マルよトレイル

俺の前に道は無い 通った跡にペンペン草

熊本地震から8年

2024年04月14日 | 防災

毎日新聞2024/4/14
熊本地震どんな災害? 震度7連発、18万人超避難 前震から8年

 

いろんな数字が書いてあり、この8年をぎゅっと振返られる分かりやすい記事でした。
ただ当然今日に限ったことではなく、
今の日本、いつでもどこでも高い防災意識で過ごしましょうねって話ですよね。

そもそも当時にはまだ動かなかった断層が残っているのでまた来るかもの危機感で過ごしているし、
南海トラフがMAXで揺れたら熊本でも最大で震度6弱が予想されていたりなど、
今後もなかなかに油断ならないのであります。

 

シンボルである天守閣は見学できるまでに復旧が進みましたが、全体的には先が遠いんですね。
公式HPでは復旧工事の進捗がMAPと現地画像で見られるようになってますよ。

 

と、暗い話ばかりじゃ気が滅入ってまうので前向きな話題もお一つ。
熊本出身の尾田栄一郎氏と県が連携したONE PIECE 熊本復興プロジェクトでは、
そのシンボルとして各市町村に10体のキャラクター像が建てられています。
観光地を巡りながら麦わらの一味にも会えるんですね。

とのレーシングサーキットに行くならゾロ、ナミ、ロビンが近かったり。
映えポイントがお望みなら宇土市のジンベエなどいかがでしょう。
インスタでちょ~有名になった熊本の新スポット長部田海床路と同じ場所にありますよ~!

 

ちなみにトップの画像では、
この動画で演じられている熊本城おもてなし武将隊の加藤清正公にご協力いただきました。
天守閣前広場で観光案内されていたり、城彩苑のステージで公演されてますので
いつでも会えますよ~!

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モバイルソーラーパネルでラジコンバッテリーを充電してみる

2024年02月16日 | 防災


30Wクラスのソーラーパネルでラジコンバッテリーが充電できるのか、
実験してみたお話しです。

 

 

いざという時にスマホ充電ができるサイズのソーラーパネルを持っているのですが、
出力口の一つであるUSB-Cの公称値はPD20W。
これなら6.6VのLiFeバッテリーに2~3Aの電流を掛けても落ちずにチャージできるんじゃね?
ということでUSB-C端子を直差しできる充電器を用意。
雲の邪魔が入ると途中で落ちるかもなので、超快晴の日を選んで正午から実験開始。
連続2本を無事満充電することができました。

だから何なの?って先はあまり考えていませんでしたが、
まあ単純にポータブル電源無しでも野良RCができるのかなと。
電源の無いパーキングや公共サーキット、はたまたキャンプRCなども視野に入るでしょうか。
もちろん太陽光が無ければ電力は取り出せませんが、
ラジるのはおおよそ晴れの日だと思うのでそこそこ現実的かなと。

さらには「ペロブスカイト」なる次世代型太陽電池も耳にするようになってきました。
日本発の革新技術で実用化も目前なんていうニュースもちらほら。
そうなると、こういった遊び方が当たり前になる日も来るんじゃないかと今からワクワクしています。

使用した製品>BigBlue Solarpowa30 30Wソーラーパネル
【3WAY出力】
USB-A(QC3.0急速充電機能)
USB-C(20W PD急速充電)
DC出力ポート(18.2V/1.6A、最大30W)
【サイズ】
折り畳み時:約357×225×42.9mm
展開時:約668×357×22.8mm
重量:1080g

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ポータブル電源の実用度

2024年01月03日 | 防災


「ポタ電のススメ」みたいな記事を連投しましたが、
高価な割には災害でいざというとき役立つ可能性は期待するほど高くないような気もします。
普段持ち歩けるわけじゃないし、電力を使い切ったら漬物石状態だし、充電忘れてたらアウトだし。
外ラジなどアウトドア用途もあれば「まあ買っとくか」と踏ん切りも付くのですが。

実践的に考えると常に携帯できるモバイルバッテリーやヘッドランプなどのほうが確実ですよね。
ポタ電の値段を考えたらこれらを何個もそろえられます。
停電したときにいちいちポタ電を抱えてうろうろできませんからね。
人数がいて個々に明かりが必要ならなおさらです。


今時のLEDライトは単三電池一本仕様でも十分明るいので実用的です。
また考えて設定されているのでしょうけど、Lowモードならエネループでも平気で一晩点いています。
常夜灯でイケるわけですね。
単三なら家中探せば何本かは出てくるので、ポタ電より長く明かりを灯せるかもですね。

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ポータブル電源の選び方

2024年01月02日 | 防災


もし自分が今ポタ電を買うとして、RC用途だけでなく防災的観点も考慮するのなら
以下のようなポイントに重点を置いてチョイスすると思います。

◆充電方法
今は1~2時間でのフルチャージ可能なモデルが増えています。
以前のちょ~デカいACアダプタでしかも一晩掛かるようなモデルは今後姿を消していくのかと。
また家庭での100v充電はもちろん、車のシガーソケットによる走行充電やソーラーパネル充電、
そしてUSB-C充電など方法が多いほど使いやすくなります。


◆純正弦波出力
あらゆる家電をいつも通り使いたい、壊したくないのならこれは必須。
そうでないモデルだと電気毛布や扇風機・サーキュレーターなどは使えない場合があります。
ちなみに手持ちの正弦波では無いモデルでは本当に扇風機もサーキュレーターも作動しませんでした。
しかも壊れそうな変な音が出るので試しすらやめたほうがいいです。

◆リン酸鉄リチウムイオン電池搭載
長寿命・安全性を謳う今最もホットなトレンドですね。昨年から一気に広まりました。
急速な技術革新を遂げるポタ電業界なので明日どうなるか分かりませんが今ならこれでしょうね。

◆有名ブランド品
いろんな要件を満たす製品となると、結局はその筋でのトップブランド品しか選択の余地がなくなります。
BLUETTI(ブルーティ)
Anker(アンカー)
Jackery(ジャクリ)
EcoFlow(エコフロー)
あたりになるんでしょうね。
安全保護回路の技術や保証期間、アフターサポートなどの安心感もありますが、
大手ブランドでは廃棄処分時に引き取ってくれたりします。
通常の充電池やモバイルバッテリーと違って、ポタ電廃棄を自治体は受けない場合がほとんど。
その辺に捨てられるものではないからそういうところもいざというときに助かるのです。

さてさて他にも、
液晶表示見やすさ、LEDライト内蔵、UPSやパススルー充電対応、スマホアプリ対応などありますが、
結局大手のトップモデルはその辺もおおよそ満たしてくれます。

取り急ぎのご紹介ではありましたがご参考になれば幸いでございます。

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ポータブル電源で暖を取る方法

2024年01月01日 | 防災


RCバッテリーの充電だと1日満喫できるのですが、
もし暖房器具で暖まろうとすると大きく事情が変わります。

◆ボータブル電源>定格出力600w、容量360Wh、重量約5kg
◆暖房器具>300wセラミックファンヒーター

上記組み合わせで1時間ほどしか持たないんですね。
しかも300wくらいで部屋を暖めることなんて到底無理で、
ワンボックス軽の車内で外気温0℃くらいまでだったらなんとか耐えられるかなと。
アイドリングストップ状態で昼休みを過ごせる程度で、避難生活は無理ですね。

容量360Whなら300wの器具でもうちょい持つんじゃないの?と思うかもですが、
ポタ電って実際には公称値の85~90%くらいしか使えません。
ご存じの通り充電バッテリーを空にしたら激痛むしそのまま放置は超危険!
なので安全装置で事前にカットされるのだそうです。
しかもいざというときに満充電されていればの話ですしね。

ミドルサイズなポタ電で長時間過ごせる現実的なラインとすれば電気毛布ですね。
消費電力は40~50wくらいですから6時間ほど頑張れる。
ダウンジャケット着て毛布にくるまれば仮眠くらいはできるでしょう。

ともあれあると便利なポタ電ですが、選択を誤るといざというとき使えないこともあります。
これだけは押さえておきたい要点の話はまた次回に。

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