がってあげないとねというオチでした。

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【M-08】パワーアップに耐えられるのか?【レギュレーション変更】

2021年02月17日 | Mシャーシセッティング


今季からKスタジアム定例レースにおいて、
Mクラスの回転数制限が3000rpmに統一されました。
(新レギュレーションはこちら(PDF)でご確認下さい)

以前はモーターの仕様によってハンデが設けられていたのですが
2800rpm指定モーターだったオイラの場合、200もUPするのです。

実はこれ、思ってる以上に問題なのです!

御存知の通りブラシレスモーターって、ピニオンが1枚や2枚大きくなっても
ゼロ発進からトップスピードまでトルクごとパワーアップしてしまいます。

そしてレース終盤は薬切れでリヤグリップが怪しくなってくるというのに
リポバッテリーはたった5分くらいでは最後までちょ~元気なのです。
よって特にRWDは、しっかりとマシンを対応させなければなりません。


つーことで前回のリヤスプリングテストの続きになります。
ブルー(ハード)からイエロー(ミディアム)に変更で確実に良くなったのですが
200rpmアップによってややナーバスな動きを見せるようになりました。
んじゃもうこれはまさかのレッド(ソフト)を試しておくしかありません。

で、これがアリなんですね。
ここまで柔くなるとさすがに動きがまったりするし、
スロットルに対するレスポンスも鈍く感じますが、
安定感は抜群でタイム的にもイエローに劣りません。

さて、ところでなのですが、
イエロースプリングの時点でダンパーオイルをソフトにしても
それなりに安定感が増したんですね。
つまりどの組み合わせがもっともタイムが出せて戦闘的なセットになるかは
もう少しテストを重ねる必要がありますね。
そういう傾向だと多穴ピストンも試したいところですし。

ほんじゃまた。

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【走りも変化?】M-08 CONCEPT 強化Kパーツ投入【ギヤボックス編】

2021年02月09日 | Mシャーシセッティング


08用の強化パーツがリリースされましたね!
少なくともKスタのようにフラットなハイグリップ路面だと、
この手のパーツがマイナスになった記憶はあまりないのですが、
念のため前後を分けて感触を確認してみることにしました。
 
まずはギヤボックスを中心としたリヤ回りから組んでみます。
素材が変わることで精度に影響する場合もあるので、
特にギヤボックスは各部を慎重にチェックします。

で、左右の合わせ部分、ネジ穴位置、回転ロスなど特に問題なく
また加工を要することもなくスムーズに組み終わりました。
破損してパーツ交換するときの負担とか考えると
素組でいけるかは重要なファクターなんですよね~。

つーことで続いてはお楽しみの走行編。
カッチリとした剛性が伝わってきますね。
リニア感が増すのですが難しくなってないので
ちゃんとトラクションに生かされてるのかなと。
シャーシ全体を変えたときのように特性が激変するほどでもなくほど良いです。
逆に粘りが無くなるとか、転びやすくなるとかの負の部分は特に感じませんでした。

けど逃げが無くなる分、タイヤやサスセットの良し悪しがそのまま出るので
季節ごとのデータを収集してしっかり覚えておく必要があり
今こうして事あるたびに書き綴っておる次第です。
昨シーズンの今頃何やってたか全然思い出せないし^^;

ちなみに強化パーツは(どっちでも構いませんが)マーキングしたほうがいいですよ。
色や固さでノーマルかどうかの判別はできなくもないですが、
混ざったときに選り分けるのは思ったより面倒でしたw

では次回フロント回り編でお会いしましょう。

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【M-08】リヤスプリングの変更【硬デフ対応】

2021年02月08日 | Mシャーシセッティング


競技レベルを求めると、デフはどうしても固めていく方向になります。
当初は定番のボールデフから始めましたが、
インリフトの空回り対処のためギヤデフのハードシリコンオイル版、
そして現在ではアンチウエアグリスでかなり固めた仕様で走っています。

Kスタジアムはグリップ剤が使えるカーペット路面なので、
そういうハードなセットでもリヤグリップは耐えられるし、
むしろそれくらい詰めていかないと、
ガム仕様のFFに立ち上がりで置いていかれちゃうんですよね。

つーことで今日の本題です。
スプールのF1にソフトスプリングを付けたら目からウロコ事件
からヒントを得たのですが、
んじゃデフを固めたMシャーシもスプリング変えたらもっとよく走るんじゃね? 的な。

これまではショートスプリングのフロントにイエロー(ミディアム)、
リヤにブルー(ハード)を装着していました。
ボールデフの頃はこの仕様がもっとも合っていたのですがそのまま今日までズルズルと。

今回はとりあえずリヤをイエローに変えて走ってみたのですが、
F1の時の変化と全く同じ感触で、硬デフ独特の挙動がかなり抑えられ
コーナーの進入も出口も、楽にドライブできるようになりました。
楽になるとアベレージが上がるんですよね。
これ、レースで一番効きます!

現在のKスタジアムはテクニカルなレイアウトに変更されたので、
今まで見えてこなかったウィークポイントが次々と炙り出されることに。
せっかくなのでこの機会に色々とデータを集めておきたいんですが
こうなるとフロントスプリングや、ピストンなども見直さなきゃって感じです。
はぁ~、先は長い^^;

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【M-08】サスピン位置の変更・続編【オーバーロールを抑える】

2020年12月31日 | Mシャーシセッティング


リヤサスピンの位置で、マシンのロール量をコントロールできるという話の続編です。

オイラが走らせている08には、
OP.1787 M-07 CONCEPT アルミリヤスキッドサスマウントセット
が投入されています。

スタンダードな
OP.1760 M-07 CONCEPT アルミリヤサスマウント
もあるのですが、違いはサスピンが上下にもシフト可能になるところ。

本来OP.1787はその品名の通り、スキッド角を付けるためのパーツなのですが、
AとBのブロックの組み合わせを変えれば、スキッド0のままサスピン位置を
上下に変えることができちゃいます。
つまりツーリングカーでサスマウントブロックの下のシムを
入れたり抜いたりするのと一緒ですね。

つーことで、前回ご紹介したタミヤRCスタートガイドのページにも書いてありますが
無駄なロールを抑えたいのでピン位置を上げた位置にセットしています。

ワイド化との相乗効果と思いますが、変なヨタりが抑えられ
マシンが姿勢良くロールするようになり、ハイサイド対策にも効くので助かります。

なおグリップがめちゃ低い路面ではピン位置をナローにしたり低くすれば
メカニカルグリップが稼げるので、持っておいて損のないパーツだと思います。

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