マルよトレイル

俺の前に道は無い 通った跡にペンペン草

「ヨクマガ~ル」ようになるパーツ!?

2020年09月14日 | 2020RCレース


そんな名称でもいいんじゃないかというくらいステアリングに効くパーツをご紹介します。
といっても本来の目的は、ホイールの強化パーツなんですけどね。

ヒロファクトリー  3Dプリンタ製ベアリングサポートリング

SweepのF1フロントゴムタイヤのホイールは、ベアリングハウジングの肉厚がとても薄く、
クラッシュなどのダメージが重なると亀裂が生じてきます。
最悪はズボッと割れて使い物にならなくなる場合も。


そこを補強するパーツで、色や厚さのバリエーションがあるようですね。
パチンとはめ込むだけでとりあえず走れます。
接着したほうが確実ですが、使い回せなくなるだけでなく、当然外せなくなります。

オイラは現在接着せずに付けたり外したりのテストを繰り返していますが、
間違いなくいえるのは、ステアリングの反応まで変わるということです。

一般的にホイールの硬さを変えたりリブをカットすることでトラクションをコントロール
するセッティング方法がありますが、それと同じ効果があるのだと思います。

この場合はホイールの剛性が上がるので、Kスタのハイグリップでフラットな路面では
よりリニアに曲がるようになります。逃げがなくなる感じ。
(低ミューやバンピーなコースだと逆になると思うのでご注意を!)

その好レスポンスがいいことばかりではなく、路面が上がって「前勝ち」になったとき
不用意にザク切りするとリアがブレイクします。
オイラは旋回軸が前に寄ったマシンは5分間ドライブできないので
なんとかリアを粘らせるセットに持っていけないものかと試行錯誤中なのです。

そこでどうしてもバランスが取れずにレースになっちゃったら
ベストラップの予選は奇跡の1周狙いでいいかもだけど
決勝は仕方なくリングを外すかもな~、なんて考え中なのです。

曲がる方向にイジれないマシンには特効薬かもですね。


さてそれ以前に重要なことがあるのでご報告。
車種によっては画像の部分でロアアームが干渉するので注意が必要です。

厚みがあるヘビータイプは、アソシF6の場合ロアアームをかなり削る必要がありました。
(タミヤみたいな構造ならそのままいけるのかも?)
リングの方もわずかに削りなんとかクリアランスを確保しましたが
リューターがないと厳しい作業ですし、ロアアームを削りたくない人には向きません。
またスリムタイプは試していないので、無加工で装着可能か不明なので悪しからず^^;

それともう一つ。
当製品は3Dプリンタによる造形品なのですが、積層ラインに沿ってポリっと
折れやすい部分があるので、そういう素材だという覚悟が必要です。

などなど、HPにも説明や注意書きがあるので読んでくださいね~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハイサイド対策のテスト中

2020年09月12日 | 2020RCレース


インドアで空調完備のカーペットコースなんて、
昭和のオッサンラジキチからすると天国みたいな環境なんでありますが、
その一方で路面が上がりすぎるとハイサイドという厄介な敵と戦うことになります。
セッティングだけでタイムを落とさず完全に解消するのはおそらく無理なので、
物理的に対処します。

定番としては、フロントタイヤのショルダーをグルーコート(瞬着を薄く塗る)
してしまう方法がありますが、一度塗ってしまうと後戻りできないという欠点があります。
例えばキャンバーやキャスター角、はたまたダンパーセットを変えると、
タイヤの傾きやマシンのロール量でコーティングの効き位置も変化してしまいます。
最悪の場合は、ただの曲がらないタイヤになっちゃたり。
(逆にいうと肩の部分ってそれくらい重要!)
また厚塗りになったりサイドウォールにまでかかると硬くなってグリップが落ちてしまいます。

その他、レギュレーションで禁止されているレースだと使用できませんので
慎重に行わなければなりません。

そこで簡単に試せるのがビニールテープを貼るコーティング。(カーペット路面限定)
通常のビニテは0.2mm厚ですが、ここでは0.1mm厚の薄いタイプを使います。
(DIYで普通に入手可)
Rの付いたショルダー部という3D的な形状に貼り付けるので、
薄くないとシワができてしっくりなじまないのです。
ちょい難しそうですが、慣れればボディ塗装やハンダ付けより簡単です。

テープの幅を4分割に切ったら丁度いいくらいの幅(約3~4mm)になるので
タイヤの外周より長め(最後に持つところが無くならないように)に切って
ショルダーに引っ張り気味で貼ります。
1周巻いたらなるべく重なり代は少なめにカットするのがコツ。
多めに巻くほどショルダーが硬くなってグリップが落ちたりハネます。

アンダーにならずにハイサイドしなくなるオイシイ位置があるのですが
前述の通りセッティングやマシン、タイヤの形状によって変化するので
各自探してください。

例えばF1のフロントでSweepのスリックタイヤV5(F1FV5S-MPG)なら
上の画像的なイメージになります。
シャーシセットはキャンバー1.5度、キャスター9度の時です。

