マルよトレイル

俺の前に道は無い 通った跡にペンペン草

世界チャンプのライン取り Part2

2023年02月28日 | ’23 OlderF

F1プレシーズンテストも終わり、みなさんのハートもウォームアップできましたか?
どうもこんにちは、キミ・ライネンコイです。

さて前回のPart1に引き続き、チャンプ原のワールドなライン取りについて語ってみます。
もう一つ衝撃的だったのは、3コーナーの抜け方です。
レイアウトはくの字に曲がっていますが、短い直線と見立てて最短で速く通過したい。

けどですね、

2から立ち上がって3を通過するときにはかなりスピードが出ているので
フェンスに寄せるのが、それはそれは、めっちゃ怖いんです。
なのでオイラ(黄色)はちょいと外目に膨らんで、
万が一にも激突しないマージンを取りながら下ってしまいがち。

一方チャンプ原は、たった数周でベストラインを見切ってしまいます。
2からの出口は膨らませずコンパクトにターンを終えると一気に加速、
ちょい奥目の緑矢印をクリップに全開で直線的に駆け下りてきます。
躊躇や様子見など一切ありません。

ラインを比較すれば明確ですが、なんと言っても走行距離が全く異なるので
ガッツリタイム差となって現れます。
おまけにこの先の4コーナーは奥がタイトなので、
ブレーキングが苦手なオイラはややアウトから進入しようとするのでここでもタイムロスですね。

もっと細かいこというと、
Gが掛かった状態で振り回しているオイラのラインはタイヤに負荷がかかります。
これってグリップ剤の効力は落ちていくし、
そうなると路面カスがタイヤに付きやすくなってさらにグリップ力は低下していきます。
ベストラインの外を通れば尚更ですね。

などなど、
まあ言い出すと切りはありませんが、もしチャンプ原に会う機会があれば
ぜひアドバイスを受けてみてください。
誰でも、今から出来るちょっとしたタイム短縮のコツなどいろんな引き出しを持っています。
それぞれのドライバーに応じて的確なアシストが出来るスキルこそ世界一だと思っています。

 

世界チャンプのライン取りを見られるのはこちら

 

比較用のテケテケおっさんラインが見られるのはこちら

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Atsushi Hara【原篤志】RCカープロドライバーチャンネル

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OF-01リヤグリップ向上作戦

2023年02月21日 | ’23 OlderF

こんちは、フェルナソド・アロソソです。

OlderF OF-01オーナーならどこを加工したか分かりますよね。
リヤグリップを向上させるお手軽ポイントを見つけたのでご報告です。

テストコース>Kスタジアム(インドアカーペット、専用ブルーグリップ剤使用)
マシン仕様>190mm幅ナロー/ゴムタイヤ(前後Sweep)
PU>ブラシレス21.5T(3500回転規制)/ショートリポ


黄色い部分を削り込みました。
標準で10mm幅あるところを、最も細いところは7mmまでカット。
FRPなのでリューターがあればあっという間ですね。
自分なりに強度やルックスを考えてアーチ状にしてみましたが、
この部分のしなやかさが出せればどんな形状でも効果は出ると思います。
1mmくらいの削り込みでも違いは出るので、
試す方はぶっ壊さないように少しずつ様子を見てくださいね~。

リヤ回りの柔軟性がトラクションに大きく影響するのはDDマシンの常識になっていますが、
リヤサス機構の無いOF-01は、特にこういったミクロなしなりすらも
大きなポテンシャルアップに繋がります。
何もいじるところが無いように見えて、地味なセットアップをコツコツ積み重ねると
いつの間にかびっくりするくらい良く走るようになります。

注意点としては、
どこでも削ったり柔軟性が出せればいいというわけではありません。
長い間あちこち試していましたが、これ以外の方法では弊害が出たり、
そもそもグリップは上がらないわスロットルフィールはフガフガと悪くなるわなど
意外と苦戦します。

一方面白かったのは、樹脂でもアルミモーターマウントでもほぼ同じように効果が出ること。
横に強くなりますね。
特にゴムタイヤなら限界を超えてブリッというのが格段に抑えられるので、
走るのが楽しくなります。
また縦方向に悪影響が出ないのもこの加工位置のメリットです。

これから暖かくなる春に向けて屋外でも始動したくなるところですが、
花粉や黄砂で路面状況に悩まされがち。
そういうときこそトラクションアップのテストに打って付けです。
そろそろくたびれた旧シャシーをマイチェン版へ交換するついでにテストしてみてはいかがですか?

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【F1】フロントボディマウント用 M4-M3変換ポスト

2023年02月20日 | ’23 OlderF

F1に便利なフロントボディマウントポストが発売されましたね。
この画像はタミヤF104サスアームへの取り付け例となります。


製品詳細はOlderF情報サイト Side by Sideで御覧くださいね。


変換ポスト自体がM4ナットの役目を果たすので、そのままサスマウントに埋め込んで固定。
その上のM3ネジ部分に通常のボディマウントをねじ込めば完成。
フロント回りがとてもシンプルに収まるシステムですね。

ちなみに采ブランドのS21Aボディだとノーズが低いので、延長ポスト無しでOKでした。
ご参考までに。

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世界チャンプのライン取り Part1

2023年02月06日 | ’23 OlderF

チャンプ原の走行ラインを見たときに、

「ああ~こう走るんだ・・」

と感銘しました。
自分好みにセッティングしたマシンだし散々走り込んだホームトラックなのに、
これまで最善だと思ってきたラインとは全く違ったのです。
それは、限られたパワーとグリップを最大限に生かした流れるような動きでした。

まずはもっとも違いが顕著だったコーナーパート1です。
YouTubeマルよチャンネルのチャンプ原動画二本立てで比較してもらうと分かりますが、
チャンプ原がパープルライン、オイラが通りたいのはイエローラインです。
インフィールド入り口の複合カーブ①に対するアプローチや考え方が全く違います。

ブレーキで減速するまでの外周はフルスロットルですから、
最高速区間が長いほど当然タイムは縮まります。
ブレーキング後、ステアリングを切っている距離も短いのでさらにタイムは短縮。
加えて原ラインは立ち上がりの角度が緩くなるので早くONにできて次への区間速度も速くなる。
次のコーナーへのアプローチにもゆとりが出るのでおつりも出にくい。
もうこのコーナーだけでもメチャンコ差が出てますよね!

ではそれが分かったところで、しかしオイラには出来ないのです。
このゆる~く切りながらのブレーキングって、絶妙な加減ができないと最悪はスピンしちゃいます。
だってその直前までは全開ですからねぇ・・^^;
そういうおっさん的ポテンシャルの限界もあって、
結局オイラは直線的に進入してきてハンドルを切る前に減速を終えるしかないと(T_T)

ちなみに、二人羽織動画でオイラが直線的なラインで進入してきたときにも、
チャンプ原はとっさに気付いて真っ直ぐブレーキングで対応しています。
「おお~っ!」の連発で感動しているのは、その神がかった臨機応変さに対するものなのです。

つーことで、
全日本や世界を目指している方は、ブレーキテクニックをめっちゃ磨いてね~。

世界チャンプラインを見られるのはこちら
【SUB ENG】世界チャンプ原篤志によるOF-01テストドライブ(ゴムタイヤ・ナロー仕様)

セコセコおっさんラインに神対応する原ブレーキング(1:26)が見られるのはこちら
【SUB ENG】世界チャンプ原 篤志と二人羽織でラジコンF1を操縦してみた

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Atsushi Hara【原篤志】RCカープロドライバーチャンネル

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チャンプ原篤志動画×2本に英語字幕を追加してみました

2023年02月03日 | ’23 OlderF

 

Now available english subtitle on "Maruyo Trail" youtube channel video.

【SUB ENG】世界チャンプ原 篤志と二人羽織でラジコンF1を操縦してみた

【SUB ENG】世界チャンプ原篤志によるOF-01テストドライブ(ゴムタイヤ・ナロー仕様)

 

Atsushi Hara【原篤志】RCカープロドライバーチャンネル

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