季節ごとに比較・確認のため、Basic仕様も走らせています。
これはKスタジアムの展示車2号機で、普段はショーケースの中。
ほぼストック状態のOF-01ナロー仕様例を見たい場合はこちらをご参照くださいね~。
しかし単なるお飾りではなく、ちゃんとレース参戦できるレベルに仕上がっているのであります。
ほぼノーマルなBasicでもKスタジアムでの定番タイヤを履いて、
あとはマシンがちゃんと組めていれば少なくとも及第点以上で走ってくれます。
という判で押したようないつものコメントでは芸がないので、
冬のハイコンディション路面で、使い込んだお疲れタイヤを履いたときのセットを詰めてみました。
永くラジっているオッサンは、よくこう言います。
普通に組むだけで・・
ちゃんと組めば・・
その「普通」や「ちゃんと」ってなんだよ?って話なわけです。
例えば今いきなりハチイチを普通に組め!
と言われたら、作ったことの無いオイラには何がフツーか分からないのです。
ヘリをちゃんと組め!と言われたらもう完全お手上げです。
という反省を踏まえまして、せめてささやかながら、肝心なポイントに色付けしてみました^^;
そこが肝になるところですよ~って感じです。
逆に、例えばフロントアクスルなんて、トレールでもインラインでも実は構わない。
シャシースリットだって全カットじゃなくてもいい。
違いは出るけど、そういうところが原因で「全く走らねぇ~」とはならないんですね。
さてOF-01 Basicでの冬路面・古タイヤ走行ですが、
ヘタったタイヤ独特のナーバスな動きを完全に押さえ込むことはできませんでした。
1号機に投入したアジャスタブルアッパーのテストでキャスター角やキャンバー角を
もっと起こせたら楽になるのは分かっているのですが、ここは目を瞑るしかありませんね。
そんな中でもフロントスプリングを一段固くしてミディアムに替えてみたのは思ったより効果的でした。
古タイヤに加えてF104ノーマルアームの剛性不足からステアのヨタリが出ていたのですが、
それが抑えられてラインをトレースしやすくなり、むしろ安定してよく曲がるようになります。
各部をガッチリ固めている1号機でのテストだと固いバネはアンダーになるだけでしたが、
試してみるものですね。
あとは樹脂モーターマウントの限界で、
Sweepのタイヤ径だとリヤの車高が6mmまでしか落ちません。
ハイコンディション路面ではここを落としたいところですが、
そんな場合はオプションのアルミにアップグレードとなりますね。
てなことをやりながらも、
並行してOlderFのコンセプトを維持しながらの基本性能向上案も計画中なのでお楽しみに~!