位置が分かれば瞬着コートしちゃいましょう。

■注意点
・ビニテがきっちり貼り付くタイヤと全く着かないタイヤがあります。
F1用SweepV5のように何パックでも何日でも剥がれないタイヤもあれば
着かないタイヤはどんなにクリーナーで下処理してもツルンと剥がれてしまいます。
その場合は諦めましょう。
レース中に剥がれて落としたら他への大迷惑となりますので。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

K-stadium指定グリップ剤の変更について

2020年09月10日 | 2020RCレース


Kスタ2階のカーペットサーキットでは使用できるグリップ剤に指定がありますが、
このたび内容が変更になりましたね。
詳しくはこちら→Kスタホームページ「グリップ剤変更案内」(PDF)

新しくKスタ専用に開発されたブルーグリップが仲間入りです。
それに伴いファニーグリップは9月20日(日)の定例レース後から使用不可となります。
TC-2+は今後も使用可です


ブルーグリップの販売はすでに開始されており使用可です。
走行後のタイヤ表面の汚れ付着が緩和されるようでありがたいですね。
一般供給されていたサンプル品からすでに多くの方が使用されているので
路面の馴染みもバッチリでグイッと食います。


Kスタ専用品ということで量り売りも始まりましたね。
ボトルが空になったらそれを持ってレジへGo!
その場でぶちゅ~っと補充してくれます。
ちなみに液体は薄っすら青いので他と区別できます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TB-AK12 セッティングデータ

2020年09月03日 | 2020RCレース


今頃ではありますが^^;
さすがボンバー、まるでホームのようにWタイトル持っていきましたな!
しっかりとKスタのセッティングシートも出してくれていたんですね。
まだの方はどぞ!

Team★Bomber AK12セッティングシート

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お客さんもTC-01シェイクダウン

2020年08月30日 | 2020RCレース


Kスタジアムの改装工事も無事終了しましたね。
2Fサーキットでは早速TC-01をゲットしたAさんがシェイクダウンしていたのでパチリ。
タミチャレ仕様で精力的に走り込んでいたので、次の定例デビュー1号車かも!?
で、ここからちょい撮影の話になるのでラジキチさんは読み飛ばしてくださいw

さて動き物は完全に諦める覚悟で撮影システムをエントリーミラーレスに変えたのですが
それでもまったく撮れないわけでもなかろうと試してみました。

窓の面積が大きくて照明もバッチリのKスタ、走る分には十分明るいのですが
カメラにとってインドアはやはり厳しいんですよね。
今は高感度機能が激進化しているので普通のスナップなら問題ないのですが
RCカーの走り(流し)は太陽光でも難易度がめちゃ上がります。

そういうときのインチキ撮影方法はものすごくシンプルで、ゆっくり走ってもらうんですな!
しかしゆっくり走らせると動きも止まって見えるので
シャッタースピードも遅くしなければならず撮影が簡単になるわけではありません。

楽になるのはピントですね。
フォーカスモードにAIサーボがあるカメラなら動く物体を追ってくれるのですが
これがエントリーモデルだと追従性が低くしかも激遅。
それをカバーできるっつーことです。ハイ。

しかし実はもう一つ問題があって、ゆっくり走るとマシンがロールしないんですよね。
「あっ、これインチキだ!」と分かる人にはバレるという・・。
それをカバーする方法として、パイロンに片足引っ掛けてもらうことにしました。
頭文字Dの溝落とし的高等テクニックです。

加えてラジキチならご存知かと思いますが、実車と違ってRCカーってのは
低速でラインをトレースするほうが難しかったりするんですよね。
おまけにシャッターを切る指定場所で決めなきゃならない。
しかしそんなリクエストをさらりとやってのけるAさんの協力によって
比較的簡単に撮影できたのであるました( ̄ー ̄)ニヤリ

撮影データは以下の通りっす。ご参考まで。
CANON EOS Kiss M
EF–M55-200mm F4.5-6.3 IS STM(83mm)
SS優先 1/80秒
F/5.0(オート)
ISO1250(オート)

欲を言えばもっとSS落として流せたかなぁって感じですが、また次回のお楽しみです。

補足ですが、背景にバナーを入れたかったので必然的に超ローアングルになります。
カメラを地面スレスレに構え、上に向けたバリアングルモニタを見下ろしながら撮りました。

EVFでも同じなんですが、タイムラグの発生がミラーレスの弱点で
スポーツ写真では本来致命的です。
しかし試してみるもので、コツを掴めばなんとかなるレベルだったのが嬉しい誤算。
ヤラセ的スロー走行ではありますが、今回は10回位ぐらいで撮れました。
全速ならいいカメラとレンズでも100枚に1枚撮れるかどうかってレベルなので
もうこの際、開き直ったほうが楽ですわなぁ。


さてさて中身も軽くチェック。
デフはすでに硬めてあり戦闘モード。
この日はタイヤとスプリングのバリエーションで当たりを探っていました。

やはりステアリングの切れ味とシャフト的なスロットルレスポンスの良さは
TC-01ならではですね。
ド・ノーマルで試走したOGT作のお店サンプルとそういう部分のテイストは変わりませんから
素性の良さが伺えます。
レースが楽しみですなっ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする