マルよトレイル

俺の前に道は無い 通った跡にペンペン草

【'23/1月備忘録】OF-01 Basic 各部仕様

2023年01月30日 | ’23 OlderF

季節ごとに比較・確認のため、Basic仕様も走らせています。
これはKスタジアムの展示車2号機で、普段はショーケースの中。
ほぼストック状態のOF-01ナロー仕様例を見たい場合はこちらをご参照くださいね~。

しかし単なるお飾りではなく、ちゃんとレース参戦できるレベルに仕上がっているのであります。
ほぼノーマルなBasicでもKスタジアムでの定番タイヤを履いて、
あとはマシンがちゃんと組めていれば少なくとも及第点以上で走ってくれます。

という判で押したようないつものコメントでは芸がないので、
冬のハイコンディション路面で、使い込んだお疲れタイヤを履いたときのセットを詰めてみました。

永くラジっているオッサンは、よくこう言います。

普通に組むだけで・・

ちゃんと組めば・・

その「普通」や「ちゃんと」ってなんだよ?って話なわけです。
例えば今いきなりハチイチを普通に組め!
と言われたら、作ったことの無いオイラには何がフツーか分からないのです。
ヘリをちゃんと組め!と言われたらもう完全お手上げです。

という反省を踏まえまして、せめてささやかながら、肝心なポイントに色付けしてみました^^;
そこが肝になるところですよ~って感じです。

逆に、例えばフロントアクスルなんて、トレールでもインラインでも実は構わない。
シャシースリットだって全カットじゃなくてもいい。
違いは出るけど、そういうところが原因で「全く走らねぇ~」とはならないんですね。

さてOF-01 Basicでの冬路面・古タイヤ走行ですが、
ヘタったタイヤ独特のナーバスな動きを完全に押さえ込むことはできませんでした。
1号機に投入したアジャスタブルアッパーのテストでキャスター角やキャンバー角を
もっと起こせたら楽になるのは分かっているのですが、ここは目を瞑るしかありませんね。

そんな中でもフロントスプリングを一段固くしてミディアムに替えてみたのは思ったより効果的でした。
古タイヤに加えてF104ノーマルアームの剛性不足からステアのヨタリが出ていたのですが、
それが抑えられてラインをトレースしやすくなり、むしろ安定してよく曲がるようになります。
各部をガッチリ固めている1号機でのテストだと固いバネはアンダーになるだけでしたが、
試してみるものですね。

あとは樹脂モーターマウントの限界で、
Sweepのタイヤ径だとリヤの車高が6mmまでしか落ちません。
ハイコンディション路面ではここを落としたいところですが、
そんな場合はオプションのアルミにアップグレードとなりますね。

てなことをやりながらも、
並行してOlderFのコンセプトを維持しながらの基本性能向上案も計画中なのでお楽しみに~!

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世界チャンプ原篤志によるOF-01テストドライブ

2023年01月12日 | ’23 OlderF

もう去年の話になっちゃうんですねぇ・・
チャンプ原が来福したときに、セッティングの仕上がり具合を評価してもらった動画です。
タイトなスケジュールの中、ご協力に感謝!

ということで、シンプルマシンOF-01についてはもちろん、
チャンプの走りに興味のある方のために撮影しておいたのでぜひ御覧くださいm(_ _)m

ドライバー:Atsushi Hara RC Pro Driver
テストコース:Kスタジアム
テストカー:OlderF OF-01(ナロー/ゴムタイヤ仕様)

さすがは世界チャンプ!
いきなりっつーか、いやそれにしてもあっさりと走りこなしちゃうんですね(゚口゚;)//
ぶっつけ本番の一発撮りでしたが、10周ほどで終わりにしました。
もうそれで十分な素材が撮れちゃったんです。

そして、
これほどの高い安定性で走れるのだったら、
今こそ以前から温めていたマル秘企画が実践出来るのでは!?
とトライしてみたのが先日ご紹介した二人羽織RCだったんですね。

それも10周くらいで期待以上のネタが撮れたので終了。
つまり、チャンプ自身は1パックすらもドライブしていないんです。
なのにNGも出さず軽々とこのクオリティを発揮してくれちゃうんですなぁ。

なお動画内にあるパイロン突き上げ対策については、以下の過去記事をご参照ください。
ちょっとしたことですがかなり戦闘力が上がりますよ。

【OF-01】低重心化作戦②【冬路面対策】
【パイロン対策】F1フロントウイング編

その他にもチャンプ原による走りの極意なるものがこれらの動画内に凝縮されているので、
そのへんもまた追ってご紹介しますね~。

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【OF-01】再始動、再チェック

2023年01月05日 | ’23 OlderF

昨年11月あたまのナイトレース以来、競技仕様のOF-01はお休みしていたので、
年明けの走り初めが2ヶ月ぶりの走行となりました。

ブランクがあっても1パック目からすんなりと好走してくれるのがありがたいですね。
相変わらず不思議なのですが、これがFRP素材の恩恵なのでしょう。

しかしいつも同じこと言ってばかりじゃ芸がないので、
ちょっとイタズラ企画を実行してみます。

バーストしたりホイールが壊れたりで余っていく残りの中古タイヤ。
ちょうどKスタジアムの展示車用に再利用しているのですが、
この寄せ集めタイヤを付けたらどれくらい走れるのかやってみました。
前後左右で、使った時期も減り具合もバラバラなんて、4駆でもいい予感しませんよね。

しかし、
これがまた何事もなかったかのように走っちゃうんです。
ラバーやインナーがヘタっているのでコーナーの転がりは悪いのですが、
このSweepタイヤは最後までグリップ力が落ちないタイプなので、
ベストラップだけで言ったら新品タイヤと同じくらい速い。
OF-01はコンディションへの適応力がちょ~ワイドレンジなんですね。

さて冬本番。
劇的に路面コンディションが上がるので、昨シーズンやってみた低重心対策を施し再確認。
これも以前と同じ感触で走れることを確認します。

あえて一つ課題を挙げると、メカプレートとシャシーのクリアランスが狭くなるぶん
パイロン乗り上げ時の突き上げが若干気になるところ。
干渉部分をカットしてロールストロークを稼いではいますが、
通常クリアランス時の走破性と比べると、やはりなんだか気になる感じ。

ということで、ここは別角度からのアプローチを検討中なので
いいテスト結果が得られたらまたご報告しますね~。

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